昨年秋に見学した京都府立植物園の
「苔こけコケ展2013」 で、小さな透明密閉容器にコケを入れて栽培している人の話を聞いて、
「この方法、何かに使えそう!」
と思っていたら、すでに凄く洗練された形で作品を作っている人を発見しました。
ガラスの密閉容器と照明器具がセットになったもの。
大阪・三越伊勢丹で行われている
Re:planter exhibition『宇宙』 という展覧会です。
村瀬貴昭さんという方が考え出した 「SpaceColony」 というシリーズだそう。
つり下げるタイプだけでなく、机の上に置くタイプも。
凄く面白いので、是非作家本人が居る日に行かねば、とオープニングイベントの日に行ったら、人が多すぎて会場の隅っこにしか入れない・・・涙。
会場が近いので別の日に行って、やっと御本人とお話しできたのですが、他にもお客さんがいるのを考えると、ずっと引き留めておくことも出来ません。
インタビュー不足で欲求が満たされなかったので(苦笑)、帰ってから
村瀬貴昭さんのホームページ などを見ていると、以前、植物事務所COCA-Zがお手伝いした植物の本に 「緑のある飲食店」 として載っていた店の店主の様子。(追記:その後、御本人から伺うと店主ではないそうです)
確かにこのお店の庭は気になったので、本が出版されてからすぐ訪ねたのですが、当時は夕方以降の営業しかやっておらず、アルコールを飲まない植物事務所COCA-Zは行くのを断念していたのでした。
(現在は週末のみお昼もやっているようです)
会場で見ていると、
「この組み合わせで本当に育つのかな?」
と植物事務所COCA-Zが疑問に思うようなものもあったので質問してみると、ちゃんとテストをしてらっしゃるとのこと。
確かにホームページを見てみると、アクアリウム (水槽に水草を植えたもの) タイプの納品は注文を受けてから納品まで半年かかる、と書かれてあります。
おそらくちゃんと内部の環境が安定するまで育ててから納品するのでしょう。
商業施設など見ていると、
「こんなところに植物を置いて、植物の使い捨てだ・・・。」
と悲しくなる事例などをよく見るので、植物を大事に扱う姿勢がとても良いなぁ、と共感を覚えました。
展覧会は 2月5日(水)~2月18日(火) まで。
詳細は
こちら をご覧ください。