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植物的生活376
先日の打ち合わせで、お施主様のお子さんが
「庭作るならコレ植えていい?」
と嬉しそうに出して来てくれたのは、自分であちこちから集めたタネコレクション。

ヒマワリやタンポポのタネに混じって見せてくれたのはナガミヒナゲシ。写真の赤丸部分。
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サヤの上部の蓋をとって、中のタネをパラパラ振り出して

「これ、コショウ入れやねん!」



植物事務所COCA-Zは心の中で 「こ奴、デキル・・・!」 とつぶやきました。





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by coca-z | 2013-04-28 00:00 | 371-380
植物的生活375
打ち合わせ後、ひとときの休息。
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5年前、奈良の菟田野花き植木切り花研究会圃場で購入した洋種枝垂れモミジの苗木が少しずつ大きくなってきました。(上の写真右下)

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苗木から育てると狭いスペースにもフィットした形に育てられるのが嬉しいところ。

菟田野花き植木切り花研究会圃場にあった、様々なモミジ・カエデの世界的コレクションを移してできた施設 「奈良カエデの郷 ひらら」 The World Maple Park in NARA  は明日オープンだそうです。




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by coca-z | 2013-04-27 00:00 | 371-380
植物的生活374
母校、京都市立芸術大学の授業で京都府立植物園へ。
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ヤマブキ (Kerria japonica) が花盛り。


授業をしながらもキョロキョロ植物観察。
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奄美大島原産のアマミセイシカ (Rhododendron latoucheae var. amamiense) は京都みたいな寒い場所でも咲くんだなぁ、と思ったり、

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紅葉で有名なニッサ・シネンシス (Nyssa sinensis) は新芽も綺麗なんだなぁ、と思ったり。

この植物園は来るたびに何かしら発見があります。




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by coca-z | 2013-04-24 00:00 | 371-380
植物的生活373
懸案事項がいくつかあるせいか、違う時間にセットしても目覚まし時計より10分ほど早く起きてしまう小心者の植物事務所COCA-Z。(そして起きる直前に見ているのは仕事の夢・汗)

そんな中でも植物を楽しむ気持ちは忘れまじ、と意地でも植物観察。(→嘘です。植物観察はほぼ病気・苦笑)

今日の現場終了、計画中の庭に使う素材の下見にホームセンターに出掛けたら、昨年秋に発見した美しい紅葉のサクラ が満開になっているのを発見。
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予期していなかったので、サクラが見える駐車場に入った瞬間、「うわっ」 と思わず声が出てしまいました。
ソメイヨシノが咲くころ、この木には花も葉も無く、冬木立ち姿に変化がなかったので 「大丈夫なのかな・・・」 と心配していたのです。


車では近づけない場所にあるので、降り出す雨の中、歩いて近づいてみると本当に花盛り。
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近くの公園では八重桜が満開ですから、花期から察するにこのサクラはカスミザクラでしょうか。

枝は高いところにあるのでカメラでアップしてみると
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まだ蕾もあって一番の見ごろ。
花色に濃い薄いがあるのは、開花してからの時間の差でしょう。

植物事務所COCA-Zの手元には 咲き始めの、こんな色から しばらくすると こんな色に変化する ‘南殿’ (なでん) というサクラがありますが、色が変化する性質はこんなところから来ているのかもしれません。



そしてこのサクラの近くに カキの大木を発見しました。
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幹が太いので一瞬、「トチノキ?」 と思ったほど。

最近出版された 『日本一の巨木図鑑』 写真・解説 宮真而氏 には、日本一のカキの木は幹周4.25mの岡山県・西城柿とあり、それには遠く及びませんが、このカキの木の幹は直径60センチほどあって風格たっぷり。
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カキの木材は高級材なのですが、この木は腐れが入っているので、それを目的に伐られる心配も無さそう。(高級材で知られる黒檀もカキの仲間です)

