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植物的生活360
暦では雪から雨に変わると言う 「雨水」 を迎えたと言うのに、雪の降る中、現場で作業の日が続きます。(気温はとても低いのですが、仕事中は動き回っているので暑いくらいです!)


仕入途中、いつも車から見て 「綺麗だなぁ」 と思う景色。
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立枯れたススキとセイタカアワダチソウ、ササ、クズの取り合わせですが、まるで自然風の花壇のような組み合わせ。
池田市の堤防沿いの風景です。

(この場所の他にも万博公園の近くに、ススキとチガヤとセイタカアワダチソウの組み合わせでとても綺麗な道路際法面があるのですが、こちらは車の往来が激しく、車を停めて撮影できません。)

おそらく年に1~2回の草刈りで維持されている草地ですが、その手間だけでこのような綺麗な風景が出来上がるのですから、もっと街中でも利用されていい手法かもしれません。

ポスターやサインのデザインでもそうですが、見え方はスピードや距離によって違ってくるもの。
車のスピードで見る景色なら、このようにラフで大胆な植栽の組み合わせの方が効果的だと思います。


庭では小球根の花に雫がついて綺麗。
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スノードロップ(Galanthus)
まさに雪の雫!(写真をクリックすれば大きくなります。)

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原種系スイセン ‘ジュリアジェーン’ (Narcissus romieuxii 'Julia Jane')

いずれも親指ほどの小さな花で、可愛らしい雰囲気。

ジュリアジェーンは昨年よりも一週間以上早い開花で、足元にはクロッカス ‘ジャンヌダルク’ (Crocus 'Jeanne d'Arc') の芽が動き出しています。


こちらは車では見ることが出来ない景色。
立ち止まって観察しなければ、見えてこない風景です。





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by coca-z | 2013-02-21 00:00 | 351-360
植物的生活359
先日、神戸での打ち合わせの帰り、またフラッと古本屋に。。。(ほぼ病気・苦笑)

でも、そのおかげで15年近く探していた本と出会いました!

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英国の映画監督/デレク・ジャーマン氏著 『derek jarman's garden 』 の日本語版です。

英語版はまだ日本で販売される以前(1995年の9月)、ガウディを見に行ったバルセロナからの帰り、病気(中耳炎)のため乗り継ぎのロンドンで足止めをくらった時に、街の本屋で平積みされているのを発見して 「この本に出会うために病気になったのかも!」 と、すごい勘違い(苦笑)をして購入済み。

デレク・ジャーマン氏は、まだ植物事務所COCA-Zがティーンエイジャーだった遠い昔、『カラヴァッジオ』 を見て感銘を受けたことがあり、その後、『ザ ガーデン』 という作品に出てきたこの庭を見て、大学内に自主制作でオマージュのような庭園を作ろうと計画したほど影響を受けた作家なのです。(結局授業の制作が忙しくて、庭園造りは庭師の方へのヒアリングまでで終わりましたが・・・)


その後、日本でも販売され、洋書の写真集としては異例のヒットとなり、1997年11月、光琳社から日本語版が販売されました。

植物事務所COCA-Zは 「英語で読むから日本語版なんて買わない!」 とヘソを曲げていたら1999年に光琳社は自己破産。
その時にはすでに本屋には無く、手に入らない (もしくはすごく高価な) ものになっていたのです。

結局根性が続かず、英語版は読みきれなかったので、写真は擦り切れるほど何度も見ても、文書には全然手をつけていませんでした。


今回ワンコインで手に入れた日本語版を見てびっくり。
思っていたのとだいぶ内容が違う。。。(苦笑)

やっぱり詩的な外国語を理解するのは難しいです。


こちらはロンドンで買った英語版。
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144ページまである本のうち、たどり着いたのは63ページまで・・・汗。

(字が汚いのは当時、会社への出勤電車で辞書を引き、揺れるなか書き込みしてたから、ってことにしておいてください。苦笑)




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by coca-z | 2013-02-14 00:00 | 351-360
植物的生活358
京都で現場調査があったので、現場の近くで前から気になっていたゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 (Goethe-Institut Villa Kamogawa) に立ち寄ってきました。
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入口付近にはこんな洒落た自転車置き場が。
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最近、大阪梅田界隈では、植栽帯が潰されて、どんどん格好の悪い自転車置き場が作られていて、見るたびに溜息が出るのですが、こんな洒落たものにしてほしいです。

