今日は大学での授業の日。
内容を急遽変更して、京都の庭の見学に連れて行くことにしました。
時間の関係から、比較的大学から近い大徳寺の大仙院と高桐院に出掛け、石で出来た空間と、植物で構成された空間を対比させて見せることに。
高桐院には加藤清正が朝鮮から略奪した王城の礎石を利用して作った蹲 (つくばい) があります。
生徒の中には韓国からの留学生もいたので高桐院に行くことを一時ためらったのですが、結局現場でそのまま事実を説明することにしました。
大徳寺のこの二つの庭は外国人をはじめ、京都案内の際によく利用する場所ですが、新しいメンバーで行くたびに様々なことを考えます。
写真は大仙院のアプローチの石畳。丁度、時雨があって石の色が鮮やかです。