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植物的生活511
週末は昨年植栽させてもらった住宅(島田陽建築事務所/タトアーキテクツさん設計)へお手入れ。

昨年、雑誌  『GA HOUSES 134』  にも掲載された 「石切の住宅」 です。

アナベルが花盛り。
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写真左手に見える窓は、表庭と裏庭を分けるコンクリート壁に作られた孔(ガラス無)。

壁の向こうは、お風呂場から眺めることの出来る裏庭です。
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同じサイズの窓(ガラス有)がお風呂場にもあり、更に同じサイズの鏡が室内に組み込まれてあって、鏡に写る庭の虚像と、実際の窓から見える庭の実像が錯綜して、とても面白い効果を上げています。
(鏡と窓と庭の関係は、ちょっとヴェルサイユのグラン・トリアノンを想い出します。)


お風呂場のデッキテラスから表庭を覗くとこんな感じ。
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御主人がマメに手入れをされている芝生がとても綺麗。


アプローチの駐車場から見える法面のフウチソウもすっかり茂り、そよ風に揺れる葉が涼しげです。
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この法面は陶芸が出来そうなくらいの粘土質だったので、全面土壌改良をしたかったのですが、地滑りして擁壁下の車を傷つける危険があるので、色々方法を考えて植え方に工夫した場所。
上手く育ってくれて良かったです。
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(植栽時の様子)





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by coca-z | 2014-06-30 00:00 | 511-520
植物的生活510
夏の花。
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カンナ(品種不明)、 エキナセア ‘イーブニンググロウ’、 ストレリチア・レギネ、 メラレウカ ‘レボリューションゴールド’、 トゲナシノイバラ
 
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ヘメロカリス ‘コーキー’、 サンジャクバーベナ ‘ロリポップ’、 トサミズキ ‘スプリングゴールド’、 カワラナデシコ ‘まつり’、 ユリ ‘サルタレロ’、 メラレウカ ‘レボリューションゴールド’、 スダチ、 キンカン ‘ぷちまる’、 ノコンギク、 テマリシモツケ ‘マゼルトブラウン’

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フロックス ‘ピニャコラーダ’、 エキナセア(実生)、 バラ・ポミフェラ、 フロックス ‘スターファイヤー’、 コロカシア ‘コールマイナー’



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by coca-z | 2014-06-27 00:00 | 501-510
植物的生活509
週末は木村松本 建築設計事務所さんの仕事のお手伝いで、泊まりがけで徳島に。
(植栽させていただいたのはこちらの家です。)

まだ発表前とのことで写真掲載は自粛。


帰路、十数年ぶりに香川の栗林公園に立ち寄りました。
植物事務所COCA-Zが日本で一番好きな大名庭園。何度見ても美しい。


2年前から始まったと言う、池を和船で巡るツアーに参加しました。
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池から掬月亭を見ると、こんな風に見えるんだなぁ。
なだらかな山と庭園・建築のバランスが素晴らしい。
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池の反射光を、更に反射させるために天井に貼られた和紙が美しく見えます。
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大きな池のある日本庭園は、基本的に船を浮かべて楽しむように計画されているので、船からの見え方はとても重要なのです。

全国に数ある大名庭園でも、船に乗って観賞できるのは栗林公園だけとのこと。
大変貴重な体験でした。


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掬月亭の内部。

開放的で涼しくて、夏には素晴らしい環境。

あまりに心地よく、現場の力仕事の後で疲れていたので、水面を渡る風に吹かれながらつい、ウトウトしてしまいました。苦笑
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この庭園は素晴らしいところが沢山ありすぎて、一度には書ききれません。

またの機会に。




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by coca-z | 2014-06-26 00:00 | 501-510
植物的生活508
今年3月、マニアックな仕入れ先のオーナーに、
「ギガンティア育ててみいひんか?」
とそそのかされて(苦笑)、一株だけ屋上に試験植栽してみたスティパ・ギガンティア (Stipa gigantea)。

苗だったので、穂が出るのは来年かな・・・と思っていたら、短い穂がひとつだけ出ました。
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まだ花が咲いている状態で、タネになっていないのに色が黄色いんだな・・・。
大抵のイネ科の植物は花の時期が緑色とか赤茶色なので、育ててみて初めて知りました。


 (追記)スティパ・ギガンティア、二年後にはこうなりました。


先日、大学の授業で学生を 「うめきた」 の見学に連れて行った時、

「グラス類の庭より、(植替えを多用した)花がいっぱいの庭のほうがハッピーな感じで良かった。」

という感想を聞いて、結構ショックを受けた植物事務所COCA-Z。

一般的な人より感性が鋭いと思われる芸大生でもそういう感想なのですから、世界的に流行っているとは言え、グラス類を良いと思う日本人は、かなりマニアな人たちなのでしょう。

