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植物的生活257
京都まで菜摘みに出かけ、七草がゆを作りました。

1月29日は旧暦の一月七日。
ウェブマガジン用撮影です。
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by coca-z | 2012-01-29 12:00 | 251-260
植物的生活256
金地院見学の後、植物観察をしながら歩いていると、やはり色々発見があります。
東山には遠目にも目立つモミジのような鮮やかな木が。
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タマミズキです。この場所以外にもあちらこちらに見えます。
東山にこんなに沢山生えているのを初めて知りました。

大きな公園の遠景として群植したら、美しい冬景色が生み出せそうです。



一昨年、サザビーズのオークションにかけられ、アメリカ人の手に渡ったという噂の植治の庭、何有荘 (かいうそう) には幹を美しく磨いたアカマツが。
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幹が磨かれたアカマツはこの南禅寺界隈ではよく目にするのですが、注目したのは奥のアカマツ。
中に入って確認したわけではないので正確にはわかりませんが、奥のアカマツは山に生えているように見えます。
庭園内のマツと一体化させて、山までも庭の一部として取り入れる趣向でしょうか。



日本庭園には良く知られた 「借景」 という技法がありますが、更に上をいく技法です。

庭園の外側に何かを設置して、外側までも庭に取り込む方法としては、清水寺・成就院の灯籠や、鹿児島の仙巌園の岩山に刻まれた文字など、いくつかは見学したことがありますが、植物を使ったのは初めてみました。

庭と周辺のランドスケープとの関わり方に関心がある植物事務所COCA-Zには興味津々。


磨かれた幹というのでは、マツではなくスギの木も発見。
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こちらも初めて見ます。


以前、仕入先の近くでイヌマキの幹が綺麗に磨かれているのを発見したことがありますが、案外、色々な植物に応用できるのかもしれません。
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(イヌマキをこのように磨くのも、この場所以外には見たことがありませんけれど。。。)

(追記: その後、2013年2月、奈良の飛鳥で幹を磨いたイヌマキを扱っている業者を発見しました。)


色々植物を見たあとは、いきなり思い立ってこんな場所に。
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こんな素敵なアプローチを探検気分で抜けて行くと・・・
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山頂でたどり着くのは、カフェ 「茂庵」 さん です。

5~6年前、友人からこの店のうわさを聞き、未だ訪れることが出来なかった場所。
4年ほど前に友人から頼まれた花 を届けに行く途中、入口を発見したものの、そのままになっていました。

われながら唐突によく思い出したものです。笑

あまりにアプローチのランドスケープが良かったので、店主に色々インタビューしました。
以前はこの山(吉田山)全体にいくつかの茶室があったそうで、その時に食堂として使われていた建物を再利用して創ったのが、このカフェとのこと。

今は無くなってしまった茶室群の庭にあった素材を再利用して店周りの庭を作っているそうで、素朴でさりげない庭はとてもいい感じでした。


この日は、この後も異分野の方の話を聞いたり、本当に久しぶりに気持ちがすっきりしました。


今週は中学時代の同級生でもあるクライアントから、案のダメだし等いただいているので(苦笑)、このリフレッシュを元に仕事を頑張りたいと思います!



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by coca-z | 2012-01-28 00:00 | 251-260
植物的生活256
ここ数カ月の間に美術館も庭園もほとんどに行っていないという異常事態に耐えかねて、今日は京都へ、シンガポール在住の友人二人(辻井順子さんとマックス・コンさん)が出展している 「LINK展」 を見に行ってきました。(振り返ってもこんなに長い期間美術館にもギャラリーにも行ってないのは中学時代から初めてです)

その後、近くの南禅寺・金地院に。
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ここは20年近くも前の学生時代に訪れて、さっぱり良さがわからず 「金と時間を返せ!」 とまで思いながら後にした場所。苦笑

