カテゴリ:621-630( 10 )
植物的生活630
今年1月に植栽をさせていただいた中庭の様子を見に行ってビックリ。
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ユッカ・ロストラータがメチャクチャ元気に伸びています。

植えた時はこんな感じでしたから、
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この8カ月で30センチほど背が高くなって、円形から卵型になっています。
もともと乾燥地帯の植物ですが、日本のような降雨量の多い国では原産地より成長が早いのかもしれません。

週末住宅で世話がほとんど出来ないとのことで、雨水だけで問題なく育つように土の配合や植え方を工夫したのが良かったようです。
寒い時期の植栽になってしまったので、かなり緊張しながらの作業でした。(方法は企業秘密・笑)


原産地では凄く時間がかかると思われるこんな樹形になるのも、日本では案外早いのかもしれません。

こんな風に花が咲いてくれたら更に面白い景色になるのになぁ。(この写真が撮影されたバルセロナの植物園もいつか行ってみたい場所のひとつ。20年前に訪れた時にはまだリニューアル前でした。)


建築の設計はL.D.HOMES®(株式会社 ラブデザインホームズ)さんです。



大阪湾を一望できるソファに座ってコーヒーをいただき、お施主様に色々と面白いお話しを伺った後、近所の別の物件を訪ねました。


4月に植栽させていただいたのですが、ここでも植物の成長具合にビックリ。
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植栽当初はこんな感じでした。
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(カメラの機種が変わったので、写っている範囲がちょっと違いますが・・・)
左下のウェストリンギアの成長具合や、階段右手摺に絡めてあるツルハナナスの伸び具合が凄い。




階段左側の奥に植えたハゴロモジャスミンも、当初はこんな小さな苗でしたが、
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たった五ヶ月で3m近くのびて、
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壁面に設置したワイヤーに沿って塀の上まで伸びています。

今年は雨が多かったからなんでしょうか?


建築の設計は吉野工務店さんです。


気温が低く雨が多いせいか、京都の庭では今まで初夏にしか咲いたことが無かった オガタマ ‘バブルス’ が、秋にも花を咲かせました。
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気持ち良い気温の秋が長いのは嬉しい。


センニンソウも咲き始めてひと月半になるのに、わんさか咲いています。
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センニンソウの後ろにあるミツバハマゴウ ‘プルプレア’ (Vitex trifolia 'Purprea' )も、今年はずいぶん伸びました。
(来年は変わり咲きのムクゲの花と合わせる予定で苗木を仕込んであります。)




ミツバハマゴウは亜熱帯や熱帯が原産と聞きますが、スリランカのジェットウィングラグーンホテル(バワ氏設計)の庭にも植えられているのを見ました。
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冬の無い熱帯の国だけあって、高さは3mほどの大きさに育っています。
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風にそよいで、涼しげな姿でした。











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by coca-z | 2015-09-12 00:00 | 621-630
植物的生活629
MBSの『住人十色』という番組で、以前植栽をお手伝いした沖縄の住宅が取り上げられました。
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右が植栽当初の様子。
左が放映された現在の様子。

流石は亜熱帯、成長の早さが本土とは違います。


裏庭のパッションフルーツは更に凄い。
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同じ建物に見えません・苦笑

お風呂場の庭の植物が、風と西日のためか上手く育たなかったそうで、それが残念ですが、つる草の成長は予想以上の被覆速度。
やはり熱帯や亜熱帯は、温帯の気候に比べて壁面緑化に有利ですね。


昨年はパッションフルーツが300個も収穫できたとか。
南国フルーツ好きの植物事務所COCA-Zには羨ましいかぎりです!





住宅の設計はRAA芦澤竜一建築設計事務所さんです。

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by coca-z | 2015-09-07 00:00 | 621-630
植物的生活628
やっと昔のビデオのアップ方法が判りました。

2003年のパリ
アンドレ・シトロエン公園(Paris - Parc André Citroën 2003 )
ジル・クレマン(Gilles Clement)氏の「動いている庭・le Jardin en Mouvement」の映像。
ワンカットだけですが・・・。

録画記録を見直しても、「動いている庭・le Jardin en Mouvement」を撮影したのはほぼこのカットのみのようです。

当時、実際に見て
「アイディアは面白いのに、見た感じが数年放置された造成地みたい。」
と感じていたからでしょう。苦笑

当時は、「自分なら植物の移動がもっと判るように、目安となるメッシュとかストライプ状の園路を設けるなぁ。」
と思っていました。




しかし、この草叢の近くに縁台ベンチがありますが、蚊の少ない環境が羨ましい。。。(訪れたのは10月だったので、もう既に朝晩は寒いくらい。大阪では10月でも蚊がバリバリ活動してますが。)
日本では、こんな草叢の中のベンチに座って寛ぐなんて無理です。。。



