カテゴリ:221-230( 10 )
植物的生活230
b0160123_17427.gif
打ち合わせに向かう電車から見る景色が好きなのですが、最近田んぼの向こうに見える家や集落が、なんとなく洒落た景色に見えてきました。

最近の建築家やデザイナーによる住宅が、ガルバリウム鋼板などで出来ていることが多く、三角屋根の小屋っぽいものが多いせいでしょうか。
デザイナーなどが関与していないと思われる素っ気ない納屋なども、似た素材のためか、似た形のせいか、妙に洒落て可愛らしく見えます。

上の写真は夏に法事のため出かけた四国の車窓風景。

拡大してみるとこんな感じ。
b0160123_184598.gif


奥にはお寺の大きな屋根がチラリと見えるので、にょきにょき生えた木は境内に植えられた杉だと思われます。

風が吹き抜ける田んぼの緑と、三角屋根の小さな集落のコントラストが素敵です。




[PR]
by coca-z | 2011-09-09 00:00 | 221-230
植物的生活229
なんだか夏バテ気味で素早く動けず、仕事がだんだんと溜まってきて焦る今日このごろです。。。

そんな中で水やりに訪れる屋上は気分転換の場所。
b0160123_15122290.gif
撮影用の野菜や実験植栽している様々な植物で混み合っていますが、今年はフヨウの花つきが良く、美しい花色を楽しむことができました。
b0160123_1513466.gif
一般的なフヨウは薄いピンクで優しげな花色ですが、この屋上に植栽しているのはショッキングピンクの艶やかな品種。

品種名は不明ですが、『吉良竜夫著作集1 日本の森林と文化 里山への視点』 新樹社発行 によると戦後まもない頃、大阪の私市 (きさいち) に植物園を作るにあたって立花吉茂氏がジャパニーズハイビスカスを作出する実験を行い、副産物として濃い紅色のフヨウが作出されたとあるので、そのフヨウの末裔なのかもしれません。




b0160123_15174381.gif
写真は先日、屋上で採れた野菜などを使って行われた自然食系料理教室。

ウェブマガジンのために開催されたものでしたが、シンガポールやイギリスから一時帰国している方も参加するなど、大変な盛況ぶりでした。



[PR]
by coca-z | 2011-08-25 00:00 | 221-230
植物的生活228
この夏、またいい本に出会いました。
b0160123_12573817.gif
日本に生育する様々な樹木を、文化面や利用方法を絡めて紹介した図鑑です。

伝えたいことが山のようにあるようで(苦笑)、紙面は文字と写真でびっしり。

「有用樹」 ということにこだわった著者の気持ちが様々な工夫に見てとれます。
b0160123_1321921.gif
それぞれの樹種は用途が一目でわかるようにアイコンがつけられています。

ページ最下部にご注目。
すべてのページには木材にした時の写真が樹種ごとにレイアウトされていて、樹種による木目や色彩の違いを楽しむことができます。

中国の仕事をすることもある植物事務所COCA-Zには和名だけでなく、中国名と学名が表記されているのも嬉しいところ。

先月出版されたばかりの本ですが執筆者代表によると、木材の用途についてまとまった啓蒙書が少ないことを意識して作られた本だとか。

あとがきには 「木材というポテンシャルを秘めた素材に本質を深く理解し ~中略~ 石油資源への過度の依存から脱することに少しでも貢献したい」 とあります。

深いメッセージ性を込め、6年の歳月をかけて作られた本。おすすめです。



『日本有用樹木誌』 伊東隆夫・佐野雄三・安部久・内海泰弘・山口和穂 共著 海青社発行




最近は図鑑も色々装丁デザインに凝っていて、植物事務所COCA-Zが気に入っているのはこちら。
b0160123_13183990.gif

『山渓ハンディ図鑑9 日本のカエル+オオサンショウ類』 写真・松橋利光 解説・奥山風太郎 山と渓谷社出版 です。

9年ほど前に購入した図鑑ですが、写真やレイアウトデザインも素晴らしい本。

ページ数の上にある小さなカエルのマークはパラパラ漫画になっていて、ページをめくるとカエルが飛び跳ねるというユーモラスな趣向が楽しい図鑑です。



[PR]
by coca-z | 2011-08-19 00:00 | 221-230
植物的生活227
先日、現場の帰り道、コンビニに寄ってアイスクリーム(正確にはラクトアイス)を食べながら何気なくパッケージを見ていると、原材料に 「パームオイル(ヤシの実から採集する油)」 とあって驚きました。

