ここ数日はずっと事務所に缶詰。
週末には、またパソコンの調子が悪く、「もうこのメーカーは買わない!」 と一人怒っていたのですが、気分転換にツイッターを覗いていたら、こんなサイトが取り上げられていました。
フィンランドの図書館建築を紹介するサイトです。
フィンランドは冬が長いせいでしょう、図書館がとてもいい感じに造られています。
写真は、北欧出張時に二週間半ほど滞在した北極圏近くの町、ロヴァニエミの図書館。
フィンランドでは、いくつかの図書館を巡りましたが、本の虫・植物事務所COCA-Zは、この図書館が一番うらやましく感じました。自分の住む街にほしい!!!笑
天窓が取り付けられてあって、明るい日差しが間接光で入ってきます。
読書スペースは半地下空間。
これは設計者のアルヴァ・アアルトが、その他の図書館でもよく使っている手法。
本に囲まれるなんて至福の時です。笑
棚におさめられている本はこんな北欧デザイン。
日本と違ってカバーは外されているので、シンプルで素敵。
しかし、さきほどの図書館紹介サイトには二番目に良かったセイナヨキの図書館が載っていません。
これがセイナヨキの図書館。ロヴァニエミとくらべて小ぶりで、個人の書斎のような雰囲気。
この図書館は休館日をちゃんと調べて行ったにも関わらず、臨時休館で落ち込んでいたのですが、館内掃除のためにやってきた職員の方を発見して日本からこれを見るために来た(苦笑)と交渉し、なんとか30分だけ見せてもらうことが出来ました。
この図書館の外には市庁舎や教会があるのですが、どれもアアルトの設計によるもの。
付近にはこんな植栽が。
ノリウツギとリグラリアです。
ノリウツギは関西地方でも育ちますが、リグラリアは暑さに弱く、こんな舗装に面した植栽地では、なかなかここまで立派に育ちません。
ノリウツギも、この品種は日本で見たことがなかったもの。アップにするとこんな感じ。
超オトメな色彩です。笑