アンドレ・シトロエン公園は半日くらいかけて視察していたので、動画は全部で一時間くらいあるのですが、どうもYouTubeを使って全てをアップするのは無理そう。。。残念。
せめて、少しだけでも。


こちらはアンドレ・シトロエン公園内にある 「集列の庭」 の映像。
これも一部分だけのアップですが・・・。


映像の冒頭に出てくるのは 「銀の庭」。
同じ「銀色」をテーマにした庭でも、先日ご紹介した熱帯のシンガポールと温帯の寒冷地・パリでは、随分雰囲気が違います。



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by coca-z | 2015-09-06 00:00 | 621-630
植物的生活627
打ち合わせで出掛けた大阪府南部で、魅力的なセルフビルド建築を発見しました。
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フンデルト・ヴァッサーか、ハウルの城か、といった雰囲気。
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横からの眺めのパッチワーク具合も凄いです。

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車から後ろを振り返ったところ。屋上に木が茂っているのがいいな。
(やっぱり誰かに運転してもらうと、景色を色々観察出来て良いです・笑)


セルフビルド建築と言えば、植物事務所COCA-Zも以前おとずれたことのある高知の沢田マンションとか、最近では東京の蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)が有名ですが、植物事務所COCA-Zが好きなのは徳島県阿南市にある大菩薩峠。
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積み上げたレンガと絡まるツタの雰囲気が、何とも不思議な雰囲気を漂わせています。
これは2008年8月に訪ねた時の写真ですが、今も喫茶店として営業されているそうなので、徳島にお出掛けの際は是非。(徳島市内からは、だいぶ南ですが・・・)

沢田マンションも、大菩薩峠も、蟻鱒鳶ルも、ハウルの城(仮称)も、よくよく見ると中央構造線付近。

このエリアには何かセルフビルド建築を育む磁場のようなものがあったりして。











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by coca-z | 2015-09-01 00:00 | 621-630
植物的生活626

前回の続き

フラワードーム(Flower Dome)からシルバーガーデン(Silver Garden)へのアプローチは、こんな植栽から始まります。
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白い斑入りを「銀」と表現するのは、この国でも一緒のようです。

南洋のホワイトガーデン、といった面持ち。



道沿いには斑入りの並木が続きます。白い斑が引き立つように、黒葉の植物(オキナワキョウチクトウ / ミフクラギ の黒葉品種 英名:カーリー・ポンポンツリー/ Curly Pong pong Tree 学名:Cerbera manghas)が植えられています。
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斑入りの木も、オキナワキョウチクトウの斑入り品種でしょうか?
札が無かったので確認出来ませんでした。



「銀」を引き立たせるために植えられた黒い葉は、他にも沢山ありました。
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コルジリネやアロカシアの黒葉品種。
南洋の国らしく巨大で、いずれも背丈以上あります。

一番下のカラテア(おそらくCalathea 'Silver Plate')などは、葉の表がシルバーで、裏が黒系(暗い紫)なのでこのコーナーにピッタリ。





余談ですが、シンガポールの街を歩いていたら、道端で葉表がシルバーリーフに突然変異した、アロカシア(アマゾニカ?)を発見しました。
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初めて見たのですが、これって良くあることなんでしょうか?
ツヤがあって、葉裏は角度によって、紫にも金色にも見えるとても美しい色彩でした。
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持って帰りたかった・・・苦笑。







他にもブロメリアなどが、日本で言うならニューサイランとか、コクリュウみたいな感じで使用されています。
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こちらのヤシは葉柄のトゲが黒くてカッコいい。
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このヤシの手前には
「綺麗なシルエットだけど、何故この場所に植えられているんだろう?」
と思うようなヤシの幼木がありました。
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名札を見ると、
ホワイト・エレファント・パーム
(White Elephant Palm / Kerriodoxa elegans)
とあります。

大きくなると、こんな雰囲気になるようです。
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葉裏の白さと、葉柄の黒の取り合わせが絶妙でシックです。



こちらは並木。
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幹の白さを活かしたもの。サルスベリの仲間(Lagerstroemia floribunda)です。


日本でも同じくサルスベリの仲間のシマサルスベリ(Lagerstroemia subcostata)を利用すれば、同じ効果を出せそう。
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(並木の後ろにあるヤシのように、このサイズでシルバーリーフのヤシは、日本の温帯の屋外では難しいかも。ヤタイヤシ / ブティアなら可能だと思いますが、組み合わせや間隔をかなり考えて使用しないと、昭和な雰囲気になること必至・苦笑。)


