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植物的生活414
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先日取り上げた、大阪中之島のダイビル。

続きを書こうと思っていたら、フリーペーパーの 『月刊島民』 にダイビルが特集されているのを発見しました。

植物事務所COCA-Zも知らなかったことや、気付かなかったことが沢山書かれてあります。
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以前のビルの素材を、全部分解して洗浄したあと、再構成して造り上げていたとは・・・。

セットバック (道路から少し後ろにずらして建設する事) をされている、というのも、この号を読むまで気付いていませんでした。

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(工事前の様子)



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(工事後の様子)
現在はセットバックした部分がオープンカフェになっています。

屋上に載せられている高層部分も、古い部分のファサードから更にセットバックして建設されているので、古い部分が変なワッペンみたいに見えたり、押しつぶされているような雰囲気も皆無です。


工事前の保存運動中に行われたシンポジウムで、パネリストだった株式会社アートアンドクラフト の中谷ノボルさんが、

「街に残る素晴らしいビルを、普段から好きだと言い続けることが大切だと思う。
もしそのビルが老朽化して建て替えなければならなくなった時にも、新しい設計者が古い建物に負けないよう設計するという自負を持つことになり、街に財産が蓄積していくのではなか。」 

という趣旨の発言をされていて、感銘を受けたことがあるのですが、ダイビルはまさにそれが体現したような事例です。


大阪に限らず、全国的にこのような事例が増えていけば、街の財産が積み重なって、より良い生活環境が創り出されていくことと思います。




『月刊島民』 は十数年前、大阪の天満周辺で配布されていた 『あるっく』 というフリーペーパーに匹敵する内容の濃いフリーペーパーです。
バックナンバーはこちら から見ることも出来ますので、是非ご高覧ください。




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by coca-z | 2013-09-23 00:00 | 401-410
植物的生活411
午前中の京都での打ち合わせの後、数年かかってようやく抽選に当たった京都迎賓館の見学へ。
(写真撮影は可能なのですが、ブログなどに掲載は出来ないので写真はありません。)




残念ながらセキュリティのためか、庭すべてを見ることは出来なかったのですが、流石に一流と呼ばれる人たちが集まって創っただけあって、雰囲気のある庭でした。

それでも国賓を招くために造られた庭がこのレベルならば、京都の岡崎界隈にある、明治~大正時代、七代目小川治兵衛氏によって造られた別荘邸宅群の庭園は本当に凄いのだと再認識。




岡崎の別荘群は、京都市が管理する無鄰菴(むりんあん)以外、普段公開はされていないので、植物事務所COCA-Zもその一部しか見学して出来ていませんが、今まで見てきた世界中の庭の中で、最も手入れが素晴らしい庭だと思ったのはその別荘邸宅群のひとつ、「有芳園」 です。

こちらも撮影可ながら、掲載は不可。

「有芳園」の庭の公開に関しては隣接する泉屋博古館が管理されています。
泉屋博古館は古代中国の青銅器コレクションで有名なので、ご興味のある方は是非足をお運びください。
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これは所蔵品のひとつ。
ちょっとトトロを想わせます・笑

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イカツイ怪獣のような模様が多い青銅器の中にはこんなキュート系も。




京都迎賓館見学の後は近くにある、こちらも前々から行きたかった 「虎屋菓寮(とらやかりょう) 京都一条店」 に。

こちらの建築は内藤廣建築設計事務所さんの設計。
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ちょうど気候も良かったのでテラス席でお菓子をいただいていると、京都というより南の国のリゾートに来た気分・笑



しかし、空間よりも植物事務所COCA-Zにとって衝撃的だったのは、店内に開架されているこの本。
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いけばな作家・中川幸夫氏の 『華』 です。
目に入った瞬間に 「うわっ!」 と声が出てしまいました。苦笑


1977年に出版された本で、ライプチヒの「世界で最も美しい本の国際コンクール」に入賞したもの。

本の存在はずっと昔から知っていて、一部の作品の写真は2005年に香川の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で行われた 「花人 中川幸夫」展 や、その他関連書籍で見ていますが、この本自体の入手が今では難しく(金額的にも・汗)、今まで実物を見ことが無かったのです。