株式会社改良園が発行する機関誌 『園芸世界』 2010年7月号では、立花吉茂氏が 「明治年間に調査されたカキ品種は日本全土に800種あった」 と記していて、現代にその品種群がどれだけ残っているか、と嘆いてらっしゃいます。

お米がコシヒカリ系の品種に圧倒されて地方品種が無くなりつつあるように、カキも地方品種がどんどん伐られて無くなっているそう。
貴重な文化遺産でもあり、重要な遺伝子資産でもあるのに、残念なことです。。。

このカキはいったいどんな実をつける品種なのでしょうか?
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by coca-z | 2013-04-21 00:00 | 371-380
植物的生活372
チューリップ ‘紫水晶’ が花盛り。
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良い球根だったせいか、10球しか植えていないのに、花は大小合わせて30輪近くあります。
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庭の主が留守なので、楽しむ人がほとんど居なくて残念。

手前のピンクのチューリップは ‘アプリコットビューティー’。
20年くらい前にも植えたことがありますが、以前育てた時はもっとニュアンスのあるアプリコットカラーだった記憶が・・・。今回の花は単調なピンクに見えてイマイチです。

背景に見えるクロツバキは今年、伸びやかに 「蓮華咲き」 で咲きました。
苗から育て始め、今年は株が少し充実してきたからでしょうか。満足。
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by coca-z | 2013-04-18 00:00 | 371-380
植物的生活371
 昨年末、哀しい姿となってしまったタイサンボクの巨木。 

年明け早々、残っていた高さ2mほどの幹の部分も伐り倒しゴミにしてしまうと聞き、あまりに痛々しいので一部を引き取ることにしました。
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植物事務所COCA-Zが引き取ったのは写真、一番手前の丸太です。(あまりに大きすぎて全部引き取ることは出来ませんでした。)

測ってみると半径30センチもあります。
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残った切り株はさらに大きなカタマリです。
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かえすがえすも伐られてしまったことが残念でなりません。


引き取った丸太をどうするのが良いか考えたあげく、以前、たまたまネットで知った木工作家の中西洋人さんに作品制作をお願いできないか問合わせてみることにしました。

彼の作品は昨年実物を見る機会があり、その素晴らしさに感銘を受けていたからです。

メールでいきさつをお話し、無理やり頼み込んだところ、普段はそのような仕事を引き受けていないにも関わらず、快く引き受けてくださることになりました。

そして先日、作品が完成したと連絡を受け、アトリエへ引き取りに伺いました。
古い建物を自身で改装しているという、彼のアトリエの見学もさせてもらいたかったのです。



アトリエがあるのは琵琶湖の北、冬は雪深い里です。

車で高速を進むと、まるで季節をさかのぼってタイムスリップしているよう。
途中、昼食を取るために入ったインターでは、大阪ですっかり終わってしまったソメイヨシノが満開でした。
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着いてすぐ、雰囲気の良いアトリエを案内して戴いた後、奥から出してきて下さったのが、完成したこの器です。
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器を見た瞬間、
「マグノリア (タイサンボクをはじめとするモクレンの仲間) の花みたい。」 
とつぶやいてしまったほど、穏やかで優しい表情をしています。
とてもあの痛々しい丸太から出来たとは思えません。

丸太の時は生木だったため、動かすのも大変な重さでしたが、出来あがった器は片手でも軽々と持てるほどです。
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表面はソープフィニッシュと呼ばれるマット(艶消し)の表情で、生地の色をいかした表面は肌触りも柔らかく、それがまたマグノリアの花びらの質感を想わせます。


制作方法等も伺うと、普段から自然な歪みや変色も作品に取りこむようにしているそうで、この器も口の部分に自然な 「ゆらぎ」 があります。
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植物事務所COCA-Z自身が丸太を作品化していたら、きっと哀しみを強調するようなものになってしまったと思うのですが、中西洋人さんの作品は、新しい生命を吹き込むような方法で創られていて、心を癒してくれるものでした。

