先日、大学の授業で構内を歩いていたら、漆工科の前にウルシ (Toxicodendron vernicifluum) が植えられているのを発見。
良く見ると植えた生徒の名前?それとも木のニックネーム?の札が付いています。
「あいちゃん」
「でんでんくん」
漆工科だけあって、札が漆塗り。贅沢!
日本で作られる漆器のほとんどは中国産の漆を使っていると、漆芸家の友人が話すのを聞いてビックリしたことがあります。
塗料の漆を作る国内産業は絶滅に近いと聞きますから、その産業の大変さや、漆を収穫出来るまでの長い時間を体験させるのが目的なのでしょう。
とても良い授業だと思いました。