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銀色のヤシも、地被が黒葉だと引き立ちます。





白い幹に注目したセレクトでは
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メラレウカも植栽されていました。



こちらは竿が白っぽい竹。
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トロピカル・ブルー・バンブー(Tropical Blue Banboo / Bambusa chungii)。
渋いセレクト!苦笑



白い葉なら他にも
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葉張が1mくらいある巨大なエクメア・ムルティフローラ(Aechmea multiflora)とか、


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シルバー・ボタンウッド(Silver Bottonwood / Conocarpus erectus)、




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真っ白に近いユッカの仲間だと思われる木、
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(葉のほとんどの部分が白斑で、葉緑素が少ないですが樹勢は良好でした。)



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ユーカリ(Eucalyptus platyphylla)、(英語でポプラ・ガム Poplar Gum=ポプルス・ユーカリと言うようですが、日本でポプルス・ユーカリとか、シルバーダラーガムとか呼ばれる Eucalyptus polyanthemos ssp. polyanthemos  と比べて葉が大きい)


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パンダナス ‘ニューギニアブルー’ (Pandanus 'New Guinea Blue) など、様々なものがありました。
この木は通称「ブルースクリューパイン」Blue Screwpine と言うそう。確かに別の株を見ると、葉が螺旋状で面白い姿。
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きっと葉を刈り取ったら、
こんな(一番下の白黒写真)感じでスクリューが現われるでしょう。


こちらはオキナワハイネズ(Juniperus taxifolia var. lutchuensis)。
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英語ではRyukyu Shore Juniper(琉球の海辺のネズの木)と呼ぶそうです。
(この日本の太平洋温暖地域にだけ自生するこの木は現在、自生地で絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されているとのこと。)





シルバーガーデンには、本当は葉がシルバーの植物だけではなく、花が白い
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コスタスとか、

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ムッサエンダとか、

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ジャスミンなどもあったのですが、ついついマニアック視線で見てしまうので、白い花はあまり撮影しませんでした・苦笑



しかし、ここの植栽計画をやった人は誰なんでしょう?
凄くマニアックなセンスなので、是非お話を聞きたい!笑
植物的生活785のゴールデンガーデンへ続く・To be continued for 'BOTANICaL LIFE 785 -Golden Garden'

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by coca-z | 2015-08-30 00:00 | 621-630
植物的生活625
忘れないうちに、5月に行ったシンガポール出張の視察を少しアップ。

シンガポールで予定していたワークショップが急にキャンセルになったため、2日間の自由時間が出来、ここぞとばかり(笑)シンガポールで一番好きなシンガポール植物園と、工事中から訪れてみたかったガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)を視察しました。
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ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは行く前から、仕事で関わった方の話を人づてで聞いても、写真を見た感じからも、カネにものを言わせた成金趣味な場所だなぁ、と思っていたのですが、実際訪れてもやっぱりその通り(苦笑)。

でも、その成金趣味の針が振り切る所まで到達しているので、下世話を通り越して潔く、大変面白い場所でした。(笑)


行った人が必ず訪れるガラス建築(フラワードームとクラウド・フォレスト)も、
もちろん凄いのですが、植物事務所COCA-Zにとって一番面白かったのは屋外のシルバーガーデンとゴールデンガーデン。
ちょっと凄すぎて、開いた口が塞がりませんでした。。。

しかもガラス建築や上の写真の塔(スーパーツリー)とは違って、このシルバーガーデンとゴールデンガーデンは無料で観覧できるエリアなのです。

シルバーガーデンに植栽された、見渡す限りシルバーリーフ(銀葉)のヤシ群。

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美しい。。。

ひとくちに 「シルバーリーフのヤシ」 と言っても、その形状は様々。
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葉だけでなく、葉柄や幹肌の美しさも見どころのひとつです。
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しかし、高級車がいっぱい突き刺さっているような景色だなぁ(苦笑)。


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by coca-z | 2015-08-27 00:00 | 621-630
植物的生活624
草叢の近くを通ると、松虫や邯鄲(カンタン)、鐘敲(カネタタキ)等の合唱が聴こえます。
今年の夏が暑すぎたので、気温が少し下がっただけで秋の気分。嬉しい。

