仕入れ先に行く途中、30分だけ余裕があったので、ちょと寄り道。(いずれも木津川市にて2017年4月10日に撮影)
モクレン ‘アレクサンドリア’ 昔はもっと花が大きかったそうですが、花数が増えて小ぶりになったとのこと。
でもそれがチューリップくらいの程よい大きさで、大変に美しい!
春色!
これはフジザクラだそうですが、正確にはどういう品種なんでしょうか?
苗を植えて20年ほど経ったものだそう。
ソメイヨシノよりも花色が濃いのですが、花が小ぶりで上品な雰囲気です。
シデコブシ。一昨年にだいぶ枝を整理したそうですが、地際まで枝が横に広がってなかなか日本では見られない樹形。
イギリスの庭園のようです。
どうして日本では公園など広い空間に植えられたモクレンも、へんな具合に枝を切り詰めてしまうのでしょうか?
(上は2014年3月3日撮影、下は剪定されてしまった2017年3月25日撮影・大阪市扇町公園にて)
どれだけ花数が増えただろう、と期待して行ったら、花は数分の一に激減していてガックリ。。。
管理する人はマグノリアの、大きく美しい自然樹形を見たことが無いのかもしれません。
ノビノビと枝を広げるソメイヨシノならイメージ出来るのだと思うのですが、その他の木の、自然樹形の美しさを見たこと無いため、管理する際にイメージ出来ないのかも。。。
公園利用者側の審美眼や、良いと思ったものを普段から良いと口に出す習慣等も必要なのかもしれません。
こちらも木津川市の美しい樹形のモクレン。品種名は不明です。
花弁数の多い花が沢山見られます。
一度根元近くで伐ったあと、複数の芽が育って株立ち状になったようです。
ツバキ ‘バリー・ヌーゼン’。
サルウィンツバキとトウツバキの交配品種だそうで、花色はカンツバキのようなマゼンタなんですが、花は大きく、カンツバキが散り終えた暖かい季節に見るこの花色は、とてもふくよかで贅沢な雰囲気がします。
忙しい日々が続きますが、大変良いものを見せていただきました。