カテゴリ:461-470( 10 )
植物的生活470
先日、京都で打ち合わせに向かう途中、こんな花を見つけました。
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ツワブキです。
ツワブキは黄色い花を11~12月ごろに咲かせる植物ですが、2月の中旬に咲いているのは初めて見ました。(2014年2月16日撮影)
しかも、まだ新しい蕾が上がってきてます。
花の色も白っぽいし、こんな花の少ない季節に咲くのなら、仕事で使ってみたい。
なんていう種類のツワブキなんでしょうか?



その後、高瀬川ではこんなものを発見。
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アップすると・・・
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洋ランのシンビジウムです。

以前は寒さに弱く温室や室内で育てる、とされていたシンビジウムが、鉢のまま冬も屋外にほったらかしにされたり、道路の植栽帯に勝手に植えられたりしてるのを最近よく見かけます。
そんな株も春には綺麗に花を咲かせているので、庭植え素材の仲間入りだな~と思っていましたが、こんな水際に育っているのは初めて見ました。

ランの育て方の本には、「根腐れしやすいので通気性のよい軽石などで植える」 などと書かれている植物です。
いつもジメジメしていそうな、こんな場所でも育つとは・・・。
しかも底冷えのする京都です。驚


植物を観察していると、街を歩いているだけでも沢山の発見があって面白いです。





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by coca-z | 2014-02-25 12:33 | 461-470
植物的生活469
現場に行く時、道を間違えてこんな木に遭遇しました。
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樹高が4mくらいある刈り込み。
ユーモラス!
おそらく手前3本はブルーアイス、一番奥はレイランディだと思うのですが、成長の早いこの2種を、こんな形で美しく維持するのは、かなり頻繁な手入れが必要です。

しかしブルーアイスの葉の色で、この形は不思議なインパクトがあります。
ダリ美術館の卵装飾のよう。

植物事務所COCA-Zは昔、イギリス・ケンダルのレヴェンスホール (Levens Hall Garden ) を見学して以来、トピアリー(刈り込み)の庭も好きなのですが、仕事では 「管理に手間のかからない庭」 を御希望されることが多く、なかなか造ることにはなりません。。。
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この庭はこの状態になるのに300年かかってるのですから、造ってすぐにこの雰囲気は無理ですが。苦笑
(写真はクリックで大きくなります)


レヴェンズホールほどのトピアリーでなくても、刈り込まれた生垣は庭園の要素として面白い物のひとつ。
きっちり刈り込むだけで他の植物が引き立ち、空間が引き締まるので、植物事務所COCA-Zは生垣のエッジを効かせて刈り込むのが好きです。
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これはシシングハーストカースルの庭 ( Sissinghurst Castle Garden)。

名高いホワイトガーデンの一部ですが、刈り込まれたツゲの低い生垣が、白い花を引き立たせます。


こちらはフランス・ヴェルサイユ宮殿の庭の一部。
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エッジも上面の平らさも見事!
流石に、これだけの規模の刈り込みを維持するのは、ルイ14世並みに権力のある人物でないと無理だと思います・苦笑


こちらはフランス・トゥールのトゥール美術館 (Musée des Beaux-Arts Tours )の庭。
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生垣の足元に紅白のベゴニア・センパフロレンスと、クサツゲの超低生垣をしつらえただけですが、なんだかオシャレ。

これならば真似ができそうです・笑




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by coca-z | 2014-02-22 00:00 | 461-470
植物的生活468
昨年秋に見学した京都府立植物園の 「苔こけコケ展2013」 で、小さな透明密閉容器にコケを入れて栽培している人の話を聞いて、

「この方法、何かに使えそう!」 

と思っていたら、すでに凄く洗練された形で作品を作っている人を発見しました。
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ガラスの密閉容器と照明器具がセットになったもの。

