霜の降りる寒い朝。現場に向かう前のひとこま。
ニホンズイセン(Narcissus tazetta var. chinensis)が朝日に浮かび上がります。
植物事務所COCA-Zにとって、ニホンズイセンの香りは、
11月のビワの花の香りに続く12月の香り。
このスイセンを植えている植木鉢は、20年近く前の芸大生時代、陶器コースの陶器専用ゴミ捨て場で発見した器を、穴を開け加工して植木鉢に転用したものです。
当時はまだ大型の鉢があまり流通してなかったので、よくゴミ捨て場でお宝発掘をしていました・苦笑。
その頃からずっと、一度も植え替えをしていませんが、毎年綺麗に花を咲かせてくれるお気に入りの一鉢です。スイセン自体は小学生の頃、祖母から買ってもらったものなので、かれこれ30年の付き合いです。