日本には古くからススキを楽しむ文化があるので、グラス類を見ても、「新しさ」 ではなく、古典的な感覚へ収斂されてしまうのかもしれません。


屋上ではユリ (トライアンファターだったかな?) とエキナセアが花盛り。(エキナセアはサマーカクテルという品種のハズなんですが、ほんとにこれサマーカクテルなんでしょうか?色がアプリコットからピンクに変色するはずなんですが、ピンク色にしか咲きません・・・)
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最近のユリは性質が強く、植木鉢に植えっぱなしにしていても毎年花咲かせてくれます。
ユリクビナガハムシさえ出なければ。

このユリも既に5回目の開花。
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2010年に同じユリが咲いた頃の屋上。

グラス類だらけ・苦笑



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by coca-z | 2014-06-16 00:00 | 501-510
植物的生活507
5月もほとんど休みが無く、どうしても行きたかった展覧会が終了間近と聞いて、心の中でお客様にあやまりながら(汗)京都国立博物館に行ってきました。

最寄駅で駅を出るとこんな看板が。
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アルコールをまったく飲まない植物事務所COCA-Zですが、古い板をペイントしたこの看板に目が釘付け。

割れて腐った(?)板の端を、泡に見立ててペイントするとは。。。
しかも、泡の部分だけ下地にグレーを塗り、重ねて塗った白い塗装を剥いで 「泡感」 を出している。。。

キャッチフレーズも素晴らしいし、タダものじゃないセンスです。






博物館に着いてゲートを潜ると、
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「木が無い!!!」

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(2013年12月撮影)


枝ぶりの良いハゼノキだったので、いつも綺麗だなぁ、と眺めていた木。
すぐ、ゲートにいた係の人に聞いても、「そんな木ありましたっけ?」的な反応。

芝生を見たら、かなり広い範囲で掘り起こした形跡があったので、園内を探してみたら、移植されていてホッとしました。
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(でも枝が大きく切られているのが残念。。。)


博物館の庭には、いつも見て綺麗だなぁ、と思う木が他にもあります。
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手前の松はアカマツなのですが、クロマツのようにどっしりとした枝ぶりで、いつ見ても幹が赤く磨かれていて、ホレボレします。

奥の三角形の木はヒマラヤスギ。
この木もいつも手入れがされていて、自然樹形とは違った美しさを見せています。
足元にイトランが植わっているところもポイント。



庭には、木の他にも魅力的なものが。
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こちらは、古い朝鮮半島の石柱を利用したと思われる亭(あずまや)。

寄贈されたもののようで、中に入ることは出来ませんが、天井は高台寺の傘亭を想わせるような凝った造り。
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近くに置かれたコンクリートベンチは昭和の頃に造られたものでしょうか、ちゃんとデザインされた形をしています。
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風雨に晒されて、骨材の砂利が美しく浮かび上がっています。天然の洗い出し。
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このベンチは五色の砂利が使用されています。
砂利は産地によって色が違うので、骨材(砂利)の違いを意識すれば、土地それぞれに特色のあるコンクリート壁やコンクリート舗装が出来るのかもしれません。


秋の新館開館にむけて移設される鎌倉時代の十三重の石塔は、分解されて、普段見ることの出来ない姿。
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(石塔や灯籠は石を重ねてあるだけなので、地震の時には注意です)


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茶室に向かう通路。色の石がアクセント。





肝心の展覧会。
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南山城(みなみやましろ)の古寺巡礼展

植物事務所COCA-Zは南山城で育ったので、是非見に行きたかったのです。

一休寺(酬恩庵)
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などは子どもの頃から何度も訪れている馴染みのお寺ですし、最近は南山城地域に仕入れに出掛けることも多いので、隙間の時間を見つけてこの地域の古刹を順番に見学しているのですが、
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(海住山寺の塔型おみくじ結び)

今回この展覧会を訪れてビックリ。

植物事務所COCA-Zは中国なら北魏、日本なら平安時代の(定朝様ではない)素朴な仏像が好きなのですが、地元の寿宝寺に、平安時代の明王像が2体もあると知って驚きました。

しかも凄い好みのテイストの木彫。灯台もと暗しです。

他にも図録を見ていると、一休寺の庭の200年前の絵が載っていて、
「昔はこの庭にソテツが植わってたんだ・・・」

とか、同じお寺の探幽の襖絵を初めて間近に見て (普段は部屋に入れないので近寄れない)、
「モノクロの墨でアカマツの幹肌の優しさを表現するために、この筆捌きなんだなぁ。。。」

