カテゴリ:741-750( 10 )
植物的生活750
吊り橋を渡るように仕事をこなしているので、ちょっと気分転換にブログ更新。

街は九月下旬に引き続き、二回目の開花を迎えたキンモクセイの香りが満ちています。

日本では刈り込まれて卵型になった樹形のキンモクセイがほとんどですが、中国で見かけた自然樹形に近い樹形のモクセイ (おそらくウスギモクセイかギンモクセイ) は、とても爽やかで美しいものでした。
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(2015年3月11日 中国・寧波・天一閣にて撮影)

地面が清掃された大判の切石舗装で、足元や周囲がスッキリしているというのも関係しているのでしょう。


中国はキンモクセイを含めたモクセイの本場。
キンモクセイの親であるギンモクセイだけでなく、様々な品種があります。

因みに中国でキンモクセイの名前は丹桂。赤いモクセイの意味です。桂の漢字は中国ではモクセイを指します。(というか、昔の日本人が桂の字を間違えて解釈して、そのままになっている。)


こちらはおそらく四季咲きモクセイ。
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(2015年3月11日・中国・寧波にて撮影)

最近は日本でも販売されていますが、まだまだ小さな苗がほとんど。



こちらは天一閣のミケリア (オガタマノキ) の仲間の、自然樹形に近い植栽と凝った舗装。
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モクセイと同じく、香りのよい木です。

日本よりも花の香りを重視する中国らしい選択。
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周囲に巡らされた高い壁には、レリーフが点景として設置されています。
凝った造りの瓦屋根が額縁となって、とても美しい空間でした。

江南の庭では高い塀で囲まれた、雰囲気の違う複数の庭が、いくつも連なるような構成になっていたりしますが、20世紀初頭に生まれたイギリスの 「ガーデンルーム」 (いわゆるイングリッシュガーデン) というスタイルも、中国庭園の影響を受けたのではないかと想像させます。

もしそうだとしたらイギリスの庭園史は18世紀の 「風景(ランドスケープ)式庭園」 と合わせて、二回の大きな影響を中国庭園から受けているんですね。



因みに天一閣の近くには、こんな美しいクスノキ並木があります。
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並木に関しては、日本より中国のほうが、だいぶ先進国といった感じです。
右端にはエコ的観点から、世界的に設置が進む公共レンタサイクルも見えます。

木を大きく育てるには時間もかかるし、日本が中国に追いつくのはずっと先になるでしょう。残念。(永遠に追いつかなかったりして・・・)


日本も木がノビノビと茂って、木陰が繋がるような並木にしてほしいなぁ。。。












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by coca-z | 2016-10-22 18:00 | 741-750
植物的生活749
出張先の広島・神石高原町ティアガルテンにて。
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ノリウツギ ‘サンデーフレイズ’ (Hydrangea paniculata  'Sundae Fraise' )の色付きが美しい!

広島県と言えども、標高700mの高原地帯。
年間気温を比べると秋田市や長野市に匹敵する気温なのです。


ノリウツギ ‘サンデーフレイズ’ を京都府南部で咲かせると、少し色づいた後、すぐ茶色く変色してしまいましたが・・・。

昔、北欧で見たノリウツギの色彩に近いです。
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(2008年9月15日 フィンランド・タンペレにて撮影。古い機種で夕方の撮影だったので、色が綺麗に出ていませんけれど・・・)






こちらはティアガルテンに咲くガクアジサイ。

時折、秋咲きのアジサイの話は耳にするのですが、いったい何が原因で秋に花を咲かせるのでしょうか?
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ぜひともその理由を知りたいものです。








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by coca-z | 2016-10-19 18:00 | 741-750
植物的生活748
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追加植栽へ。

ペニセツム・ヴィローサム(Pennisetum villosum ギンギツネ)が風に揺れて秋の夕暮れ。


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午前中は別件でお手入れ。

6月には真っ青だった アジサイ ‘ユーミートゥギャザー’ (Hydrangea macrophylla 'You me together') も秋色に変化しました。(左が2016年10月14日、右は2016年6月17日撮影)

大阪のような場所でも綺麗に色づくなぁ。











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by coca-z | 2016-10-16 17:00 | 741-750
植物的生活747
「キンモクセイまつり」 という名で行われた友人のウェディングパーティー。


「キンモクセイ色=オレンジ・グリーン」 がドレスコードの会場装花と、「農」 がテーマの新郎新婦帽子飾りの御依頼をいただきました。
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扇子は吉岡佐知さんの作品。

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末永くお幸せに!!!