タイサンボクの材は一部まだ手元に残してあるのですが、一番大きな材を中西洋人さんにお願いして本当に良かったです。
いつか機会を作って、多くの方にも実物を見ていただければと思っています。




アトリエで見せていただいた作品では、昨年ギャラリーで展示されていた 「ウロ」 や 「腐れ」 を活かした作品群にも魅了されましたが、珈琲を出して下さった時に使っていたサクラ材のお盆が、薄墨をひいた様な色をしていて、とても心惹かれました。
伺うと、サクラの材は自然に退色して薄墨色になるそうです。

岐阜には散り際に薄い墨色となる、と言われる 「薄墨桜」 がありますが、サクラには木の内部に 「墨色」 を秘めているのではないかと想わせる作品でした。





中西洋人さんのHPはこちら 
素晴らしい作品群を見ることが出来るので、是非ご高覧ください。




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by coca-z | 2013-04-14 00:00 | 371-380
植物的生活370
昨年、庭で病気が発生し、長年育てたシャクヤクやボタンが枯れてしまったので(涙)、春先に苗を求めていたヤマシャクヤク。窓辺で花が開きました。
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白い花弁の奥にチラリと見える紅いシベが魅惑的。

ゆっくり楽しむことが出来るよう、室内の窓辺で管理しているので、昨晩の嵐で花が散ることもありませんでした。

しかし、元々は森に生える植物、乾燥した室内で管理するのは工夫が必要です。
光を通す薄紙で巻いて湿度を保つよう霧吹きを小まめにかけたり、蕾が見えてからは水やりを多くして水切れを防いだり。

こちらのサイト  には、雨が上がった朝、水分をたっぷり含んだ蕾が開くと、とても伸び伸びと美しく咲く、と言うツバキの話が出てきますし、大輪アサガオの世界では、花を大きく咲かせるために開花数日前から 「水草のように」 大量に潅水する方法が伝えられていますが、水と開花の関係はヤマシャクヤクにも適応するようです。


以前出張で出掛けた中国の湖北省・神農架にて見かけた野生のヤマシャクヤクは、こんな場所に生えていました。
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早朝だったので、薄暗い林床に白い蕾が目立ちます。
目に入った時、思わず 「プラスチックのゴミかな?」 と勘違いしてしまったほど(苦笑) 周囲の環境から浮かび上がった存在。
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こちらは近年造成された法面に根茎が生き残っていたのでしょう、荒れ地のような場所に花を咲かせていました。
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直射日光のせいか、葉に赤味が強い個体です。


森の中に生えていたヤマシャクヤクの近くにはこんな植物も。
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おそらく中国語で七叶一枝花と呼ばれるParis polyphylla、もしくはその仲間ではないかと思います。
叶は日本語の 「叶う」 ではなく、「葉」 の簡体字なので、「7枚の葉にひとつの花」 といった意味でしょうか。日本のクルマバツクバネソウの仲間です。

周囲には他にもこんな花たちが咲いていました。
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ラショウモンカズラ (Meehania urticifolia) に近い植物だと思うのですが、正確な名は不明。
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ニリンソウ(Anemone flaccida) の仲間のようですが、ピンク色が入って愛らしい雰囲気。





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by coca-z | 2013-04-08 00:00 | 361-370
植物的生活369
姫路での打ち合わせの帰り、20年に一度行われる 「三ツ山大祭」  を見学してきました。
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すごいインパクト。

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松が横にも刺さっているのは自然の山をイメージしたものでしょうか? それとも門松のような 「依り代」 が置山の巨大化によって、横にも付けられるようになったものでしょうか?

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白いムカデもいます。ムカデは戦国武将の紋などにも使われますが、色が白なのは白蛇などと同じく神様の使いか何かなのでしょうか?

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謎だらけの置山、大きさは、ほぼ建築。すごい異物感です。





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by coca-z | 2013-04-05 00:00 | 361-370



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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