京都はこんな風に植栽と上手く組み合わさった雰囲気の良い自転車置き場がありますが、大阪の自転車置き場もデザインコンペなどして、もっと景観向上に努めたらいいのに、と思います。


それはそうと、建物のエントランス付近はこんな感じで
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絡まるツタが良い感じ。

中に入ると
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「軽さ」が流行りの最近の建築とは違って、骨のある雰囲気で外国のよう。

「何故こんな外国の雰囲気なんだろう?」と観察していると、どうも色々な調度品にドイツ企業が協賛しているようです。
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図書室のスツールは、デザイン史に必ず登場する曲木椅子で有名なトーネット社製。(見た目より座り心地がいい。)
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雑誌閲覧コーナーの照明もシンプルでいいかんじ。
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今回は急いでいたのでお茶をすることが出来なかったのですが、次回は中庭の日本庭園を見ながら食事できるレストランで、ゆっくり空間と料理を味わいたいと思います。

あと気になるこの内側も見てみたい。
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この日は閉まっていたホールの一部のようですが、ガラスかアクリルでできた円柱状の空間の中に照明が光ってるのが見えます。

気になる。。。


建物は1983年に造られたものを、二年前にリフォームしているそうですが、古い建物を大事に使うのはいいなぁ。



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by coca-z | 2013-02-07 00:00 | 351-360
植物的生活357
新しいクライアントの方と打ち合わせをしていたら、メキシコに7年間住んでらっしゃったそうで、メキシコ話で盛り上がりました・笑

その話の中で、去年訪れた都市を指折り数えてたのですが、どうしても名前を思い出せなかったのがケレタロ(Querétaro)。以前御紹介したラス・ポサスの後にたどり着いた街です。

旧市街地は世界遺産に登録されている街ですが、着いてビックリしたのは公園のこの木。
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一本の木が刈り込まれてキノコのようになっています。
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右の濃い緑の木はおそらく日本でも観葉植物として流通しているベンジャミンゴム。左の明るい緑の木もゴムの木の仲間だと思うのですが、正確な樹種名が判りません。(メキシコでは何軒も本屋を廻りましたが、植物図鑑というものが無いのです。)
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同じような形の木がたくさんありますが、木陰では人がくつろいでいたり、靴磨きスタンドがあったり、ベンチが置かれていたりします。上の木の根元をアップすると・・・
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中国のように幹が白くペイントされて彫刻のよう。

他の公園では
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こんな感じで列植が一つの塊になっています。
日差しが厳しいので、木陰は快適空間。
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茶色い看板に御注目。
メキシコでは、かなりの公共空間でWi-Fiが使えるので、公園でサクサクネット検索できるのです。パソコンさえあれば気持ち良い公園の木陰がオフィスや書斎に変身。羨ましい!
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大型刈り込みだけでなく、こんな玉散らし樹形の街路樹も見つけました。
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こちらはガレージになってます・笑
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しかし、この樹形を維持するには結構な回数の刈り込みが必要だと思います。

いつ刈り込みするのかな?と思っていたのですが、夜中12時ごろ、街のライティングの様子を観察するのに散歩していたら、刈り込み作業に出会いました。(でも夜中の散歩は貴重品をホテルに置いていたので、写真がありません。)
舗装がしっかりされているからか、三脚型の脚立でなく、四角い箱型の足場を使っていました。折りたたむことも伸び縮みもできないタイプで、結構使い勝手が悪そうでしたが。。。

これが刈り込まれた木の次の日の様子。
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ちょっと葉が少ない部分が判りますでしょうか?その辺りが出っ張っていて刈り込まれた場所。天辺も平に刈っているので結構な手間です。
この作業を見るまで、「メキシコ人は夜中なんかに働かないだろう。」 と思いこんでいたのですが、結構マメな面もあるのだなー、と感心してしまいました。苦笑

世界遺産の旧市街地には沢山の個性的な教会があって面白いのですが、一般の民家も清潔感があって、なかなか可愛い雰囲気です。
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壁面にこんな装飾が。
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流石はコンゴウインコの生息する国。(ハイビスカスはメキシコ原産ではありませんが・・・)

こんな鳥型の植木鉢も見つけました。
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尾羽のように植えられた多肉植物 (カランコエ) がいい感じ。

昔、青山の岡本太郎記念館で岡本太郎作の犬型植木鉢を見て 「いいなー。」 と思ったことがありますが、このタイプの植木鉢は色々バリエーションを開発できそうです。




今回のブログをアップするにあたってネットを検索していたら、こんなメキシコの木を見つけました。

すごすぎる。。。これ、個人の庭じゃなく街路樹です。年に何回刈り込むんだろう・・・?