なんとなく昔とは違う印象を持つのではないか、と期待して行ったのですが、やはり今回はなかなか面白かったです。

昔見た時は安っぽく見えた 「刈り込みによる山並みの表現」 も、今回は興味深く見えます。

写真では判りにくいのですが、刈り込みの大きさや空間の取り方は、あまり他では見ない大振りなもの。雪がチラつく寒さでしたが、時々見える晴れ間の光に、刈り込みの葉が輝いてキラキラしています。

イギリスなど寒い国では常緑高木は育たないので、大きな刈り込みは大抵針葉樹などで出来ていて、あまりこんな風に輝いたりしません。(参照:レヴェンズホール)

こういった 「光る葉の高木」 は西日本を特徴づける庭として結構面白い使い方が出来るのかもしれないな、と思ったりしました。(照葉樹と呼ばれる常緑広葉樹は、もちろん日本以外の温暖な国でも生育します)


刈り込みの庭で植物事務所COCA-Zが一番好きなのは京都の詩仙堂や、奈良の慈光院ですが、「これはどうやって刈り込んでるんだろう?」 と精密さにびっくりしたのは鳥取の足立美術館。
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あまりのデコボコの無さにビビります(苦笑)



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by coca-z | 2012-01-27 00:47 | 251-260
植物的生活255
今、手がけている物件に使いたいと考えているタイルを見るため、INAXさんのショールームに行ってきました。
これがもらってきたサンプル。
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現在の場所に移転して初めて訪れましたが、色々なタイルを見ているだけでワクワクしてしまします。
併設されているギャラリーでは面白い展覧会もやっているのでオススメの場所です。

ショールルームには自転車で出かけたのですが、いつものことながら大阪市内の自転車置き場がもっといいデザインだったらいいのになー、と思ってしまいます。。。

こちらは京都市二条駅前の自転車置き場。
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植物と組み合わされていい感じ。

京都は地名案内などのストリートファニチャーデザインもいい感じのものがあって、植物事務所COCA-Zは御池通りのサイン計画や地下鉄への出入り口デザインなどが好きです。
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街路樹が大きくなっても信号や通り名が隠れないデザイン。
確かGK設計さんのお仕事だったような気がしますが、流石です。
(植物事務所COCA-Zは昔、大きな公園のサイン計画に関わった時、GK設計の宮沢功さんという方が書いた 『街のサイン計画』 という本を読んで感銘をうけたことが。)

この道には20年ほど前まで巨大なケヤキの並木があったのですが、地下鉄工事で移植されました。
現在のケヤキはその後、新しく植えられたもの。
祇園祭の山鉾巡航のルートでもあるので、背景となる木がノビノビ成長できるよう設計されています。(歩道の舗装も水がしみ込む透水性平板を使っているようです)


こちらは打ち合わせの途中で見つけた東大阪市の事例。
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赤丸の部分を拡大してみると。。。
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木が痛々しいです。。。



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by coca-z | 2012-01-24 00:00 | 251-260
植物的生活254
今日はあの阪神淡路大震災から17年となる日。

メールでシンポジウムの案内が届きました。

大阪中央郵便局舎保存を呼びかけるものです。
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阪神淡路大震災では、数多くの名建築が被害を受けて失われ、その危機感から1997年には 「阪神間モダニズム」 という展覧会が4つの美術館連携で行われました。
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展覧会は、とてもちからの入った秀逸なものだったのですが、今も多くの名作と言われる建築物が失われています。
地震ではなく人の手によってです。

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上の写真は2007年に撮影した大阪中央郵便局舎。

ぱっと見ると、なんだか地味な建物に見えるかもしれませんが、よく見ると、上の階に行くほど格子の数が減っていて、多くの人が集まる一階部分は吹き抜けのような高い天井の部屋になっているのがわかります。

1939年の戦争中に出来たといいますから、ガラスが大きくとられたこのデザインは、当時はどれほど新鮮なものだったでしょう。

今となっては派手さのない、じわじわと良さがわかってくるような味わい深いたてもの、といった感じですけれども(笑)