スナック菓子やインスタントラーメンの揚げ油に沢山使われているのは知っていて、できるだけ避けるようにしていたのですが、こんなところにも。。。
b0160123_11134524.gif

写真は以前ボルネオでみたパームオイルの採集の現場。この実を絞って油を作ります。

数年前、ボルネオを訪れた時、何より驚いたのはパームオイルを作るアブラヤシのプランテーションの広さです。

ボルネオと言えば 「密林におおわれたジャングル」 というイメージがありますが、飛行機から見ても原生林は国立公園など、ほんの限られた場所にしかありません。
ジャングルは伐りはらわれて、アブラヤシだけが延々と植えられています。

原生林と違って、単一栽培のプランテーションはほとんどの野生生物の住処にはなりません。

「エコロジカル」 というキャッチフレーズで推奨される原料も本当に 「エコロジカル」 なのかしっかり考えなくてはいけないと思います。




ひとくちにヤシと言っても、南国には沢山の種類があって、
b0160123_11144717.gif

このように葉っぱ一枚が人の背丈の何倍もあるものから、

b0160123_11153169.gif
樹高が人の背丈くらいしかない、こんなものまで、色々です。

この小さなヤシはボルネオのキナバル山 (世界遺産で自然保護区) で見た高山性と思われるヤシ。パッと見は針葉樹のようにも見えます。
近づいてみると幹は棘だらけ。
b0160123_11175265.gif




大きなヤシと言えばこんなものもありました。



[PR]
by coca-z | 2011-08-15 00:00 | 221-230
植物的生活226
b0160123_1131276.gif

屋上、テレビ撮影



[PR]
by coca-z | 2011-08-03 00:00 | 221-230
植物的生活225
日本で見なれた植物と言えばこちらもそう。
b0160123_1474468.gif

ススキです。
ススキは東アジアに生える植物で、ヨーロッパには自生しません。これはデンマークのコペンハーゲン郊外にあるルイジアナ美術館に行く途中の公園で見かけたもの。

ススキを生垣として植栽しています。

欧米では20世紀の終わりから、庭園にイネ科やカヤツリグサ科の植物 (オーナメンタルグラスと呼ばれます) を植栽することが流行っていて、その流行は今でも続いています。
(昨年、廃線跡地にオーナメンタルグラスなどを使った遊歩道としてオープンし、話題となったニューヨークのハイラインの様子はこちら)



ルイジアナ美術館は庭園と建築が一体となった、気持ちの良い現代美術館。
b0160123_14433965.gif

穏やかな海に面した素晴らしい環境です。

コペンハーゲンからこのような電車に揺られて30分あまりのところにあります。
b0160123_141374.gif

建物から見る庭の構成もよく考えられていて、植物事務所COCA-Zは美術館周辺も合わせて5時間くらい滞在してしまいました。美術館に併設するレストランの食事も美味しいのです。(物価の高い北欧値段ですが・悲)

ミュージアムショップで本を見ていると、見たことのある建物が。
b0160123_14145248.gif

イギリスのウォールペーパー誌が編集するガイドブックの京都版。
植物事務所COCA-Zもランドスケープデザインと植栽施工でお手伝いしたホテル、SETRE(セトレ)が載っていました。



[PR]
by coca-z | 2011-07-30 00:00 | 221-230
植物的生活224
b0160123_12274372.gif
北国(中国・大連)の植栽の仕事で、以前訪れたスウェーデンやデンマーク、フィンランドの植物資料を調べていたら、ホオズキの写真が出てきたのでアップ。

日本では 「ほおずき市」 などで夏のイメージですが、欧米では秋の収穫シーズン・ハロウィンのディズプレイとして使われます。

写真はヘルシンキの花屋のショウウィンドウ。
黄色いカボチャやクラブアップル、オレンジ色が引き立つ照明など、飾り方が違うので、日本で見るホオズキとはちょっと違った雰囲気です。



[PR]
by coca-z | 2011-07-27 00:00 | 221-230
植物的生活223

植物事務所COCA-Zの大好物は果物とパン、炊きたての白いお米なのですが、先日庭のリフォームを手伝っていただいた職人さんからポポーという果物を頂きました。

植物事務所COCA-Zが20年近く前から食べてみたいと思い続けていた果物です。
b0160123_16936.gif

日本でも育つ北米原産の果物なのですが、傷みやすく輸送が難しいそうで、店頭では見たことがありません。

凍らせたものを半解凍して食べると美味しいとのことで、冷凍保存したものをいただきました。

見た目はアケビにそっくり。皮をむくと濃い黄色の果肉が現れます。

ひとくち食べてビックリ。想像以上の美味しさです!
舌触りはドリアンやコパラミツ (コパラミツに関してはこちら) に似ていますが、それらの持つ独特のクセはなく、上等のカスタードクリームのよう。凍らせてあるので濃厚なアイスクリームを想わせます。