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by coca-z | 2013-02-03 00:00 | 351-360
植物的生活356
この10日間の現場の一つ、東大阪の物件。
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敷地の裏庭に残されていた既存の石積と日本庭園の一部。
長い間買い手がつかなかった土地なのか、雑草が繁茂しています。

この現場では、既存構造物や植栽を活かして庭を作る予定。
トゲだらけのキイチゴに難儀しながら、剪定・整理をしました。雨上がりで土はドロドロ。。。
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こちらの家は表に綺麗な桜並木があるので、裏庭は勝手に生えてきたススキを活かし、モミジをいくつか植えて 「秋の庭」 にする予定。 (実際のところサクラは紅葉も綺麗ですし、モミジは新緑や青葉も観賞価値が高いので、植物は一年を通して何らかの美しさを見せるものですが・・・)


もうひとつは吹田市の物件。

こちらは別の工事で不要になった石と、現場の石積を壊した時に出た残材を再利用。
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以前も書きましたが、) 既存のものを再利用して庭を作るのは手間と時間がかかりますが、なかなか面白くて好きです。(以前手掛けたこの物件も、庭石や石造物はすべて再利用品。

以前シンガポールで展覧会を行った時、も現地でゴミと思われているものから作品を作りましたが、人が気付かない 「美しさ」 を発見するのは楽しい作業です。


一人では石を動かせないので、職人の方に手伝ってもらって石を据付ます。今回は池田市の松本園芸さんにお願いしました。
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角の取れた丸い石 (現場で石積に使われていたもの) と、他の現場から来た角ばった石をどう組み合わせたら良いか考えた挙句、丸いものは飛石として利用することに。
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植栽を入れて、砂利を敷き詰めたところ。
予算の関係で砂利は一人で搬入することに。。。2トン以上の砂利を一輪車で運び込み、更にその半分近くを一輪車が入らない場所に、手で搬入しました。

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盛土が流れないようにマルチングで押さえて出来上がり。
お施主様は御自身で地被などを増やすのがお好きとのことで、植栽はポイントに入れてあるだけですが、やはり緑が入ると空間の雰囲気が変わります。

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今回は雑誌で見かけた地下支柱の工法を、初めて導入してみました。

地上に支柱が無い分、繊細なエゴノキの枝ぶりが引き立ちます。


10日間には、その他の現場もありましたが、そちらの報告はまたの機会に。



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by coca-z | 2013-02-02 00:00 | 351-360
植物的生活355
ここ10日間ほど、体力的にハードな現場が休みなしで続いて筋肉痛。。。

庭ではスノードロップが見ごろを迎えました。
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昨年より増えていて嬉しい。

世の中にはこんな黄色いガクの品種もあるようです。キレイ。




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by coca-z | 2013-02-01 00:00 | 351-360
植物的生活354
今日は朝から滋賀の現場。

お施主様は当初、新居の庭を御自身で創ろうとなさったのですが、一人でやるにはあまりに面積が広く、ここから先、どう手を付けて良いか判らない、と御相談を受けたもの。

昨秋、最初に伺った時はこんな感じの場所でした。
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建替え前から敷地にあった石造物や景石が、庭全体にパラパラと散在しています。

お施主様の御要望を伺いながら敷地全体をゾーン分けすることから始め、計画を進めてきました。今日は工事の初日です。

敷地全体を10年くらいかけて、ゆっくりと整備したいとの御希望もあって、工事をいくつかに分けて行います。

第一期は庭に散らばる石等を、和室近くに集めて据え付ける内容。
家の反対側にある灯籠などもこの場所に据え付けて、背景の街並みを活かした庭にします。
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今回工事をお手伝いいただいたのは近江庭園さん

植物事務所COCA-Zは数年前からこちらの 『社長ブログ』 を拝見していて (とは言っても当初は社長就任前で違うタイトルでしたが)、滋賀で日本庭園系の仕事があったらお手伝い頂きたいな、と思っていた会社です。

作業に立ち合っていると、テキパキと仕事を進めるチームワークの良さに感心。

素早い作業で、工事は昼くらいで終了しました。
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石を据えると何となく雰囲気が出てきます。