大阪・三越伊勢丹で行われている Re:planter exhibition『宇宙』 という展覧会です。
村瀬貴昭さんという方が考え出した 「SpaceColony」 というシリーズだそう。
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つり下げるタイプだけでなく、机の上に置くタイプも。

凄く面白いので、是非作家本人が居る日に行かねば、とオープニングイベントの日に行ったら、人が多すぎて会場の隅っこにしか入れない・・・涙。

会場が近いので別の日に行って、やっと御本人とお話しできたのですが、他にもお客さんがいるのを考えると、ずっと引き留めておくことも出来ません。

インタビュー不足で欲求が満たされなかったので(苦笑)、帰ってから 村瀬貴昭さんのホームページ などを見ていると、以前、植物事務所COCA-Zがお手伝いした植物の本に 「緑のある飲食店」 として載っていた店の店主の様子。(追記:その後、御本人から伺うと店主ではないそうです)

確かにこのお店の庭は気になったので、本が出版されてからすぐ訪ねたのですが、当時は夕方以降の営業しかやっておらず、アルコールを飲まない植物事務所COCA-Zは行くのを断念していたのでした。
(現在は週末のみお昼もやっているようです)

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会場で見ていると、
「この組み合わせで本当に育つのかな?」
と植物事務所COCA-Zが疑問に思うようなものもあったので質問してみると、ちゃんとテストをしてらっしゃるとのこと。

確かにホームページを見てみると、アクアリウム (水槽に水草を植えたもの) タイプの納品は注文を受けてから納品まで半年かかる、と書かれてあります。

おそらくちゃんと内部の環境が安定するまで育ててから納品するのでしょう。

商業施設など見ていると、

「こんなところに植物を置いて、植物の使い捨てだ・・・。」

と悲しくなる事例などをよく見るので、植物を大事に扱う姿勢がとても良いなぁ、と共感を覚えました。




展覧会は 2月5日(水)~2月18日(火) まで。

詳細は こちら  をご覧ください。



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by coca-z | 2014-02-13 00:00 | 461-470
植物的生活467
仕事でいいアイディアが出ないので現実逃避 (苦笑)

キナバル国立公園は昨日のコケだけでなく、ラン、シダ、ベゴニア、ショウガなど、様々な植物の宝庫です。
(密林のイメージがあるボルネオでも、ジャングルの多くは伐採されています。ヤシの実油を採るため、凄まじい面積のジャングルがアブラヤシ単一栽培のプランテーションに造り変えられて、豊かな生態系の残るジャングルはボルネオでも数が少ないのです。)

ウツボカズラの仲間も、キナバル国立公園に見られる貴重な植物ひとつ。

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凄い造形!

この登山道の途中には、道の両側に沢山のウツボカズラがぶら下がっている場所もありました。
中には乾燥してドライフラワーになったものも。
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カッコいい!!!
(キナバルからは動植物の持ち出しが禁止されているので採集は出来ません。)

おもわず、

「ここをウツボカズラの小道と名付けたい!」

と叫んだら、同行していた友人に 「ぜんぜん可愛くない名前。」 と、ひどく笑われました。(苦笑)


ウツボカズラは葉っぱの先が、毛むくじゃらの尻尾の様にニューっと伸びてきて、その先にウツボをつけます。
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こちらはウツボカズラの花。
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ウツボカズラにも色々な種類があって、こちらはキナバルから南西に340kmほど離れたミリの街で見かけたウツボカズラ。
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指の先ほどの大きさしかなくて、小人の行進のようでした。

友人たちがまだ寝ている早朝の散歩で、アスファルトの道路沿いに見つけたもの。
道端にこんな植物が生えている散歩道って素敵です。笑




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by coca-z | 2014-02-10 00:00 | 461-470
植物的生活466
大雪のニュースが飛び交っていましたが、京阪神の市街地は朝から雨模様。

雨の中、打ち合わせに向かっていたら道中、ニオイスミレやオウバイ、ウメ、ギョリュウなど早春の花が咲いていて、

「わ、もう春だ。」

と色々焦る気持ちに。(仕事が色々あるので・・・)


