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植物的生活527
先日お誘いを受けて、琵琶湖のエコトーンを学ぶツアーに参加してきました。(時間をつくるため前日、ほぼ徹夜をしてしまうハメに・・・汗)

奥琵琶湖を中心に、琵琶湖の自然環境や集落、琵琶湖に関連した工場やアトリエを巡る旅。

写真家、建築家、建築学科の大学生、自然環境調査の専門家、ランドスケープアーキテクトなど、様々な人たちで構成されたメンバーで大変勉強になりました。
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西浅井町菅浦の集落。石積みがずっと続きます。

かつては船でしか行くことが出来なかった集落です。

現在は道路が繋がっています。
湖に面した左側の道路は緊急車両を通すために作られた道路だそう。
かつては真ん中の段差部分(石積み)が湖の護岸だったようです。

新しい道路の護岸には消波ブロック(?)が設置され、不思議な水音が楽しめます。

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湖北町尾上(おのえ)の湖岸。


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守山で、琵琶湖在来種による植栽プロジェクトの説明を聞く学生たち。

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現在では、ほとんど残されていない自然度の高い砂浜湖岸。


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琵琶湖を見降ろす棚田。

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高島市の護岸。階段を下ると・・・
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花崗岩を主として、さまざまな岩が混じっているのでカラフルで、まるで江戸時代初期の庭園のよう。
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周囲はお城の石積みの様な大岩を組んだ立派な護岸。さすがは古くから石積技術で知られる近江です。
ここは 「高島市マキノ町海津・西浜・知内の水辺景観」 として国の重要文化的景観に指定されているそう。
先述の西浅井町菅浦とは地質が違うようで、石や砂の色もベージュ色の花崗岩。とても明るい雰囲気の景観でした。

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湖北町沖合に見えるマツの木立。
水に浸かってまるで南洋のマングローブのよう。この日は普段より30センチほど水位が高かったのですが、こんな環境で育つとは。。。
別の場所では、根が水に浸かって育つアキニレの大木も見ました。

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こちらは以前、フィンランドの北極圏で見かけた、湿地の水に浸かりながら育つヨーロッパアカマツと思われるマツ。
この時も 「こんな水に浸かって生育するとは。。。」 と驚きました。

冬が長く、生育できる期間が短いので、この大きさでもかなりの樹齢でしょう。
まるで盆栽のようで、時間が凝縮した心を打たれる姿です。





# by coca-z | 2014-08-28 00:00 | 521-530
植物的生活526
トウテイランが咲きだしました。
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これも故・荒木芳邦氏からいただいた植物のひとつ。
この家にやって来て、もう20年以上になります。





# by coca-z | 2014-08-21 00:00 | 521-530
植物的生活525
お盆の真っただ中、仕事で出掛けた広島の高原で見かけたアジサイの花。
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関西の平野部ではすっかり干からびた様になっているアジサイですが、涼しさのせいかとても美しい状態。
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いまだに蕾があがってきている株もあります。

‘エンドレスサマー’ のように夏でも咲き続ける品種かとも思いましたが、そうでもなさそう。
植物的生活525_b0160123_1754247.jpg
こんな時期にこれだけ綺麗な状態であれば、梅雨の花というより、夏の花といったイメージ。

ヨーロッパの涼しい気候では夏中、花が綺麗な状態で秋まで観賞できますが、向こうはアルカリ性の土地が多いのでアジサイの花色は、ほとんどピンクやワインレッド。

こんな青や紫のアジサイが夏も楽しめるのは、日本の高原ならではでしょう。





# by coca-z | 2014-08-20 00:00 | 521-530
植物的生活524
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昨日は芦屋でお手入れと一部リフォーム、
今日は和歌山で台風の後始末とお手入れ、
明日は午前中宇治で打ち合わせの後、広島に現場調査。
なかなかハードスケジュール。

仕事のため、夜に移動していると、道端で秋の虫が鳴いているのが聴こえるようになりました。

ここ数日で徐々にその種類が増えています。

昨今の日本の夏は暑すぎるので、気持ちの良い秋が近づいているのが嬉しい!
夏よ早く去れ!w



# by coca-z | 2014-08-13 00:00 | 521-530
植物的生活523
先日、用事があって京都府立植物園に行ってきました。

朝早く訪れたので、午前中に咲く花が綺麗。
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ハスの花は何度見ても夢っぽいイメージ。
屋上のハスは忙しくて植替えが出来なかったので、今年は花が咲きませんでした。


夜間に咲いて昼ごろには落花するというアフリカバオバブ (Adansonia digitata) の花もユニーク。
バオバブ開花中の早朝は、温室を一部のみ無料で観覧できるようです。(植物園入園料は必要)
植物的生活523_b0160123_23323161.jpg


昨秋に見たグンネラも随分ノビノビと成長していました。
植物的生活523_b0160123_0115450.jpg
(この春、仕事で時間が取れず、エキウム・ウィルドプレッティの季節に訪園出来なかったのが無念。。。)



ここ数年、京都府立植物園ではあちらこちらがリニューアル工事されていて、昨秋来た時に大きな木を何本も伐採していた場所は何が出来るのだろう?と思っていたら、中国の植物を集めた新しいコーナーが出来ていました。
植物的生活523_b0160123_23361550.jpg


そこに植わっていたミケリア・フォヴェオラータ (Michelia foveolata)
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ミケリアの仲間は好きなので、どんな花が咲くのかな、とググってみたら、新芽が美しい金色の植物とのこと。

新芽のシーズンに見てみたい。

新芽の色が美しい植物と言えば、この春に徳島の阿南・椿自然園で見たホンコンツバキ (Camellia hongkongensis) がとても印象的でした。
植物的生活523_b0160123_23432719.jpg


新芽が美しい紫色なのです。ツヤのある質感で、蝋細工のよう。
園主に聞くと、もっと水色っぽい色になることもあるとか。
思わず苗を購入してしまったので(苦笑)、来春が楽しみです。


何か特定の植物を好きになると、植物自体だけでなく、そのグッツも収集してしまう人が多いですが、こちらの園主もその一人。

建物のロビーにはツバキの花を想わせる照明器具が。
植物的生活523_b0160123_23451744.jpg
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尋ねてみると、竣工当時のオリジナルのものだそう。
ミッドセンチュリーの雰囲気でとてもいい感じです。

レストランで昼食をとると、爪楊枝入れもツバキの形でした。
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爪楊枝がオシベに見えるようデザインされたもの。
インタラクティブな感じで、心憎いデザインです。





# by coca-z | 2014-08-11 00:00 | 521-530



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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