すっかり秋になった気分だったので、先週末に各地の花火大会がツイッターに上がるのを見て、「あれ、まだ夏イベントがあるんだ・・・」とビックリしてしまいました。。。





『むくげ』 (立花吉茂氏著 神園英彦氏写真 淡交社発行)に、
夏休みの始まりを意味するムクゲの開花を心待ちにし、夏休みの終わりを意味するフヨウの開花に愕然とする少年時代の立花氏の話が出てきますが、屋上でもフヨウ(立花氏の作出したアカバナフヨウ Rubra)が咲き出しました。
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本来はもっと早い季節から咲くのですが、海外出張中に水が切れて瀕死になったため、開花が遅れていました。

新緑のシーズンに、幹を残してすべての葉が枯れてしまったせいか、毎年悩まされるアブラムシの被害も今年は皆無。

このアカバナフヨウは立花氏が、寒さに強い 「ジャパニーズ・ハイビスカス」 を目指して作出したものだそうなので※、今かかわっている南洋の植物が好きなお施主様の、海辺の別荘の庭での候補樹種にしようと思っています。



他にも屋上ではハマナデシコ(Dianthus japonicus)が花盛り。
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この花は乾燥に強いし、こぼれ種で勝手に増えるし、冬までパラパラと咲き続けるので、屋上緑化にピッタリの花だと思います。
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上の写真は2013年2月22日撮影したものですが、冬場はこんなに色が濃くなります。



色が変わると言えば、実験植栽しているバラ ‘オデュッセイア’。
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暑さで紫味が抜けて、夏の花は深紅になると聞いていたのですが、思ったより紫味が残った落ち着いた色調。(2015年8月25日撮影)


暑さのためか、花のサイズは春の1/3くらいのミニバラみたいになりましたが、春からほとんど途切れることなく咲いています。





こちらは春の花。(5月10日撮影)
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こちらは6月22日撮影。(五月後半から六月頭にかけて海外出張だったので、その間、花ガラ摘みと剪定が出来なかったため、花が少い。)
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こちらは7月24日撮影。
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花のサイズはどんどん小さくなりますが、ずっと咲き続けるのは凄い。
屋上で光と風通しに恵まれているためか、薬を全く使ってないのに病気も少ないです。

普通なら夏の花は剪定して株を休ませるのですが、このまま秋まで咲き続けるが見届けたいと思います。(スパルタ・苦笑)





※『吉良竜夫著作集① 日本の森林と文化 里山論への視点』新樹社発行 参照

 因みにこの文章には、日本で古くから栽培されるフヨウと西南諸島のサキシマフヨウ、薩摩のスイフヨウ、中国のフヨウなどの考察があって、その起源にまつわるミステリーの記述がとても面白いです。


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by coca-z | 2015-08-24 00:00 | 621-630
植物的生活623
西宮で庭の手入れをしていると、見たことない水色の虫が飛びまわっています。

葉っぱにとまった所を観察すると、水色のストライプのハチでした。
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帰ってからしらべると、アオスジハナバチ (Nomia punctulata) というハチのようです。
京都では準絶滅危惧種に指定されているハチとのこと。どうりで見たことない訳です。


写真でアオスジハナバチがとまっている木はトウネズミモチ ‘トリカラー’ ですが、この木の足元にプルンバーゴ(水色の花)とデュランタ(紫の花)を植えているので、その花にやって来たようです。

トウネズミモチの黄緑色を背景に、ブルー系の花と蜂が浮かび上がって美しい景色でした。


この庭は古い住宅街にあるのですが、山手で周囲の家の庭も緑が多いためか、エゴノキにヤマガラ(森に住む小鳥)などもやって来て、羨ましいかぎり。
やっぱり色々な生き物が訪ねて来る庭はいいなぁ。







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by coca-z | 2015-08-21 00:00 | 621-630
植物的生活622
友人に誘われて、弾丸で高松へ。

翌日の打ち合わせに間に合うよう、大阪を昼11時に出て、翌朝4時半に現地出発して帰阪という強硬スケジュール(苦笑)

目的地は栗林公園と高松城跡玉藻公園・披雲閣。
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(栗林公園:箱松)
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(船より掬月亭)




玉藻公園は前回訪れた時、その雰囲気が大味で全然良いと思わなかったので気が進まなかったのですが、前回庭しか入れなかった披雲閣(ひうんかく)の内部を見学出来ると言うので再訪しました。

着いてみてビックリ。外から見るのと建物内部から見るのでは庭のイメージがまるで違う。

こんなに外からの視線と内からの視線のイメージが違う庭は珍しい。。。

前回大味に思えた巨大化な写しの手水鉢なども、凄く空間に似合ってました。
やはり庭は立体空間なので、あらゆる角度から見て判断しなくてはいけないと反省。
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同行したモルドヴァ人が、新しい畳の匂いを嗅いで
「カボチャのような良い匂い。」
と言っていたのが印象的でした。笑