でも気温は低いので、暖かい気分になる写真を探していたら、こんなものが。
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マレーシアはボルネオ島、キナバル国立公園で見たコケ。笑

モフモフして暖かそう。。。

こんなコケ的マフラーがあったら買うのになぁ。


キナバルは屋久島のようにコケで覆われた世界なので、こんなコケも。
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幹にくっついているだけでは飽き足らず、ビヨーンと空中に伸びてます。

キナバル山は標高4095mという東南アジアで一番高い山。
頂上付近になると、植物はすっかり姿を潜めて、こんな風景になります。
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植物は岩の隙間にしがみついています。
(写真をクリックすると拡大するので写真下のほうをご覧ください)


この辺りは海抜4000mくらいだと思うのですが、コケもこんな感じで、冷たい風を避けて小さくなってます。
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結局最後は寒そうな写真。。。苦笑




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by coca-z | 2014-02-09 00:00 | 461-470
植物的生活465
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屋上で、こんな季節になっても未だに花をつけるエキナセア ‘サンダウン’ (Echinacea 'Sundown') 。実験植栽しているもの。
実際には晩秋の蕾がそのままフリーズしてる、といった表現が正しく、花茎はこれ以上伸びないので綺麗に咲きませんが・・・。
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それでも寒さのせいか花色が濃く、美しい色彩です。

この株は去年も冬に花をつけていたので、気温が下がってからも、花を咲かせる性質が強い品種なのかもしれません。
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(一番下の写真のみ2013年1月11日撮影)



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by coca-z | 2014-02-07 00:00 | 461-470
植物的生活465
立春近くの彩り。
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アセビ ‘フレーミングシルバー’ (Pieris 'Flaming silver')

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地植えの多肉植物たち。
ヒマツリ (Crassula capitella) などなど。


昨秋は久しぶりに園芸の基本、タネ蒔きをやってみました。
(春蒔きのタネや樹木の採り蒔きは結構やるのですが、秋蒔き一・二年草は秋植え球根と作業が被るので、暫くやってませんでした。)
しかし昨夏は残暑が厳しすぎて、秋が一瞬で終わり冬を迎えたので、あまり成績が芳しくありません・・・。
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ムラサキキャベツ。葉の色を楽しむ観賞用です。
左は小学生の時以来、30年ぶりくらいにタネをまいたヤグルマギク (Centaurea cyanus)

紫キャベツは以前、苗で購入して試験的に育ててみましたが、
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ハボタンのようなクセがなく、なかなかいい素材。(上は2011年1月下旬、下は2011年7月上旬の様子)



こちらは試験栽培のキク。
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いくら寒咲きの品種とは言え、立春近くに初花が咲くとは・・・
(右の黄色い花はオステオスペルマムです。)




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by coca-z | 2014-02-04 00:00 | 461-470
植物的生活464
窓辺ではクンシランが花盛り。
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古くからある花ですが、この季節、暖色のオレンジ色は春を先取りしたようで嬉しい色彩です。

子どものころ、ニュージーランドで寒さに弱いクンシランが庭植えにされている写真を見て、羨ましいと思ったものですが、温暖化のせいか最近は大阪や東京の街中で路地植えされているものを時折見かけます。

露地に植えると花は晩春に咲きますが、春の日差しを浴びて咲く姿もまた良い感じです。



鉢植えでも、これだけ ボリュームがあると見事。

植物事務所COCA-Zはまだ訪れたことがないのですが、熱川バナナワニ園さんでは、 毎年このように クンシランが飾られるようなので、一度訪れてみたいものです。





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by coca-z | 2014-01-27 00:00 | 461-470
植物的生活463
ひゃぁ。。。
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まるで上質な舞台かファッションショウ、もしくは詩的な一編の映画を見ているよう。