実物の本を見ると、「この作品は、このサイズと、この余白で見せたかったのか・・・」 と納得することしきり。

お店の方に伺うと、自由に見ても良いとのことだったので、30分以上じっくりと観賞させてもらいました。


ここ1~2年、切り花に対する関心がカナリ薄れていたのですが、久しぶりに目が覚めるようなものを見ることが出来て、本当にとらやさんに感謝です。笑




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by coca-z | 2013-09-06 00:00 | 401-410
植物的生活410
先日、打ち合わせでニューヨークのハイラインの話になった時、大阪北ヤード (うめきた) の植栽がこの影響を受けたらしく、オーナメンタルグラス (イネ科やカヤツリグサ科などの風にそよぐような細い葉の草) が沢山植えられていると聞いて、視察に行ってきました。
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雨に弱い一部の植栽 (ペニセツム ヴィロスム Pennisetum villosum)  は雨で倒れてしまっていましたが、吹きわたる風にゆれるオーナメンタルグラスが爽やかな景色を創り出していました。
草叢からはエンマコオロギの美しい声も聞こえます。おそらく植栽にくっついて進入したものでしょう。これだけ広い面積があれば、世代交代して生き続けるのも可能ではないかと思われます。農薬さえ使わなければ。
(植えられていたのはイトススキ Miscanthus sinensis 'Gracillimus' やロマンドラ・ロンギフォリア ‘タニカ’ Lomandra longifolia 'Tanica'、パニカム・ヴィルガツム ‘へヴィーメタル’ Panicum virgatum 'Heavy Metal' など)

オーナメンタルグラスは90年代から欧米で流行している素材。

以前、現場の帰りに立ち寄った愛知県安城市のデンパークで 「グラスウォーク」 と名付けられたオーナメンタルグラスの植栽を見たことがありますが、日本では 「雑草みたい」 と思われることが多く、なかなか事例がありません。

(植物事務所COCA-Zも15年ほど前の会社員時代、広い公園で大々的にオーナメンタルグラスを取り入れた植栽をしたことがあります。その地域にはススキ等のイネ科植物を食べる準絶滅危惧種のチョウ (ギンイチモンジセセリ) が住んでいたためです。しかし、3年ごとに担当が変わる役所仕事では引き継ぎが上手くいかず、数年後に訪ねるとほとんどのオーナメンタルグラスが抜き去られていました・涙)


今回街中の屋上庭園に出現したこの植栽は、関西の庭園としては最も面積の広い事例になると思います。
ヨーロッパなどではススキが公園に植栽されたりしますが、ススキの原産国、日本でももっと取り入れば、色々と面白い景色を創ることができると思います。


こちらは1999年にアメリカで出版されたオーナメンタルグラスの本。
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『The Color Encyclopedia of Ornamental Grasses』 Rick Darke 氏著


扉絵は日本のヤハズススキです。
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ススキのページにはこんなに沢山の種類の記載が。
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こちらは2009年日本で出版されたオーナメンタルグラスの本。
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『オーナメンタルグラスの庭づくり』 奥峰子氏著 講談社

奥峰子さんはシェードガーデンやフォーリッジプランツなどを取り上げた面白い本を執筆されている方ですが、流石です。
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(植物事務所COCA-Zは奥峰子さんがベルギーのカルムタウト樹木園で研修されたと聞き、十年ほど前にベルギーまで見学しに行ったことがあります。)


日本は万葉の時代から、ススキやハギといった風にそよぐ秋草を愛でてきた文化を持つ国です。

その文化を現代的に解釈した、建築家・堀口捨己の 「岡田邸・秋草の庭 (1933年竣工・現存せず)」 の庭などが有名ですが、この素材をもっと活かした、新しい庭や風景を創ることも可能なのではないかと思います。


現在整備中の北ヤード (うめきた) に出来る公園がそうなれば嬉しいのですが。。。
北ヤードの敷地のすぐ先は新淀川河川敷。今も茅葺き屋根の材料とされるカヤが採取される美しい葦原が広がっています。
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この文化的・自然的風景とリンクした面白い景色を創り出すことが出来そうですが。。。


フランスでは公共建設事業はすべて公開コンペで決められると聞きますが、日本でもこういった街の中心部の物件を、狭い業界で談合的に決めるのでなく、広く世界に案を募集すれば良いのに、と思います。

良い案を選べは、ランドスケープデザインの歴史として世界中の教科書で繰り返し取り上げられ、その宣伝効果は大変大きなものになるでしょう。
パリのラ・ヴィレット公園や、アンドレ・シトロエン公園などはその良い例だと思います。