夕食の場所を探してアーケード街に。
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アーケードの内部に並木が植えられているのは、高松でしか見たことがありません。いい雰囲気。生育も良好。
ちゃんと土壌改良や排水・潅水等を考えて設計されているのでしょう。


お盆という季節がら、途中こんなものも見つけました。
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「讃岐盆とうろう」 と言うもののようです。美しい紙細工。
盆花と一緒に供えるものなのでしょうか、花屋さんで販売されていました。

紙で出来た灯籠と言えば、スリランカを想い出します。
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こちらはスリランカ・コロンボにあるジェフリー・バワ氏設計のレストラン、ギャラリーカフェ。
紙の灯籠が中庭に吊るされて、動きのある景色を創り出していました。

(調べてみると、スリランカの紙灯籠はクードゥアと呼ばれるそう。このブログの『スリランカ-人びとの暮らしを訪ねて』の引用によると、日本の盆灯籠がスリランカに持ちこまれて広まった、とあります。意外な日本とスリランカの縁!共通の匂いを感じるのもしかりです。)



中庭には巨大なホウオウボク(鳳凰木:Delonix regia)があって、ちょうど花盛り。
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レンガのストライプの床に散り敷いて、美しい景色を創り出していました。

そしてホウオウボクはネムノキのような葉をしているので、強烈な熱帯の光を和らげて、美しい木漏れ日を落とします。



こちらは夜の様子。
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動きのある光というのはなかなか良いものです。

このレストランを写真集で見ていた時には、
「なんだか寂しそうな照明計画だなぁ。」
と思っていたのですが、現地で見ると、落ち着きの中にも華やかさがあって、何度も来たくなるような場所でした。
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天井のシャンデリアは本物のロウソクを使用しています。
食事も前衛的に攻めているメニューで、とても美味しいのでコロンボでは是非。




高松からの帰路、淡路島の高速風景。
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早朝の光に花盛りのキョウチクトウが浮かび上がります。

毎年、夏に通る度に写真を撮りたいと思っていたのですが、いつもは運転しているので、今回初めて撮影することが出来ました。





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by coca-z | 2015-08-15 12:00 | 621-630
植物的生活621
今年は節電を呼び掛ける声を聞かないなぁ、と思っていたら、こんなニュースが。

原発無くてもやっていけるやん。。。


庭では暑さのために、バラ ‘ラプソディー・イン・ブルー(Rhapsody in blue )’ が ‘ラプソディー・イン・ピンク(Rhapsody in pink)’に。。。
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他にもバーガンディ・アイスバーグ(Burgundy iceberg)が、レッド・アイスバーグ(Red iceberg)になってしまってます。。。


それでも庭では初秋の花、センニンソウが既に花盛り。
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この株は、生垣の北側に植栽してあるものを、生垣の天端から枝垂れさせて、南面に誘引しているもの。

センニンソウは枝垂れさせるとツルが枯れやすいので、花の咲くタイミングを見計らって枝垂れさせるのですが、なかなか難しい。(蕾がついてからだと、他の場所に絡まって誘引しづらい)

今年は一番下の枝先まで花がつきました。
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センニンソウの花は8月の終わりから9月のイメージなんですが、今年は7月中には花を見ることが出来ました。
不思議に思っていると、普段の生活でもチラホラこの季節に咲いているセンニンソウが目に飛び込んできます。

昨日も車の運転中に宝塚で満開の株をひとつだけ見つけましたし、7月にも神戸の山の中で一輪だけ咲き始めたセンニンソウを発見しました。

調べてみると、こんなブログが。

剪定によって、秋遅くまで花が楽しめる、とあります。
知らなかった。。。今までは蔓の誘引で枝先が枯れたりしていたため、花が遅れて咲いていたのかもしれません。
そして、名前の由来になった毛の生えたタネを楽しむために、花ガラを摘んでませんでした。

勉強になるなぁ。


以前、京都で11月下旬にみたセンニンソウの花も、草刈りなどでツルがカットされた結果なのかもしれません。





庭では他にもこんな様子も見られます。
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秋の花、シュウメイギク ‘ダイアナ’の蕾です。

猛暑の中でも確実に秋は近付いているようです。


夜に草叢の近くを歩いても、照明に照らされて狂い鳴きしているセミ以外、まだ全然虫の声は聴こえませんが、今週お手入れに伺ったお宅の生垣には、かなり大きく育ったカネタタキが何匹もいたので、涼しげな声を聴くことが出来る季節はすぐそこに思えます。










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by coca-z | 2015-08-08 17:00 | 621-630



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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