ハードカバーの装丁も物語を読んでいるようで◎。

この文化を育んだランドスケープが背景になっているのもまた。




WILDER MANN (ワイルドマン / ヴィルダーマン)
― 欧州の獣人 仮装する原始の名残 ―
青幻舎




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by coca-z | 2014-01-22 00:00 | 461-470
植物的生活462
前回の古美術繋がりでもうひとつ。

こちらもツイッターで流れてきて、たまたま知った展覧会。

大阪市立美術館 の特別展示とコレクション展です。

大阪市立美術館は予算がないのか、ホームページ以外でほとんど告知されていなくて、ツイッターで見かけなければ見逃すところでした。

こちらは同じく昨年、大阪市立美術館で行われた 特別展 『北魏 石造仏教彫刻の展開』 のチラシ。
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素敵です。(植物事務所COCA-Zは北魏の仏像がすごく好きなので、このチラシを見つけた時には小躍りしました・苦笑。使用している紙の質感がまたいいのです。)

最近は大阪市立の美術館のチラシがちゃんとデザインされていて、街中で見かけるポスターも目を引きます。
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こちらは 大阪市立東洋陶磁器美術館 で現在行われている 国際交流企画展 「定窯・優雅なる白の世界 ―窯址発掘成果展」 のチラシ。
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誰がデザインしているのか知らないのですが、「この展覧会、良さそう。」 と思わせますし、ポスターなどは売っていたら買ってしまいそう。

最近、街で見かけるたびにそんな事を思っていたので、今回の特別展示のチラシが制作されていなく、広報活動もあまりちゃんとなされていないのは本当に残念。。。



6つの展示が一緒に行われているので入場料もそれなりかな?と、チケットショップで安い券を買いたいと思っていたのですが、時間が無くて直接美術館に行くことに。

ところが入口の自動販売機には常設展の300円券の販売しかありません。

どこでチケットを買えばいいか判らなかったので、係の人に聞いてみたのですが、その金額で6つの展示すべて見ることが出来るとのことのことで吃驚仰天。

300円って、いまどきケーキひとつ買えない値段。。。


中に入ると、広報があまりなされてないだけあって、展示品は素晴らしいのに人影はまばら。

お陰でじっくり見ることが出来ました。見学者にはコストパフォーマンス良すぎですが、人が少なすぎてもったいない!
(残念ながら内部の撮影は禁止なので写真はありません)


ツイッターでは コプトの染織 が話題でしたが、それもさることながら、植物事務所COCA-Z的には陶磁器を展示している コレクション展 『吉祥の意匠』 が印象的でした。


11世紀の北宋の定窯の白磁から始まり、清の景徳鎮窯の黄釉や、金の耀州窯の青磁など、美しい器が並べられているのですが、昨今の美術展示の流行りのように、LEDのミニスポットライトを使用した 「ドラマチックな」 照明でなく、蛍光灯で平明に照らされた展示でした。
様々な時代の器がフラット (平等) に並べられていて、なんだか北欧のモダンデザインの展覧会を想わせるような、シンプルで美しい配置。


ここには何度か来ているのですが、この展示で使われている、鉄とガラスで出来た古い展示ケースが今までになく格好良く見えるので、近くにいた学芸員の方に聞いてみると、昭和11年に開館した時の展示ケースを使用しているとのこと。

古いものを大切に使用しているのを聞いて、嬉しくなりました。

昨年、東京で元東京中央郵便局の建物を再利用した KITTE (きって) を見学した時、取り壊された大阪中央郵便局を想い出して 「どうして東京の郵便局舎は半分破壊されているとは言え、こんないい感じに古いものを活用しているのに、大阪は出来なかったんだろう・・・」と哀しくなっていたのです。
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こちらはそのKITTEの外観

下の写真は中にある吹き抜けホールです。
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ちょうどクリスマスシーズンで、巨大なクリスマスツリーが飾られていました。