今後、お施主様が御自身でなさる部分と作業分担しながら、盛土をして地形に変化を持たせたり、パーゴラや植栽などを設置していく予定。

10年かけてどのように変化していくか楽しみです。




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by coca-z | 2013-01-20 00:00 | 351-360
植物的生活353
ニューヨークの写真を探してたら色々出てきたので、一部を紹介。

以前から良い噂を聞いていて、訪ねてみたかったのがここ。
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ニューヨーク郊外にあるディア・ビーコン (Dia:Beacon) という現代美術館です。

駅から歩いて行くと、まず目に入るのは駐車場。
この美術館の展示は屋内だけでなく、周囲の庭自体もロバート・アーウィンによる作品として創られています。
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植栽帯に使われているのは日本のベニチガヤ (Imperata cylindrica 'Rubra')。

列植にはナシだと思われる木が使われています。
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やはり海外で日本の植物を見るのは不思議な雰囲気。
しかも日本ではあまり考えられない植栽方法なので、なおさらです。

縁石はコールテン鋼らしき素材で作られていて、銀色の葉のグラス(種不明)も綺麗。
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写真では判りづらいのですが、ナシの葉も裏側が銀色っぽくて色彩のコーディネイトがされています。

しかし日本でベニチガヤは水が好きな植物といったイメージがあります。
こんな乾燥したところに植えて大丈夫なのかな?と思ったら、やっぱり部分的に枯れている場所がありました。
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ここにはもうひとつ、ロバート・アーウィンの植物をつかったランドスケープ作品があるのですが、そちらはこんな感じ。
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ん~。。。イメージと違う。。。

竣工当初の写真では、シルエットがほっそりした美しいシデの木が植えられていて、もっとシャープなイメージだったはず。。。

なんだかモッサリしています・苦笑

もう少しカッチリ剪定してほしいなーというところ。そして青葉の季節でなく、冬に来るほうが美しい景色を見られそうです。

美術館内部は撮影禁止で、写真は無いのですが、広大な工場跡地を利用した、日本には無い贅沢な空間。

でも植物事務所COCA-Z的にはイマイチ心に響きませんでした。
昔は好きだったミニマリズムの彫刻に最近、関心が無いからかもしれません。

駅に戻る途中の芝生にはこんな花が咲いてました。
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チコリのようです。
日本でもハーブとして育てられますが、こんなに刈り込まれても花を付けるとは知りませんでした。
10センチにも満たない高さです。チコリの新しい利用方法が産み出せそう。




ディアビーコンに行って、植物事務所COCA-Zは最近、寡黙なミニマリズムより、カラフルで楽しい作品が気になるというのに気付きました。

そういう意味でMOMA (ニューヨーク近代美術館) は最高です。
(昔と違って入場料は恐ろしく高く、人ごみも凄いですが。それでも混雑は日本の特別展よりマシです。)
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マティスの絵から抜け出してきたようなふたり。
マティスの肌色って白人の肌色なんだなーと納得。
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人もこんなにいると絵が見れませんが
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学芸員の解説ツアーが去るとこのとおり。
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名画もゆっくり鑑賞できます。

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シャガールの前も誰もいないし、

ジャスパー・ジョーンズの代表作もこのとおり。
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やっぱり実物は、平面作品も立体として観賞できるのが良いです。
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モンドリアンのブロードウェイブギウギもこんな感じの端部をしてます。
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マチエールやタッチがしっかり見れるのもいいなぁ。
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アート作品は大きさが結構重要な要素。
こどもの頃から本物を目にすることが出来るのは羨ましいです。
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by coca-z | 2013-01-16 00:00 | 351-360
植物的生活352
友人の展覧会の案内を2つ。

ひとつ目はシンガポールでいつもお世話になっている辻井潤子(つじいじゅんこ)さんの個展。
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東京で行われます。

「 Letter to March  (三月へ向けての手紙) 」
という手紙をテーマにした展覧会。
時折もらう彼女の手紙は、モーツァルトの手紙を彷彿とさせる不思議な作品です。

場所は
〒151-0065 東京都渋谷区大山町18-23コートアネックス大山町1F CASE gallery

期間は
2013年1月8日(火)~1月15日(火) 11:00-18:00
です。

1月11日(金) 18:30~21:30 にはレセプションパーティーが行われるそうで、

1月12日(土)、13日(日) 14:00~18:00 には
「color project」 (30分で描く似顔絵 5,000円/回) というイベントも行われるとのことです。




