日本で見なれた植物と言えばこちらもそう。
ススキです。
ススキは東アジアに生える植物で、ヨーロッパには自生しません。これはデンマークのコペンハーゲン郊外にあるルイジアナ美術館に行く途中の公園で見かけたもの。
ススキを生垣として植栽しています。
欧米では20世紀の終わりから、庭園にイネ科やカヤツリグサ科の植物 (オーナメンタルグラスと呼ばれます) を植栽することが流行っていて、その流行は今でも続いています。
(昨年、廃線跡地にオーナメンタルグラスなどを使った遊歩道としてオープンし、話題となったニューヨークのハイラインの様子はこちら)
ルイジアナ美術館は庭園と建築が一体となった、気持ちの良い現代美術館。
穏やかな海に面した素晴らしい環境です。
コペンハーゲンからこのような電車に揺られて30分あまりのところにあります。
建物から見る庭の構成もよく考えられていて、植物事務所COCA-Zは美術館周辺も合わせて5時間くらい滞在してしまいました。美術館に併設するレストランの食事も美味しいのです。(物価の高い北欧値段ですが・悲)
ミュージアムショップで本を見ていると、見たことのある建物が。
イギリスのウォールペーパー誌が編集するガイドブックの京都版。
植物事務所COCA-Zも
ランドスケープデザインと植栽施工でお手伝いしたホテル、SETRE(セトレ)が載っていました。