この建物の中にある
JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク の展示がまた素晴らしいのです。
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東京大学が所蔵する博物資料を無料(!)で展示してあるのですが、古い建物(=東京中央郵便局)に対する愛情と、大学が持つ資料の魅力を、多くの人にアピールする意志に溢れています。
(こちらも残念ながら内部の撮影は禁止されているので写真がありません。)





今回、大阪市立美術館の陶磁器の展示が美しく見えたのは、器を並べる順番や、その間 (ま) のとり方のセンスが、素晴らしく良かったからだと思います。

古美術というと、なんとなく現代の生活とは切り離された別世界の品物、というイメージですが、この展覧会では 「数百年前の器も、現代の器のデザインに繋がっているいるんだなぁ。」 と感じさせる展示でした。

展示品にほとんど説明が書かれていないので、素直に器の形や色が浮かび上がってくるのです。
なんだか雑貨屋で食器を品定めしているような、自分の感性だけをたよりに見る感じで、清々しい方法でした。




この春、京都の国立博物館は常設館が谷口吉生氏の設計で建て直され平成知新館開館としてオープンする予定ですし、(追記:準備が遅れて開館は秋に伸びたそうです・・・植物事務所COCA-Zの故郷がテーマになった 『南山城の古寺巡礼展』 H26.4.22(火)~6.15(日) と一緒に見学出来ると思ってたのに残念・・・ここにもすごく好きな北魏の仏像があるのに、工事が始まって以来もう何年も見てません・・・)
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東京国立博物館の東洋館は昨年リニューアルオープンして、とてもカッコイイ展示になりましたが、大阪市の財政から考えると、この美術館でそのようなことは難しいでしょう。


それでもこんな風に既にあるものを利用して、美しい展示が行えるというのは、とても素晴らしいことだと思いました。

是非とも美術館の裏にある慶沢園 (けいたくえん) という日本庭園も、もっと活用してほしいです。

(現在図書閲覧室になっている部屋を改装して、庭を眺めることが出来るレストランを設置するといった案はどうでしょうか。
現在、この美術館は一旦外に出ないとレストラン (それも地下) の利用が出来ないのでとても不便。二階にあまりカッコイイとは言えないカフェもあるのですが、週末でも閉まっていたりするので、室内からと庭園からアクセスできる洒落たレストランかカフェがあれば、凄く充実した時間が過ごせる場所になると思うのですが・・・。)





こちらは昨年末視察した東京国立博物館の東洋館。(こちらでは一部の作品を除き、撮影が許可されています)
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エジプト美術のコーナーですが、ミイラや木製品を展示しながら保存するために、最新のテクノロジーが見えないところで使われているそうです。
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ガラスは反射の少ない特殊ガラスを2枚、間に飛散防止フィルムを挟んで使用し、地震などのアクシデントから見学者と展示物を守るようになっているとのこと。

ミイラや木製品のケースは、内部の酸素を抜いて酸化による劣化を防いだ上で湿度を一定に保っていたり、大きな石造美術は展示台に免震装置がほどこされていて、不格好な支えが無くても大地震で倒れることが無いようにしているそうです。(NHK・探検バクモン参照)


こちらは一昨年見学したニューヨークの自然史博物館。動物の剥製がジオラマで展示されている様子です。
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様々な動物の生育環境が、詩的で美しいジオラマになっていて、大変有名な展示ですが、何故、こんなに吸い込まれるようにクリアに見えるのだろう?と現場で観察していると、この展示でもガラスの反射に工夫がされているのを発見。

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ガラスが斜めに設置されています。
展示に集中できるように、すぐには気付かないところで色々工夫されているのだなぁ、と感じ入った瞬間でした。
(博物館学芸員の資格を持っている植物事務所COCA-Zは、ついついそんな所もチェックしてしまいます・苦笑)

しかし、こんな展示の博物館が近所にあれば、何度も訪れてしまいそうです。ニューヨーカーが羨ましい・笑
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by coca-z | 2014-01-21 00:00 | 461-470



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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