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by coca-z | 2013-09-04 00:00 | 401-410
植物的生活409
所用があって、久しぶりに国立国際美術館の方に出掛けたら、ダイビルの工事が完成していました。
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この戦災を生き残ったビルが建て替えられるというニュースが流れた時には保存活動が巻き起こり、植物事務所COCA-Zもそういったシンポジウムに参加して 「街の財産が失われる」 と懸念していたのですが、出来あがったものを見て感じたのは 「古いビルに対する愛情」 です。

今まで大阪で、数々の古い良い建築が建て替えられる際、申し訳程度にファサードを残して、まるで似合わないワッペンを貼り付けたようなヘンなビルが出来上がるのを沢山見てきましたが、このビルの建て替えは今まで大阪で見たものの中で一番良い形をしているように思えます。
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(続く)




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by coca-z | 2013-09-01 00:00 | 401-410
植物的生活408
小豆島からの帰路は夕方発・神戸行きのフェリー。
3時間の船旅です。

旅に待ち時間は付き物。そのため、いつも旅には本を携帯しています。

今回は瀬戸内芸術祭開催中というのもあって、カバンに忍ばせて行ったのはこの本。
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『裏側からみた美術史』 宮下規久朗氏著 日経プレミアシリーズ
(なんだか全然手に取りたいと思わせない装丁デザインですけれど・苦笑、中身はとても面白いです)

すでに何度か読んだ本ですが、久しぶりに読むと、大抵前回とは違った箇所が印象に残ります。

もともとこの本の内容は、資生堂 『花椿』 誌に連載されていたもので、植物事務所COCA-Zも連載当時、リアルタイムで読んでいました。

当時の花椿誌では毎回、一番最後のページに載っていたのですが、一番面白かった連載です。

(当時は 「美術史ノワール」 というタイトルで (ノワールとはフランス語で黒という意)、 黒地に白文字のデザインが、少し妖しい雰囲気でいい感じだったのです。
因みに 『花椿』 は植物事務所COCA-Zが大学生の頃から現在まで読み続けているので、小学生の時から読み続けている 『趣味の園芸』 についで二番目に永く読んでいる雑誌。)
 

船で 「語ることができることできないこと」 の章を読んでいると、



作品について尋ねられた芸術家は、口ごもってしまうことが多いし、(中略) そもそも作品は作者の手から離れた途端、独り歩きを始めるのであって、作者の思想や感情などといった矮小なものに拘束されるべきではない。

作者がこの絵を通じて何を伝えたかったか、などというのはまったくの愚問である。




と書かれてあって、

「同じく物創りに関わる人でも、建築家は大抵自分の作品について凄く長く語るし、芸術家とはまた違うタイプの人たちなのかなぁ。。。」 

などと思っていると、船内アナウンスが。



フェリーが明石大橋をくぐるとのこと。
船の屋上に設置されているヤノベケンジ氏の作品 「トラやん」 についての作品解説もアナウンスされます。

あまりにも興味をそそらない作品解説に 「面白くなさそう・・・」 と思いながらも、本を読むのに疲れてきたので屋上に行ってみると、子どもを含む凄い見物人の数。
みんな携帯で写真を撮っています。
すでに日が沈んで、強烈な海風が気持ちいい。

丁度、月が昇って行く時間帯に重なったので、明石大橋の向こう側に綺麗な月が見えます。東に向かって進んでいるので、橋をくぐった後、後ろを振り返ると、これまた綺麗な夕焼けが。
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船内のショウとしては上出来です。



ちょっと馬鹿にしていたトラやんも(失礼)、目の前で見ると大きくてなかなかの迫力。
強い潮風に耐えるよう設置するのは大変だっただろうと思います。

壁面にはヤノベケンジ氏による絵物語が描かれていました。
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子連れでこの船に乗った知人に話を聞くと、子どもも喜んだそう。

夏休みということもあって、子どもが沢山乗船していましたが、3時間もの時間は持て余し気味。

ゲームセンターに群がる子どもたちを沢山見ましたが、瀬戸内芸術祭の期間、船内で子ども向きのアート系ワークショップでも行えば、時間をもてあます子どもにも、ゲームを快く思わない親にとっても、良い時間の過ごし方になるように思えました。

将来的なアートファンを育てるにも良さそうです。


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月光に浮かぶトラやん。顔は子どもながら、チョビヒゲ生えてます。

