植物的生活779
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ブルーベリーは品種によって枝の色が違うので、ウィンターガーデンの素材として利用出来ます。

色づきが綺麗な新しい枝の方が花付き(=実付き)が良いので、管理上も有効。(2017年3月1日 横浜の仕事での植栽)

品種によっては葉もブルーがかっているので、シルバーリーフとしても楽しむ事が出来ます。
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(2015年7月8日 軽井沢・ヴィラデストにて撮影)

 秋には紅葉も楽しめるし、なかなかに芸達者な植物です・w





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# by coca-z | 2017-03-20 17:00 | 771-780
植物的生活778
デンドロビウム ‘オレンジデイズ’ が3年目・3回目の開花。
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ジエビネのような渋さのある花色がいい感じ。
ジエビネとは違って、暖かい時間にはシナモン系の良い香りが周りに漂います。


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ラン展で見るような整った姿も美しいとは思いますが、このように乱れた姿のほうが野趣があって今風だと思うのですが、どうでしょうか。

ヘゴや流木に付けて育てられたら、かなりカッコいいインテリアグリーンになると思います。シダなどと合わせたり。


流木づけでこの花色ならば、草もの盆栽的に、床の間に飾っても似合いそうです。

キンギアナム系のデンドロビウムってあまりヘゴ付け等を見ないけど、難しいのかな?
こんど実験してみよう。



こちらは京都の北野天満宮の近くで見た事例。
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ノビル系のデンドロビウムだと思いますが、ヒマラヤスギの葉が霜除けになっているのでしょう。
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(2017年3月12日撮影)
京都の洛中は北大路通りで気候が変わると言われますが、この場所が北大路の南側だというのも理由のひとつかもしれません。

以前、高瀬川に浸かった こんなシンビジウム も見たことがありますし、京都府も南部まで下がると、ノビル系デンドロビウムが落葉樹(サクラ)に付けられた こんな事例も 見たことがあります。








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# by coca-z | 2017-03-16 18:00 | 771-780
植物的生活777
打ち合わせのため、橿原市八木町を初めて訪れてビックリ。
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奈良まちや、富田林の寺内町以外にも、こんなにまとまった古い民家が沢山残されている場所があったとは知りませんでした。
飛鳥川をはさんだ今井町は重要伝統的建造物群保存地区に選定されているようです。
江戸時代にタイムスリップした気分。


古い集落だけあって、こんな古い品種のツバキ(おそらく日光・じっこう)の大木が、さり気なく生えていたり、
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かつては庭の主木だったと思われるキャラボク (Taxus cuspidata var. nana) の古木が駐車場に取り残されていたり、
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(あまりに特異な樹形のキャラボクなので、最初はカイヅカイブキかと思いました。)
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塀越しに遅咲きの八重梅がのぞいていたり、
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植物的にも見どころがいっぱい。


しかし、この塀は瓦の棟飾りが素晴らしい。
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以前見た、中国・寧波の庭園 を想い出させます。





歴オタ的には、この道が平城京の中心線を決めたと知ると、「オーッ!」 となります。笑
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他にも近くの土手に、水仙がイギリスのように咲き乱れていたり、
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土手の上の散歩道がこんなに素敵だったり、
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近所の方が陽だまりのベンチで語り合っていたり、
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(ひと月後には、このベンチはサクラで覆われるでしょう。)

もう、ムチャクチャ豊かです!


以前、田舎に住む祖母が、
「昔は道端で人と会った時に、よく世間話をしたものだけど、最近はみんな車を運転しているので、話をする間もなくすれ違ってしまう。」
と嘆いていたのを聞いて、車社会によるコミュニティ破壊の深刻さを感じたことがありますが、こんな町ならその様な心配は無さそう。

羨ましい。。。












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# by coca-z | 2017-03-14 18:00 | 771-780
植物的生活776
横浜出張時に見学したもう一つの場所、今年行われる 「全国緑化フェア・ガーデンネックレス横浜」 の会場のひとつ、ジャクリーンガーデン。
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全国緑化フェアで恒久的なガーデンを創るのは、2013年に鳥取で行われた時に創られた、ポール・スミザーさんの 「湖山池ナチュラルガーデン」 が嚆矢だと思いますが、一過性のイベントでなく、将来的に遺産となるようなガーデンが創られるのは大変嬉しいことです。