もうひとつは、昨年のニューヨーク出張時にお世話になったヒシキアスカさんの展覧会。
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こちらはニューヨークのWave Hill(ウェーヴヒル)という庭園を持つ文化施設で行われています。

会期は
2013年 1月2日~3月24日

こちらも1月12日13:00~16:00 と 1月15日10:00~13:00 にワークショップが行われるそうです。

詳しい情報はコチラ (英語のみ)


ニューヨークでは、彼女が絵のモチーフを探すという朝市に連れ行ってもらったので、その時に見た様々な風変わりな野菜を、ここで紹介したかったのですが、残念ながら帰国後のハプニングで写真データが飛んでしまったため(涙)、代わりに同じく彼女に案内してもらったニューヨークのブロンクス動物園の写真を。


ブロンクス動物園は生態展示 (生育環境を再現した展示方法) が有名で、そのランドスケープの視察に行ったのですが、もっとも日米の感覚の違いを感じたのは Butterfly Garden (バタフライガーデン) と呼ばれるチョウをはじめとする昆虫の展示コーナー。
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入口は木製でチョウのサナギのモニュメントがぶら下がっています。

バタフライガーデンは日本をはじめ世界中にありますし、植物事務所COCA-Z自身、会社員時代に設計に携わったことがありますが、ここのバタフライガーデンは今まで見た中で最大のもの。
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蝶が好む植物を使って大きな庭園が作られています。

日本人はイモムシを嫌がる人が多いので考えられませんが、案内板もこのとおり。
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どうもアメリカ人は昆虫に対する抵抗があまり無いようで、こんな仕掛けもありました。
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midge fly と書かれてあって、カカオ (チョコレートの原料となる植物) の花の受粉を行う虫だそう。
この絵柄はまだ可愛いのですが、園内にはこんなものも。

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巨大なイモムシの銅像です。

他にもイモムシになって写真を撮るコーナーもありました。(そちらは植物事務所COCA-Zが顔を入れて写真を撮ったのですが、あまりにコワイ写真なので掲載を自粛します・苦笑)

すぐ近くに設置されているメリーゴーランドはこんな感じ。
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左はカマキリ、右はフンコロガシ(!)です。

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他にもイモムシ、バッタ、カナブンやセミまでいます。

明治時代、日本を訪れた欧米人の手記に、日本の子供が昆虫について沢山の知識を持っていることに驚くといったものがありますが、現代では日本とアメリカの感覚が入れ替わったのでしょうか。

宮崎駿氏は コミック 『風の谷のナウシカ』 で、主人公のモデルとして 説話 「虫愛ずる姫君」 をイメージしたと語っています。(宮崎氏は出典を今昔物語としていますが、植物事務所COCA-Zが中学時代に調べたところによると堤中納言物語の話のようです。)

説話の主人公の姫君は当時のたしなみだった眉毛を抜くこともせず、毛虫のような眉毛を生やしており、毛虫やイモムシが大好きで、 「世のなかの人はチョウを美しいともてはやすのに、その子供であるイモムシを毛嫌いするなんておかしい。」 と語るのですが、現代の日本人もそんな姫君を見習わなくてはならないのかもしれません。





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by coca-z | 2013-01-09 00:00 | 351-360
植物的生活351
お正月は久しぶりに祖父母の住む四国へ行って新年を迎えました。

相変わらず彼の地でも植物観察をしていると、河原の茂みにヤブツバキ (Camellia japonica) の花がいくつか咲いていたので、一枝いただくことに。
近くを見渡すとメダケ (PleioblastusSimonii) やアカマツ (Pinus densiflora) が生えていたので、それらと合わせてお正月花をいけてみました。
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花を置いた机は海軍に勤めた曽祖父が戦前、上海で買い求めた紫檀製のもの。花器は祖母が所有しているものを拝借しました。

花市場で色々な花を選んでいけるのも楽しいですが、やはり野山を巡って花材を集めるのは更に面白い体験です。
すでにいくつかの国で同じようなことをしましたが、もっと色々な場所でやってみたいものです。



この家に住む祖母は昔、花をよくいける人だったのですが、やはり家の周りに咲いている植物を使うことが多かったのを思い出しました。

子供時代、彼女によくくっついていた植物事務所COCA-Zは、どうもその影響を大きく受けているようです。笑




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by coca-z | 2013-01-05 00:00 | 351-360



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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