なかなか幻想的・笑




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by coca-z | 2013-08-26 00:00 | 401-410
植物的生活407
以前お手伝いしたタトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所さん設計の小豆島のトイレの植栽の様子を見に小豆島に行って来ました。


前日までは長野の寒冷地の庭園計画の仕事を急ピッチでやっていたので、温暖で乾燥した気候を目の前にして、別世界に来た気分。

しかし、乾燥した気候のせいでしょうか、水やり不足で植栽があちこち傷んでいて、ちょっと悲しい感じ。。。

なので傷みが目立たない、夜景の写真を。
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やはり建築とは違って、植物は手入れ次第でちょっとした期間に雰囲気が変わってしまうもの。
クライアントや世話をする人に、直接御説明差し上げるのが重要だと再認識した次第です。




(先々月、姫路の物件をやっていた時、数年前にお手伝いした姫路のホテルの様子を見にって愕然。

手入れの方法も、その後の追加工事も、管理者に全く当初の意図が伝わっていなくて、全然別の空間になっていました。

かなり気に入っていた物件だけに、その後はショックすぎて長時間運転して帰る気力も湧かず、モスバーガーで一時間ばかり落ち込んでました・・・涙)







小豆島でのこの日、友人や知人が何人かパネリストとして参加する建築系イベント 「小豆島建築ミーティング vol.1」 に聴衆として参加。
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会場は瀬戸内国際芸術祭2013 出展作品としてdotarchitects / ドットアーキテクツさんが設計されたUmaki Camp (ウマキキャンプ)


会場に着いて、まずビックリしたのはこちら。
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会場を見下ろす位置にある赤丸の木。

左のクスノキも大きいですが、それに負けず劣らない太さのビャクシンの木。

クスノキは成長が早いので、これくらいの木は結構あちこちにありますが、成長の遅いビャクシンがこの太さに育つにはとても時間がかかります。

すぐさま観察のため、この木の生えるお寺に場所移動。
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幹が渦巻いて凄い迫力。

でも驚くことにこの木は保存木等の指定を受けていないようでした。
小豆島は今回でまだ2回目ですが、あちらこちらで大きなビャクシンの木が生えているのを見かけます。

小豆島には樹齢1500年と言われる、日本一大きなビャクシン木もありますから、これくらいの太さはあまり目立たないのかもしれません。

(縄文杉のある屋久島で、メチャクチャ太い木でも樹齢1000年以下だと 「小杉」 と呼ぶのに似た感覚なのでしょうか?)





その後、イベントが始まったので会場に移動すると、パネリストが20人近くいる大所帯。

それぞれに色々な考え方で独自の活動を行っている方々が、これだけの人数集まると 「イベントとしてまとまるのかな?」 と疑問に思っていたのですが、司会を務められた藤村龍至さん の司会さばきが素晴らしく、とても濃厚な3時間イベントを堪能しました。 (とは言っても植物事務所COCA-Zにとって専門外の建築の話が、凄いスピードで回転していくので全ては理解出来てません・苦笑)

シンポジウムはパネリストがやっと饒舌になってきたら終了の時間がきて不完全燃焼、といったパターンが多いのですが、今回のメンバーは普段からの知り合いが多い分、最初から突っ込んだ話を出来たというのも大きいと思います。




会場となったUmaki Campは何だか不思議な場所でした。
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イベント時間内の沢山の人がいる時は、まるで海水浴場にある 「海の家」 のように、開放感・仮設感・お祭り感あふれる雰囲気で、堅苦しくって人を寄せ付けないようないわゆる 「建築」 っぽい雰囲気は全然ありません。
お祭りの場に馴染みすぎて、背景に溶け込んでしまっている感じ。

でも人が少なくなるにつれて、建物の持つ美しさが、だんだんと浮かび上がってくるのです。
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公共的建築で、イベントの時には楽しげだけど、人が居なくなったとたん、寂しい雰囲気になる建物や、逆に人が居ない時には冴えた美しさを見せても、人が沢山集まると、人と建物が分離して、人が邪魔に見えてしまうようなものは沢山ありますが、こんな柔軟な変化を見せる雰囲気の場所は初めて見ました。


