そろそろイベントの用意をしなければ、とアフリカ出張の写真探し。
色々考えずに簡単に引き受けて、自分の首を絞めるタイプです・汗
ケープタウンにある世界的に有名な植物園 カーステンボッシュ植物園。
そこで一番驚いたのは、日本で 「ストレリチア・ノンリーフ」 という名前で、観葉植物として高値で売買されている ストレリチア・ユンケア (Strelizia juncea) が、園芸品種でなく野生種で(不勉強・恥)、園芸採取によって絶滅しかかっているということでした。
日本では大きくても尺鉢か、尺二の鉢に植わっている程度の大きさですが、これだけ群植すると凄い迫力。
蕾もシャープでカッコイイ!
ユンケアの種子など初めて見ました。
流石に原産地のストレリチア(極楽鳥花 / ゴクラクチョウカ) はイキイキとしていて、こんな園芸品種も地植えされていました。
ストレリチア・レギネ (Strelizia reginae) の黄花品種、‘マンデラズゴールド’ (‘Mandela's Gold’)。
アパルトヘイトを撤廃へと導いた故ネルソン・マンデラ氏に因んだ命名で、彫像の周りだけでなく園内のあちらこちらに植えられていました。
ネルソン・マンデラ氏は今でも大変人気があるようで、植物園へ向かうバスの中では、マンデラ氏の
「人生では失敗しない事が重要なのではない。失敗した時にどのように立ちあがるのかが重要なのだ。」
という言葉が紹介されていて(英語だけでなく、日本語を含め八ヶ国語の案内放送がある)、植物事務所COCA-Zもその言葉を聞いて、流石に良い事言うなぁと感心しきりでした。