以前から植物事務所COCA-Zも気に入っている建築だったので、ウェブ署名をしようとサイトを開いてみたら、数年前、打ち合わせの帰りにたまたま見つけて、「カッコいいたてものだなー」 と写真を撮っていた伊賀上野市庁舎の解体が始まっていることを知りました。
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その時が伊賀上野市初めての訪問。
市庁舎と、近くに保存されている三重県立上野高校の校舎を見て、「小さな町なのに、なんだか文化レベルの高いところだな」 と思っていたのですが、壊されるとなるとマイナスイメージです。。。(データを見ると2007年8月の撮影でした)


他にもサイトにとりあげられているのは京都会館。
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写真は2010年に撮影したもの。その年の出張先の中国で、10年ほど止まっていた岡崎周辺の再開発が動き出し、京都会館が潰されるとの話を聞きました。

この写真撮影時はまだ建替えの公式発表がされていなくて、「ありがとう京都会館、建設50周年」 と掲げられた垂幕が、なんだか哀しく見えたのを思い出します。
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大ホールの造りは、これから先、つくられることが無いような凝ったデザインです。


大阪には他に、人々に愛されながらも昨年解体されたダイビル
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や、数年前に一部を残して解体された北浜取引証券所、すべて取り壊された阪急百貨店、現在建替え中の旧八木通商本社ビルなどがありますが、壊される寸前に声を上げるのでなく、現存する普段から 「このたてものが好き」 だということを表明しておかなければいけないと感じさせられます。

昨年の東日本大震災以降、エネルギーについての論議が盛んですが、古い建物を活用するのは、そういった考えとも繋がっていくものではないでしょうか。



3月に取り壊しが予定されている大阪中央郵便局保存活用の署名サイトはこちら



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by coca-z | 2012-01-17 00:00 | 251-260
植物的生活253
昨日は一日かけて、打ち合わせのため名張まで出かけていました。

打ち合わせ先のお宅の庭でロウバイが咲いていたのを頂けることになり、折角なので 「うてな喫茶店」 さんにいけさせていただくことにしました。
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ロウバイは直線的な枝にコロコロした香りの良い花がついて、なんだか抽象画のような面白い花です。

以前勤めていた会社の社長に連れられて、山一面にロウバイが植えられた場所へ行ったことを思い出しました。


自宅に戻ってみると窓辺に蓮華咲の赤いツバキ ‘藻汐(もしお)’ の花が。
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例年よりずいぶん早い開花です。

昨年はいつも何かに追われていて、花をいけて楽しむ余裕も無かったので、今年はそんな心に余裕のない状況に陥らないよう注意したいと思います。



「うてな喫茶店」

大阪市北区中崎西1-8-23
TEL:06-6372-1612

地下鉄中崎町駅4番出口より歩いて2分 葉村温泉の斜め向かい

営業時間12:00~20:00
(火)と第一(月)定休日・祝日は営業



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by coca-z | 2012-01-12 00:00 | 251-260
植物的生活252
今年は松の内から働いていますが、今日は 「もりのかけら」 シリーズ、第12集の制作。
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日本の自然と伝統園芸文化を見直し、各地に森のかけらを届けて、そこから新たな森を作ろうというプロジェクトも七年目を迎え、ついに今回は生きた植物を離れることに。
(ちなみに前回はモミジと水石で、すでに半分は植物じゃなかったのですが)

今回は小鳥のための巣箱です。

活動内容がますます屋号から離れているような。。。苦笑



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by coca-z | 2012-01-07 00:00 | 251-260
植物的生活251
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あけましておめでとうございます。

昨年は自分でもびっくりするほど働き続けたので、新年は勉強する時間を確保して、より一層高いレベルのものづくりが出来るよう励みたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。



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by coca-z | 2012-01-01 00:00 | 251-260



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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