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植物的生活134
植物事務所COCA-Zは歩くことが好きなため、打ち合わせに行く時は電車を利用して、周辺の植物状況を確認しながら現場まで歩くことも多いのですが、今日は明石の近くで打ち合わせがあったので、帰りに兵庫県立明石公園を通りました。

ボートで遊ぶ人々や、池をジョギングして回る人を見ながら池端を歩くと、目にとまるものがあります。

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明石公園は 「さくらの名所100選」 にも選ばれている場所ですが、小さなサクラの苗木にこのような札が立てられています。

おそらく苗木を寄付した方が記した言葉でしょう。
園内を歩くと他にも子どもの健やかな成長を願ったもの、短歌を読み込んだもの、結婚記念日を祝したものや、会社の繁盛を願ったものなど、様々な札が見つかりました。

もう20年近くも昔、ヨーロッパの庭園を巡る旅でイギリスの公園を訪れた時に、小さなプレートに名前と文章を書いて寄贈されたベンチが沢山あるのを見て「豊かな精神風土」を感じたことがありますが、戦後65年を経た日本でもこのような文化が育まれているようで感慨深いものがありました。

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何年か後にはこのサクラも大きくなって、多くの人を楽しませることでしょう。



公園事務所でこのことについてヒアリングすると、公園内の多くのソメイヨシノの寿命が近づいているため、2008年に兵庫県全域から募集し、昨年3月ごろ植栽したとのこと。
80~90本、一口三万円の募集に2~3倍の応募があったとのことで、抽選で決めたそうです。明石公園内はもう植栽場所がないとのことで継続されていませんが、昨年は淡路島の県立公園で同じような募集をしたらしく、今後も別の県立公園で募集が行われるかもしれません。
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by coca-z | 2010-02-20 00:00 | 131-140
植物的生活133
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カメリア(洋ツバキ)が美しい花を咲かせました。(この冬に蕾のついているものを導入したので、植物事務所COCA-Zが育てたとは言えませんが・・・)
野生種に近い一重のツバキとは違って、華やかさが信条のカメリア。
今回取り上げたのは‘バレエダンサー’という品種です。

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裾の長い衣装をひるがえしながら踊るダンサーをイメージして付けられた名前でしょうか、見る角度によって印象が変わるのも魅力のひとつです。
花弁のしっかりしたカメリアのこと、ひるがえしたドレスがそのまま凍りついたような彫刻的な美しさがあります。

この週末、尼崎市にて関西のカメリア愛好家グループ 「コーベ カメリア ソサエティ」 さん主催による展覧会が行われます。
カメリアを愛する方たちが丹精こめて育て上げた多くの品種を間近に鑑賞できる機会ですので、ご興味のある方は是非ご高覧ください。



月 日: 2010年2月14日(日) 午前10時~午後4時
会 場: 尼崎市中央公園パークセンター緑の相談所 (阪神尼崎駅前) 
     住所 尼崎市神田中通1-4
     TEL 06-6411-8714
    
交通 尼崎市中央公園パークセンター緑の相談所は阪神電車尼崎駅を北側に出て、
道を隔てたすぐの処です。 


コーベカメリアソサエティさんのHP「美しきツバキの世界」はこちら
2010年 早咲き椿展のご案内はこちら
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by coca-z | 2010-02-10 00:00 | 131-140
植物的生活132
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先日の雑誌のお仕事の内容が少し変更になってしまったため、残念ながら用意した珍しいフィロデンドロンの葉を使うことができませんでした。世界でも数株しかない植物だとのこと。

生産者の方から折角わけて頂いた葉を自分だけで楽しむのはもったいないので、うてな喫茶店さんに飾らせていただくことにしました。

面白い葉の形が楽しめるよう花器はサクン・インタクン氏の銅器を使い、クラスペディアと合わせてシンプルにいけています。

長い葉のシルエットが印象的です。



「うてな喫茶店」

大阪市北区中崎西1-8-23
TEL:06-6372-1612

地下鉄中崎町駅4番出口より歩いて2分 葉村温泉の斜め向かい

営業時間12:00~20:00
(月)(火)定休日
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by coca-z | 2010-02-07 00:00 | 131-140
植物的生活131
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四国での用事を済ませたあと、帰り道に淡路島の灘黒岩水仙郷に立ち寄りました。

初めて訪れたのですが、車で近づくと遠目にも周辺の森とは明らかに違う、明るい緑色の草が絨毯のように崖に広がっています。

園内に入ると、500万本と言われるスイセンが咲き誇っていました。
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スイセンを観察していると、ハマボウフウやチガヤといった植物も合間に見えます。

「他の草が生えないように、どのような管理をしているのだろう」

と疑問に思ったので売店にいた地元の方に質問してみると、年二回、芽が出る前に草刈を行うとのこと。
この崩れやすそうで急峻な崖地で命綱も着けずに刈払器を使用するそうです。

高所恐怖症の植物事務所COCA-Zには想像できない方法でした。
「10月にもう一度来たら草刈の体験できるよ」
と言われたのですが、丁寧にお断りしました(苦笑)
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花畑の端には金網の柵が設けられていたのですが、こちらも疑問でした。
人が侵入するには急峻すぎますし、スイセンには毒が含まれるため、動物が食べないと聞いていたので防護柵など必要ないはずです。景観的にも良いとは言えません。

しかし話を伺うと、驚いたことに野生動物を防ぐためのものだということです。

なんでも2~3年前から飢えた動物が球根を食べるようになったとのこと。毒の成分が少しは減るのか、餌が最も少なくなる季節だからか、花が咲き終わったころの被害が一番大きいそうです。
植物事務所COCA-Zも初めて聞く話でした。


水仙郷を後にして海岸沿いを北へ走ると、崖地には黄色い花が一面に咲いています。外来種のナルトサワギクです。この植物を家畜などが食べると中毒症状をおこします。さすがにスイセンを食べるようになった動物たちも手を出さないようです。
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のどかに見える淡路島の自然も着実に変化していると感じさせられる日でした。
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by coca-z | 2010-02-05 00:00 | 131-140



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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