あまりに美味しかったので、これはどこかで育てなければ・・・と思案中です。笑


ポポーには、まだランドスケープデザイン事務所に勤めていた十数年前、その植栽の是非を巡って社長とやり合ったほろ苦い思い出が。。。

まだ若く、正攻法で攻めることしか知らなかった時代、ポポー植栽案を断念しなくてはならなかったことを思い出します。苦笑




ちなみにポポーを頂いた職人の方に手伝ってもらった庭はこのようになりました。
b0160123_116316.gif
b0160123_1164918.gif

日本庭園のリフォームでしたが、お施主様の意向で果物や山菜など、食べられる植物を沢山取りこんだ庭です。
リフォームのビフォアアフターはまたの機会に紹介できればと思います。



[PR]
by coca-z | 2011-07-23 00:00 | 221-230
植物的生活222
予期せぬ早さの梅雨明け、炎天下の作業で既に夏バテ気味です。。。
b0160123_23562372.gif

そんな中、建築の計画段階からお手伝いさせていただいていた物件が完成しました。


「和」 のテイストで建築と庭を造り、二台分の駐車場を確保したいとのお施主様の御希望。

植物事務所COCA-Zは 「駐車場自体を庭園化する」 ことを提案しました。


駐車場となる場所には黒っぽい砂利を敷き、その中にコンクリート舗装を散らして化粧としています。
アプローチとなる階段を雁行させることで歩行距離を伸ばし、植栽地を潜り抜けて家に入る雰囲気を醸し出す空間としました。

低木や地被は御施主様御自身で植栽されるとのことで、植栽地の土壌改良、ポイントとなる大きな木、面積の広いタマリュウや芝生の植栽のみ、こちらで用意させていただいています。

植物的生活218に次ぐ透水性駐車場第二弾です。

下の絵は打ち合わせ時のイメージスケッチです。(当時忙しすぎて、打ち合わせに行く途中の電車でスケッチしたため、かなりラフなものですが。。。)
当初は木立ちの空間がより明確になるように、階段手前に腰壁を提案していました。
b0160123_18511189.jpg


絵のように緑が育つのが楽しみです。



[PR]
by coca-z | 2011-07-18 00:00 | 221-230
植物的生活221
七夕というのに雨で予定していた現場は中止。

今週は京都のギャラリー「マロニエ」さん4階で行われている、友人の日本画家の展覧会 「第八回 現代日本画の試み展 × 表具師 栗山知浩」 への活けこみや、現場でバタバタです。

庭ではシルバーグリーンの植物たちが雨に打たれています。
b0160123_14264854.gif

暑い季節に霜が降りたような、涼しげな色彩です。

ムラサキキャベツ  Brassica oleracea var. capitata
フェスツカ・グラウカ Festuca glauca
ケントウレア(セントウレア)・ギムノカルパ Centaurea gymnocarpa
レモンタイム Thymus × citriodorus
ツリージャーマンダー Teucrium fruticans
ディコンドラ ‘シルバーフォールズ’  Dichondra 'Silver Falls'
ヤマホロシ ‘バリエガタ’ Solanum jasminoides 'variegata'

などなど



[PR]
by coca-z | 2011-07-07 12:00 | 221-230



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
カテゴリ

全体
1-10
11-20
21-30
31-40
41-50
51-60
61-70
71-80
81-90
91-100
101-110
111-120
121-130
131-140
141-150
151-160
161-170
171-180
181-190
191-200
201-210
211-220
221-230
231-240
241-250
251-260
261-270
271-280
281-290
291-300
301-310
311-320
321-330
331-340
341-350
351-360
361-370
371-380
381-390
391-400
401-410
411-420
421-430
431-440
441-450
451-460
461-470
471-480
481-490
491-500
501-510
511-520
521-530
531-540
541-550
551-560
561-570
571-580
581-590
591-600
601-610
611-620
621-630
631-640
641-650
651-660
661-670
671-680
681-690
691-700
701-710
711-720
721-730
731-740
741-750
751-760
761-770
771-780
781-790
791-800
801-810
811-820
821-830
831-840
841-850
851-860
861-870
未分類
以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 01月
タグ

(537)
(335)
(144)
(139)
(131)
(81)
(65)
(46)
(35)
(34)
(33)
(32)
(24)
(22)
(15)
(15)
(13)
(11)
(9)
(5)

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン

画像一覧