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by coca-z | 2016-10-12 19:00 | 741-750
植物的生活746
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by coca-z | 2016-10-10 15:00 | 741-750
植物的生活745
雑誌 『庭・NIWA No.225 2016冬号』 の最新号が、昭和の作庭家・造園家の特集で嬉しい。
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建築の世界では、やっと日本でも20世紀に建てられた建物の再評価がここ数年、建築業界の多くの人たちの努力によって、一般市民にも進んでいますが、
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『生きた建築 大阪』 株式会社140B発行 橋爪紳也氏監修・著 高岡伸一氏、倉方俊輔氏、嘉名光市氏編集・著 

庭園は業界で有名な作品でも、人知れず消えて行くものも多く※、大変残念な状況なのです。


また明治期までの庭園の研究はかなり進んでいるのですが、それ以降の作家の歴史的な評価論説は今まで、部分的なものしか見つけられなかったので、昭和期までをカバーした今回の特集は歴オタ気味の植物事務所COCA-Zにとって、とても有難い!

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『日本の庭ことはじめ』 岡田憲久氏著 TOTO出版では、
北村謹次郎・佐野越守(さのえっしゅ)の四君子苑、朝倉文夫の朝倉彫塑館、飯田十基、小形研三、小島佐一、重森三玲、深谷光輝、イサムノグチ等の記述、
『ランドスケープの視座』 宮城俊作氏著 学芸出版社では、
上原敬二、井下清、椎原兵市等に関する記述がありますが、
いずれも限定的なのです。
(上記二冊の本はとても面白いので、庭やランドスケープに興味のある方にはオススメ!)



今回の特集で西川浩さんという方を初めて知りました。戦前(昭和12年)にインドのパティアーラー王国に招かれて日本庭園を作った人だそう。


最近の例では、現代日本で「アート作品」と呼べる庭を創る数少ないアーティストの一人、N-treeの長崎剛志(ながさきたけし)氏※、がインドで創った庭などを想い出しますが、戦前にもそんな人がいたんですね。



雑誌で紹介されている面々を拝見していると、
「年代的に何故、鈴木昌道さんが取り上げられていないんだろう?」
と疑問に思ったのですが、
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どうも、御存命の方は取り上げない方針で編集されているようです。







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by coca-z | 2016-10-02 19:00 | 741-750
植物的生活744
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大鉢のロシアンオリーブ (Elaeagnus angustifolia / ホソグミ) の足元に植えた ヒメノウゼンカズラ (Tecomaria capensis / テコマリア・カペンシス) が花盛り。

調べてみたら、この花も南アフリカ原産でした。

凄いな、南アフリカ。





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by coca-z | 2016-10-02 18:00 | 741-750
植物的生活743
ツイッターから流れてきたブログ※

靱公園の事が、良い事例として取り上げられていて嬉しい。
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今年の春バラの季節(2016年5月18日撮影)
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昼寝する人(2016年5月18日撮影)

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バラ園リニューアルから2年ほど経ったころ(2006年4月20日撮影)

このころはまだ公園に接続している店は少なかったように思います。窓を大きく公園側に向けている店はありましたが、公園側から見ると植栽の奥に店が分離して、しっかりと境界が存在する感じ。
ぐるっと回ってかなり遠周りしないと店に入れないので、
「直接アクセス出来たらいいのに・・・」
と思っていたのは植物事務所COCA-Zだけじゃなかったんですね。笑


