三年ぶりにシンガポールを訪れると、街並みの変化に目を見張ります。
あちらこちらに新しいビルができていて、以前植物事務所COCA-Zが展覧会をおこなったエスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイのあたりの景観も一新していました。
来年・再来年にかけては巨大な温室とクールハウスを伴ったエンターテイメント系植物園もオープンするとのこと。
また以前のシンガポールでは街で見ることが出来る生花装飾で、目をひくものがあまりなかったのですが、今回シンガポールを訪れるとルイ・ヴィトンの店舗の生花装飾がとても良い感じです。
後日、
STUDIO MIU ARTの高橋まやさんが開いてくださったバーベキューのウェルカムパーティーに日本人のフローリストが来てくださったので話をしてみると、シンガポールのルイ・ヴィトンの花は彼がやっているとのこと。
なんでも二年前にシンガポールへやって来て店を立ち上げたそうです。
何のツテもなく、英語も十分喋れなかった彼は、片手に作品ファイル、片手に辞書を持って飛び込みでいくつかの高級メゾンに営業を行って仕事を取ったとのこと。
まるで「右手にコーラン、左手に剣」 のようですが(笑)、草食系男子が闊歩する日本を飛び出しただけあって素晴らしい行動力です。
シンガポール出張で様々な人にお会いしたのですが、彼は特に印象に残った一人で大変刺激を受けました。
彼(DAN TAKEDA氏)のフラワーショップ「DAN TAKEDA FLOWER & DESIGN」さんのHPはこちら(音が出ます)