暑い。。。
早く夏が終わらないかなぁ。だいぶ日暮れは早くなってきましたが、暑さまだまだ続きそう。。。
暑すぎる日本の夏にはもうウンザリ・・・
せめて涼しそうな花の写真を。
2014年の京都府立植物園の朝顔展。明治期に考案された京都の伝統的な朝顔の仕立て方、「数咲きづくり」 の朝顔が見事です。
一番上の棚に並ぶのは、同じく明治期に大阪で発案された 「行燈(あんどん)づくり」。
現在では小学生の理科の授業で取り上げられて、全国的に有名な仕立て方になりました。(本来の行燈づくりは蔓の巻き方とか、使用する植木鉢、花を咲かせる位置まで決まっている厳格なもので、小学生にはちょっと難しい。)
こちらは江戸時代から続く変化朝顔。
涼しげな葉模様です。
品種名はとてつもなく長い。。。ギネスに申請できそう。
一年草で冬には枯れてしまう朝顔。
複雑な品種になると、数十~数百分の一の確率でしかタネが出来ないので、維持して後世に伝えるのは大変な努力が必要です。
こちらはおそらく変化朝顔の芸(変化)が抜けてしまった株ですが、江戸時代の一般的な朝顔はこんな姿だったのでしょう。
メトロポリタン美術館にある鈴木其一の 『朝顔図屏風』 を想い出します。