準備期間を長く取ったということもあってか、鳥取ではフェア開催準備期間だけでなく、開催後もガーデンに関する活動が盛んになったようです。

植物事務所COCA-Zも開催後、2014年11月に鳥取の八頭町で行われたポール・スミザーさんと荻巣樹徳(おぎすみきのり)さんの対談を聞きに行ったことがあります。(お二人はポール・スミザーさん来日初期からのお知り合いだそう。)
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その時参加者に配られた本。
「ナチュラルガーデンをつくろう! 地元の素材で美しい風景を」 
ポール・スミザー氏著 第30回全国緑化とっとりフェア実行委員会 2013年9月21日発行

全国緑化フェアで、このようなコンセプトブック・ノウハウ本が創られるのは珍しい事だと思います。


鳥取の担当者は
「パンジーやサルビアみたいな一年草を一面に植えただけの、税金の無駄遣いみたいな一過性のイベント」
がとても嫌だったそうで、なんとか未来に繋がるものにしたいと、飛行機が嫌いな(=電車で移動する)長野在住のポール・スミザーさんを説得して、鳥取のガーデンの監修を依頼したとの事。

その流れが今回のジャクリーンガーデンにも繋がっているのでしょう。

ジャクリーンガーデンの存在は昨年フェイスブックから流れてきた この写真※ を見て興味を持ったのですが、今はまだ部分的に施工中の上に、フェイスブックの写真よりも刈り取られた部分が多くて、春にもう一度訪れたい雰囲気でした。
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このブログ※ によると、このエリアには、凄い数の球根が埋まっているそうですから、春にはきっと美しい景色が産み出されるでしょう。(人止め柵がもう少し景色になるようなものだったら、より良いのにな)

この季節、見どころが少ないとは言っても、この季節ならではの参考になる部分も沢山ありました。
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落葉低木(ユキヤナギ Euryops pectinatus)の足元に、常緑地被(ヤブラン Liriope platyphylla)が組み合わされています。

両方ともありふれた植物ですが、繊細なユキヤナギの冬姿が緑で引き立ちますし、ヤブランなら夏場ユキヤナギが茂って日照が少なくなっても育つので良い組み合わせ。
斑入りと緑葉をナチュラルに組み合わせているのもセンスがいい!
早春のユキヤナギだけでなく、初秋にはヤブランの紫色の花も楽しめます。
初冬のユキヤナギの黄葉も、グリーンの葉が背景にあるので美しく引き立つでしょう。


早春ならではこの組み合わせもいいな。
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ウェストリンギア (Westringia fruticosa) もジャノメエリカ (Erica canaliculata) も、ある程度の温暖地でないと育たないので、クリスマスローズとの組み合わせは横浜の気候を活かした植栽だと思います。
関西の温暖地でも出来るので真似しよう。笑


でも現地に行って、一番感じられたのはアンジュレーション(敷地の高低差)の重要性でした。
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植栽地だけでなく、歩道にもアンジュレーションがあって、植栽のレイヤー(重なり)の見え方が場所によって違うのです。

グーグルを見たり、調べてみると、ジャクリーンガーデンは既存の植栽を活用しながら創られたそうですが、このアンジュレーションは誰が設計したのかな?

急いでいたので短い滞在(30分以下!)でしたが、行った甲斐がありました。

でも、時間不足で行きたかった熱帯植物の聖地・熱川バナナワニ園に行けなったのが残念。。。(現場で踏み固められた黒ボクの土を細かく砕くのは、関西の真砂土より凄く時間がかかる!)












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# by coca-z | 2017-03-12 18:00 | 771-780
植物的生活775
打ち合わせで福知山市へ。

すごく魅力的な石積を発見しました。
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すぐそばに由良川が流れているため、水害を避けるため川石を使って積まれたのだと思いますが、こんなカラフルな玉石積は初めてみました。


こちらの家は石積と木造の門屋が入り組んでいて、そそる!w
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周囲もこんな小路で、集落自体が文化的景観といった面持ちです。
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以前見た徳島城の青石の石積もそうですが、
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バナキュラーな素材って魅力的だなぁ。
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場所は福知山市府道74号線沿いの川北という場所でした。ご興味のある方は是非。








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# by coca-z | 2017-03-07 18:00 | 771-780
植物的生活774
横浜からの帰り道、先日リニューアルオープンしたMOA美術館を無理やり見学。(お陰で家にたどり着いたのは深夜の二時すぎに・・・)
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30年振りくらいで実物を見ましたが、
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こんなバロックな雰囲気だったっけ・・・?



