タグ:シンガポール ( 32 ) タグの人気記事
植物的生活772
雨水
b0160123_22310008.jpg
(2015年6月6日シンガポール植物園にて撮影)



[PR]
by coca-z | 2017-02-18 00:00 | 771-780
植物的生活757
本日は近江庭園さんにお手伝いいただいて石積の設置。
b0160123_18582326.jpg
いい感じ。




植物事務所COCA-Zは門の外で、飛石の設置作業です。
b0160123_18582300.jpg
お施主様が持ってらっしゃったホームセンターの石に、更に別のホームセンターで入手した素材の組み合わせ。
比較的安価だったり、ありふれた素材でも、組み合わせひとつで案外面白い素材になります。(植栽にも言えること)
b0160123_19120723.jpg


こちらの御施主様とは昨年、お互いの出張中にシンガポールのアラブ人街で打ち合わせをしてから、一年以上関わっているユックリ進行物件。

ついに次回は植栽工事に入れそうです!w








[PR]
by coca-z | 2016-11-24 20:00 | 751-760
植物的生活662
色々案を考えなくてはならない案件があるのですが、いいアイディアが出ないので現実逃避のブログ更新。。。

資料を探してたら出てきた写真。


先日、幹肌が綺麗なトウカエデの写真をアップしましたが、熱帯にも幹肌が美しい植物は沢山あります。

紙のような皮が美しい syzygium gratum。(シンガポール植物園2011年4月2日撮影)
b0160123_00434611.jpg


深い縦皺で、樹皮が立体的な fagraea fragrans (シンガポール植物園2011年4月2日撮影)
b0160123_01272740.jpg
スリランカで見た fagraea fragrans は更に美しい樹皮を見せる個体でした。
b0160123_00554286.jpg
(スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)



トウモロコシのような幹肌が印象的な phoenix hanceana (スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)
b0160123_00554231.jpg



黒い色が特徴的な Bambusa Nigra (Black Bamboo)
(スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)
b0160123_00554228.jpg
本来は全面が黒くなる樹種ですが、この竿だけ突然変異でキンメイモウソウのような模様が出ていました。
adidasのジャージっぽい。笑





恐竜の骨のように巨大な幹肌のヤシ (corypha umbraclifera)や、
b0160123_00554198.jpg
葉柄が幹の成長と共に裂けて、カゴを編んだような姿になるヤシもあります。(スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)
b0160123_00554281.jpg


こちらはおそらくEucalyptus deglupta。
rainbow bark gum (虹色の樹皮のユーカリ)と呼ばれる木。(スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)
b0160123_00554267.jpg
幹肌だけでも美しく多彩です。









[PR]
by coca-z | 2015-12-16 00:00 | 661-670
植物的生活626

前回の続き

フラワードーム(Flower Dome)からシルバーガーデン(Silver Garden)へのアプローチは、こんな植栽から始まります。
b0160123_18405219.jpg
白い斑入りを「銀」と表現するのは、この国でも一緒のようです。

南洋のホワイトガーデン、といった面持ち。



道沿いには斑入りの並木が続きます。白い斑が引き立つように、黒葉の植物(オキナワキョウチクトウ / ミフクラギ の黒葉品種 英名:カーリー・ポンポンツリー/ Curly Pong pong Tree 学名:Cerbera manghas)が植えられています。
b0160123_18405201.jpg
斑入りの木も、オキナワキョウチクトウの斑入り品種でしょうか?
札が無かったので確認出来ませんでした。



「銀」を引き立たせるために植えられた黒い葉は、他にも沢山ありました。
b0160123_18405245.jpg
コルジリネやアロカシアの黒葉品種。
南洋の国らしく巨大で、いずれも背丈以上あります。

一番下のカラテア(おそらくCalathea 'Silver Plate')などは、葉の表がシルバーで、裏が黒系(暗い紫)なのでこのコーナーにピッタリ。





余談ですが、シンガポールの街を歩いていたら、道端で葉表がシルバーリーフに突然変異した、アロカシア(アマゾニカ?)を発見しました。
b0160123_18564253.jpg
初めて見たのですが、これって良くあることなんでしょうか?
ツヤがあって、葉裏は角度によって、紫にも金色にも見えるとても美しい色彩でした。
b0160123_19105489.jpg
持って帰りたかった・・・苦笑。







他にもブロメリアなどが、日本で言うならニューサイランとか、コクリュウみたいな感じで使用されています。
b0160123_18405256.jpg
b0160123_19062551.jpg


こちらのヤシは葉柄のトゲが黒くてカッコいい。
b0160123_18412610.jpg

このヤシの手前には
「綺麗なシルエットだけど、何故この場所に植えられているんだろう?」
と思うようなヤシの幼木がありました。
b0160123_18412733.jpg
名札を見ると、
ホワイト・エレファント・パーム
(White Elephant Palm / Kerriodoxa elegans)
とあります。

大きくなると、こんな雰囲気になるようです。
b0160123_18412694.jpg
葉裏の白さと、葉柄の黒の取り合わせが絶妙でシックです。



こちらは並木。
b0160123_18412795.jpg
幹の白さを活かしたもの。サルスベリの仲間(Lagerstroemia floribunda)です。


日本でも同じくサルスベリの仲間のシマサルスベリ(Lagerstroemia subcostata)を利用すれば、同じ効果を出せそう。
b0160123_18412789.jpg
(並木の後ろにあるヤシのように、このサイズでシルバーリーフのヤシは、日本の温帯の屋外では難しいかも。ヤタイヤシ / ブティアなら可能だと思いますが、組み合わせや間隔をかなり考えて使用しないと、昭和な雰囲気になること必至・苦笑。)


b0160123_18412761.jpg
銀色のヤシも、地被が黒葉だと引き立ちます。





白い幹に注目したセレクトでは
b0160123_18405275.jpg
メラレウカも植栽されていました。



こちらは竿が白っぽい竹。
b0160123_20005902.jpg
トロピカル・ブルー・バンブー(Tropical Blue Banboo / Bambusa chungii)。
渋いセレクト!苦笑