とても不思議な体験、参加させてもらって本当に良かったです。



Umaki Campの詳しい写真はこちら。左下の 「NEXT」 という所をクリックすると、建設までの経緯を見ることが出来ます。 



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by coca-z | 2013-08-20 00:00 | 401-410
植物的生活406
屋上のハス ‘黄陽’ (Nelumbo nucifera ‘KI-YOU’) が6輪目の開花。
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最初の開花が6月16日だったので、すでに開花期間は二ヶ月に渡っています。(ひとつの花は3日間しか持ちませんが・・・)

もう2つ蕾があるので、まだ楽しむことが出来そう。

中輪のハスは初めて育てましたが、なかなか長く楽しめるものだと感心です。(水が容器に溜まっているので、一日や二日水やりを忘れても平気。らくちん・笑)


このハスを購入したのは石田精華園さん


こちらのページで育て方の勉強をした甲斐がありました・笑




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by coca-z | 2013-08-16 00:00 | 401-410
植物的生活405
毎日暑い日が続きますが、ムクゲ (Hibiscus syriacus) はそんな日差しに負けず咲き続ける花。



植物事務所COCA-Zでは、涼しげな白い花を咲かせる ‘玉兎(たまうさぎ/Tama-usagi)’ という品種を育てています。
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夏の暑さが年々厳しくなっていくので、暑さに強い植物に興味津々。


2年前の夏、勉強のためムクゲの品種のコレクションが充実している大阪市立大学理学部附属植物園へ視察に出掛けました。




大阪市立大学理学部附属植物園は設立に関わられていた立花吉茂氏の影響でしょうか、ムクゲを始めとするハイビスカスの仲間の他、
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カンナとか、



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サルスベリとか、



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キョウチクトウなどのコレクションが保存されています。




その他、夏の花のコレクションとしては
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ハスや、

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スイレンなども充実しています。





しかしこの日も、うだるような暑さで人影もまばら。

こちらが目的のムクゲの圃場です。
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様々な品種が植えられています。




植物事務所COCA-Zは ‘玉兎’ のような真っ白なムクゲが一番涼しげで好きなのですが、こんな底紅 (花の底に赤い色が入ったもの) も魅かれます。
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この花は ‘モンストローサス (Monstrosus) ’ という品種。

街中で良く見かける ‘宗旦(そうたん/Soutan)’
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という品種と比べると、紅の部分が濃い色で、より上品です。


底紅でなお、花びらに一筋ピンクが入った ‘白筋入(しろすじいり /Shirosujiiri)’。
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こちらも優しい風情で魅力的。



ピンクの花では、この ‘紅一重’ 
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という品種(?)の花色はよく街中でも見かけますが、もう少し濃い色でシックな品種もいい雰囲気。
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(この花は品種名がまだ無いようで 「H/PSS80-5」 と札に記されていました。)


更にこの花色に近い大型の品種 ‘濃紅No.1’ や
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花びらの幅が広く、少し鮮やかな濃いピンクの ‘暁1号(あかつきいちごう /Akatsuki-Ichi-go)’ 
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さらに大型の花
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(札が無く、品種名不明)


薄い紫の ‘夏空(なつぞら /Natsuzora)’ 
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などもありました。



花形は一重だけではありません。
オシベの一部が花びらに変化した ‘白祇園守 (しろぎおんまもり /GionShiromamori)’
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八重咲きになった ‘姫花笠 (ひめはながさ /Himehanagasa)’
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濃いピンクの八重咲きの ‘赤花笠 (あかはながさ /Akahanagasa)’
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薄いピンクの品種名不明の花
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海外での育種だと思われる ‘Paeoniflorus (パエオニフロルス)’
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のような造形的な品種まで、様々な花を見ることが出来ました。




ムクゲはお隣の国、韓国の国花。

戦時中は日本が現地でのムクゲ栽培を禁止・伐採し、サクラに植替えさせたそうで、その反動で戦後沢山のサクラが伐られたとのこと。

また戦時中に韓国で多くのムクゲが失われたため、戦後、友好復活の証として、日本に残されていた多品種のムクゲを韓国に贈ったという話も聞いたことがあります。


今日は第二次世界大戦が終了した日。

植物が 「相手国の憎い標的」 にされる日が再び来ないことを願いたいものです。




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by coca-z | 2013-08-15 00:00 | 401-410
植物的生活404
完成。
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設計はスズメバチさんです。




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by coca-z | 2013-08-11 00:00 | 401-410
植物的生活403
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都会の庭。(元コインパーキング in 京都)





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by coca-z | 2013-08-10 00:00 | 401-410



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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