そして中学生だった当時は実物を前に、等伯の松林図も、宗達の風神雷神図屏風も
「筆のタッチが結構荒いんだなぁ・・・」
と思ったものですが、(教科書や本だと縮小された写真なので、ミニアチュール・細密画的に見える)

久しぶりに光琳の紅白梅図屏風を見ると
「絵具薄いのにテクスチャー(質感)結構出てるなぁ。」
という感想。
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金地の上のたらし込みと、不透明水彩の組み合わせが効果的。
(MOA美術館はリニューアル以降、フラッシュを使用しなければ撮影自由です)




庭に出て見ると、オカメザサ (Shibataea kumasaca) のようで、オカメザサに見えない地被植物が植えられています。(背丈が異常に低く、この季節に青々としている)
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何なんだろう?と考えているところに、手入れに出てきた庭師の方を発見したので恒例の質問攻め。(苦笑)

やっぱり植物はオカメザサだそうで、管理方法を伺うと刈り込むのではなく、5~6月ごろ一本一本植木ばさみで葉2枚(おそらく二節の意味)の位置まで切り戻すということ!

オカメザサはこの面積植えられているので、
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全て一本づつ切り戻すとは気が遠くなる手間です。。。


よく見ると、
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本当だ。凄すぎる。。。
数年に一度は地際まで切り戻すとのことです。



他にも普通なら刈り込みで仕上げる低生垣が、全て透かし剪定。
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下段はマルバではなく普通のシャリンバイ (Rhaphiolepis Umbellata) 、中段はアラカシ (Quercus glauca) 。

刈り込みバサミを使わないので、不細工に途中で切れた葉は一枚もありません。


カンツバキも透かしで仕立てると、光が株元まで届くので苔も美しく育っています。
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透かしで仕上げると、単木仕立てのシャリンバイも洒落た風情です。
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グランドカバーとしてのクマザサや、背を低く仕立てた群れ松のマッス(塊)も綺麗だなぁ。
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良いものを見せて頂きました。







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# by coca-z | 2017-03-04 18:00 | 771-780
植物的生活773
まだふみもみず
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(与謝野町へ)




たごのうらゆうちいでてみればましろにぞ
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(横浜へ)


遠い現場が続きました。疲れた。。。








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# by coca-z | 2017-03-02 20:00 | 771-780
植物的生活772
雨水
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(2015年6月6日シンガポール植物園にて撮影)



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# by coca-z | 2017-02-18 00:00 | 771-780
植物的生活771
最近は滅多に出版されない 「いけばな」 関連の研究書。
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細々でも連綿とこういった本が出版されるのは嬉しい。

こういった本を読むと、以前に比べ関心が薄れている 「いけばな」 の世界に対する興味が、また湧いてきます。


『花道の思想』 井上治氏著 思文閣出版 2016年3月25日発行

の 「緒言」 に

~ 今日の日本の挿花文化は、伝統として隔離保全された 「古典的花道」 と、
花を扱うという一点でそれと辛うじて繋がりながらも居場所を見つけられずに彷徨い続ける 「いけばな芸術」 とに二分されている観がある。 ~

とあって、ムムム・・・となりました。


でも 「アレンジメント」 と括られる、花束を含めた現代の装花を、日本の挿花文化として捉えた研究も見てみたい。。。
室町時代にも七夕に花束を贈る習慣があったと聞きますし、ドイツのフラワーアレンジメントと日本のいけばなの 「文化的交流」 とか、結構色々テーマは見つかりそうですが。。。






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# by coca-z | 2017-02-15 17:00 | 771-780
植物的生活770
ここ一年以上振り回され続けた仕事を、別の方に引き継いでもらう事になりホッ。

終わってみると、びっくりするくらい心が軽くなって、渦中にいる時は自分のストレスに気付かないもんだなぁと、しみじみです。

その他の仕事がスムーズに進まなかったのは、このせいだったんだ。。。(お待たせしている方々、すいません・・・汗)
やっぱり仕事の量の調整や、内容の吟味は必要だなと勉強になりました。自分が好きではないテイストで無理やり創ろうとすると、引きずられて他の仕事に変な影響が出てしまう。
少しばかり花付きが悪いからといって、植物を使い捨てしなくてはいけない仕事はもうコリゴリです。




心も軽くなったので、久しぶりに自宅で花でも活けてみようという気分に。
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昔、ヘルシンキのアンティークショップで購入したイッタラの水差しも、やっと日の目を見ました。




しかし、クリスマスローズはここ四半世紀でずいぶんと品種改良が進んだものです。
下の花は植物事務所COCA-Zがまだ十代だった頃(25年前) に初めて手に入れたクリスマスローズの花。
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(2016年3月16日 京田辺市にて撮影)
そばかすだらけで、多様に進化した昨今のクリスマスローズとは全然別物。








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# by coca-z | 2017-02-09 17:00 | 761-770



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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