などと発見することが沢山ありました。

この展覧会は今週末までですので、ご興味のある方は是非。

この展覧会が終わると、秋の新館開館まで長い休みになります。
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以前訪れた南山城のお寺のひとつ浄瑠璃寺。
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春に訪れると、参道脇の庭の花木が大変綺麗です。

浄瑠璃寺を訪れた際の昼食には、門前から少し離れた所にある蕎麦屋 「吉祥庵」さん に是非。
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お蕎麦が美味しいだけでなく、移築された民家を利用した店舗や、床飾りのセンスも素晴らしく、至福の時を過ごすことができます。

この日は風の強い日だったのですが、風が吹くたび座敷の屋根にドングリがパラパラと落ちてきて、いかにも山里に来た、という感じのサウンドスケープを楽しみました。



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by coca-z | 2014-06-12 00:00 | 501-510
植物的生活506
打ち合わせで出掛けた滋賀の庭。

天気予報が外れ、真夏のような青空だったので、お施主様御自身で植えられた芝生が空に映えて綺麗。
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この辺りは滋賀でも暖かい場所らしく、グレヴィレア ‘ロビンゴードン’ がちゃんと冬を越しました。 (デュランタ ‘宝塚’ は昨冬の寒さで枯れましたけど・・・)


植物事務所COCA-Zが初めてこの庭を訪れた時は夏だったのですが、こんな感じだったので、随分うるおい感が増えています・笑
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照り返しも裸地と芝生では全然違います。

この状態から、基本プランと庭の下地作り (土壌改良や施設工事) を植物事務所COCA-Zが担当させていただき、高木と一部の既存樹木の移植を除いて、植栽はお施主様御自身がされたもの。

丁度、お施主様が植えられたバラ ‘ ソレイユ・ヴァルティカル ’ と、ピンクアナベルが花盛りでした。
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植物事務所COCA-Zが移植させていただいた矮性のスモークツリーと、ロータス・ブリムストーンの白い花とも合って、いい雰囲気。

10年かけて作る庭のプロジェクトなので、まだまだ未完ですが、とてもいい方向に進んでいると思います。



帰り道、旧東海道を通るとこんな庭が。
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イヌツゲの生垣に、サツキの玉刈り込みの見慣れた組み合わせですが、長い時間をかけて手入れされた緑の造形力が見事。




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by coca-z | 2014-06-10 00:00 | 501-510
植物的生活505
今年はじめ、資料を探して過去の写真を見ていたら、この写真で 「ん?」
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(2012年6月14日撮影)

カッシア ‘アンデスの乙女(?)’ に花が咲いている。
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(同じく2012年6月14日撮影)

カッシアは、大抵の図鑑やサイトに 「秋咲き」 と書かれている植物。
確か、この年の秋に盛大に咲いたはず。
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(2012年10月3日撮影)

昨年の6月には花が咲かなかったので、更に過去の写真で、どういう管理をしていたか遡って調べ、

「この方法なら今年も初夏に咲かせることが出来るかも。」

と剪定方法の実験してみたら、やっぱり蕾が着きました。
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(2014年6月4日撮影)
写真で記録を残すのは大切だと実感。


下に写っているのはセダム ‘ゼノックス’ ですが、昨年に引き続き、今年も青虫にやられることなく花付きが綺麗。(薬はまったく使っていません。下の紫の葉は ムラサキキャベツ ‘ルビーボール’ )
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(2014年6月4日撮影)

こちらは昨年、枝が折れてしまったのを挿木した別の品種。(セダム ‘ハブグレイ’)
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(2014年6月4日撮影)


しかしこのセダム ‘ゼノックス’ 、昨秋にも咲いたはず。。。
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(2013年10月4日撮影)


4月には既に蕾が出ていたし、この植物も春と秋に二回、花を咲かせるのでしょうか?
謎は深まるばかり。今後も観察を続けたいと思います。





観察と言えば、先ほどのカッシアに、なんだか斑入り模様の葉がある。。。
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ウィルスとかの病気でしょうか?それとも突然変異?
これも注意して観察したいと思います。


他にも飛んできたタネから勝手に生えてきたモミジが斑入りだったり、
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黄金葉のナツヅタに斑入りの葉が出現したり、
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(サビ病が出てる・・・この黄金葉の品種はちょっと性質が弱くて病気になりやすい気がします)


注意して観察をしていると、色々発見があって面白いです。




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by coca-z | 2014-06-05 00:00 | 501-510



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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