靱公園は大阪の御洒落エリアにある人気の公園ですが、日本の公園の中でも確かに特殊な進化をとげているような気がします。




大阪で公園の側がオシャレ、という意識が芽生え始めたのは、日限萬里子(ひかぎりまりこ)さんが堀江に創ったミュゼ大阪がきっかけだったような。。。

昔、日限さんが雑誌 『ミーツ・リージョナル』 で連載していたコラムに、公園の近くをわざわざ選んだ話が出てきたような記憶。。。






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by coca-z | 2016-09-27 17:00 | 741-750
植物的生活742
ケープタウンの北側の郊外は菜の花の季節。(2016年8月21日撮影)
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ケープタウンが緯度33.5度、大阪が34.4度ですから、北半球と南半球の違いはあるとは言え、ほぼ同じくらいの緯度。


大阪であれば3月下旬くらいに思える肌寒い気候の中で、こんな植物も咲いてました。(時間は午前10時前。その後気温はグンと上がります。)
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自生の湿性カラーです。Zantedeschia aethiopica でしょうか。南アフリカ原産。
こんな場所に生えるんだなぁ。水分が好きな訳です。(普通に畑地でも育てられますけれども。)
大阪で咲くのは5~6月くらいなので、枯れ草色や若草色を背景に咲く姿は新鮮です。ミズバショウ的。


遠くには謎の物体が。
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南アフリカに入国してまだ半日で、気候の感覚がつかめなかったので一瞬、東南アジアで良く見かけるモンキーポッドの実かと思ったら、
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ハタオリドリの仲間の巣でした。緑色の巣が新しく建設中のもの。
赤丸が建て主の黄色い鳥です。集団で賑やかに鳴きながら巣作りしています。

これは後日別の場所で撮影したものですが、
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最初にクリスマスリースのような 「輪っか」 作りから始めるようです。

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おそらくCape Weaver (ケープ・ウィ―ヴァ― Ploceus capensis ) と呼ばれる鳥のオスでしょう。
ぶら下がって器用に草を編み込んでいました。



平野部から山岳地帯に差し掛かるとこんな風景。
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ユリオプスデージー (Euryops pectinatus / エウリョプス / エウリオプス・ペクティナツス) の仲間、Euryops speciosissimus (エウリョプス / エウリオプス・スペキオシッシムス) と思われる花が咲き乱れていました。ユリオプスデージーと比べると、かなり大輪です。背丈も大きく、葉が繊細。


礫混じりの硬い砂質土の足元にも気になる植物がいっぱい!!!
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by coca-z | 2016-09-25 18:00 | 741-750
植物的生活741
時間が経つと忘れてしまいそうなので備忘録。

南アフリカで最初に泊ったホテルの庭。
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プルメリア(中米原産)とストレリチア・ニコライ(南アフリカ原産)、それにラベンダー(地中海沿岸原産)という、日本では気候的にとても考えられない取り合わせで、なお且ついずれもすこぶる元気に育っていて、
「この国はいったいどういう気候なんだ?」
と不思議な気持ちに。(現地の旅行会社から昼は暖かいけれど夜は寒いので、フリースを持ってくるよう事前案内があったのです。)
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ストレリチア・ニコライには花も咲いてました。



屋内に飾られているのは南アフリカ原産のピンクッション(レウコスペルマム)とプロテア。(白い小花はオーストラリア原産のワックスフラワー)
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こういった、その国原産のディスプレイを見ると、植物好きの外国人旅行者としては
「おおっ!」
と嬉しくなります。笑


でも後日、ケープタウンの花市場を視察すると、売られている花はかなりの割合をプロテアとレウコスペルマムが占めていて、
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これでは現地のフローリストは選択の幅が無くて大変だな・・・と思いました。苦笑
(南アフリカでは野生植物の採取は禁止されているので、野の花を摘んでいけるといった事は出来ません。)










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by coca-z | 2016-09-22 17:00 | 741-750



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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