白い葉なら他にも
b0160123_19314540.jpg
葉張が1mくらいある巨大なエクメア・ムルティフローラ(Aechmea multiflora)とか、


b0160123_18405320.jpg
シルバー・ボタンウッド(Silver Bottonwood / Conocarpus erectus)、




b0160123_19520673.jpg
真っ白に近いユッカの仲間だと思われる木、
b0160123_19520633.jpg
(葉のほとんどの部分が白斑で、葉緑素が少ないですが樹勢は良好でした。)



b0160123_18405359.jpg
ユーカリ(Eucalyptus platyphylla)、(英語でポプラ・ガム Poplar Gum=ポプルス・ユーカリと言うようですが、日本でポプルス・ユーカリとか、シルバーダラーガムとか呼ばれる Eucalyptus polyanthemos ssp. polyanthemos  と比べて葉が大きい)


b0160123_18405380.jpg
パンダナス ‘ニューギニアブルー’ (Pandanus 'New Guinea Blue) など、様々なものがありました。
この木は通称「ブルースクリューパイン」Blue Screwpine と言うそう。確かに別の株を見ると、葉が螺旋状で面白い姿。
b0160123_00502110.jpg
b0160123_00502132.jpg
きっと葉を刈り取ったら、
こんな(一番下の白黒写真)感じでスクリューが現われるでしょう。


こちらはオキナワハイネズ(Juniperus taxifolia var. lutchuensis)。
b0160123_00562905.jpg
英語ではRyukyu Shore Juniper(琉球の海辺のネズの木)と呼ぶそうです。
(この日本の太平洋温暖地域にだけ自生するこの木は現在、自生地で絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されているとのこと。)





シルバーガーデンには、本当は葉がシルバーの植物だけではなく、花が白い
b0160123_19353209.jpg
コスタスとか、

b0160123_19520608.jpg
ムッサエンダとか、

b0160123_19353391.jpg
ジャスミンなどもあったのですが、ついついマニアック視線で見てしまうので、白い花はあまり撮影しませんでした・苦笑



しかし、ここの植栽計画をやった人は誰なんでしょう?
凄くマニアックなセンスなので、是非お話を聞きたい!笑


[PR]
by coca-z | 2015-08-30 00:00 | 621-630
植物的生活625
忘れないうちに、5月に行ったシンガポール出張の視察を少しアップ。

シンガポールで予定していたワークショップが急にキャンセルになったため、2日間の自由時間が出来、ここぞとばかり(笑)シンガポールで一番好きなシンガポール植物園と、工事中から訪れてみたかったガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)を視察しました。
b0160123_21331154.jpg
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは行く前から、仕事で関わった方の話を人づてで聞いても、写真を見た感じからも、カネにものを言わせた成金趣味な場所だなぁ、と思っていたのですが、実際訪れてもやっぱりその通り(苦笑)。

でも、その成金趣味の針が振り切る所まで到達しているので、下世話を通り越して潔く、大変面白い場所でした。(笑)


行った人が必ず訪れるガラス建築(フラワードームとクラウド・フォレスト)も、
もちろん凄いのですが、植物事務所COCA-Zにとって一番面白かったのは屋外のシルバーガーデンとゴールデンガーデン。
ちょっと凄すぎて、開いた口が塞がりませんでした。。。

しかもガラス建築や上の写真の塔(スーパーツリー)とは違って、このシルバーガーデンとゴールデンガーデンは無料で観覧できるエリアなのです。

シルバーガーデンに植栽された、見渡す限りシルバーリーフ(銀葉)のヤシ群。

b0160123_21521379.jpg
美しい。。。

ひとくちに 「シルバーリーフのヤシ」 と言っても、その形状は様々。
b0160123_22154608.jpg
b0160123_22131881.jpg
b0160123_22131800.jpg
葉だけでなく、葉柄や幹肌の美しさも見どころのひとつです。
b0160123_22292072.jpg
b0160123_22292040.jpg
b0160123_22292050.jpg
b0160123_22292075.jpg
b0160123_22292058.jpg


しかし、高級車がいっぱい突き刺さっているような景色だなぁ(苦笑)。


[PR]
by coca-z | 2015-08-27 00:00 | 621-630
植物的生活606

シンガポールでの展覧会と、マレーシア、スリランカの視察を終了して、昨日帰国いたしました。

出張中、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでしたが、本日から通常業務を再開しておりますので宜しくお願い致します。


スリランカは、10年以上前から訪れてみたいと願っていた建築家・Geoffrey Bawa (ジェフリー・バワ)氏の庭園と建築を中心に視察したのですが、もっとも印象に残った空間は以下のものです。




Number 11 :33rd lane(ナンバー11:33番レーン)。
b0160123_13034013.jpg
b0160123_13033606.jpg
b0160123_13033665.jpg
久しぶりに空間を見て泣きました。バラガンの修道院以来。

(上記の写真の奥のエリアは撮影禁止だったのと、感動のあまり取り乱していたので、ろくな写真がありませんが・・・)






Bawa氏御本人の別荘として造られた Lunuganga (ルヌガンガ)
b0160123_13033799.jpg
b0160123_13033779.jpg
b0160123_13033842.jpg
街から随分離れた細い道を通って辿り着く、湖畔の広大な敷地内にあるのですが、宿泊者は植物事務所COCA-Zのみだったので、なんだか幻想的な夢の中にいるようでした。
庭と美術品と建物の取り合わせが素晴らしく、筆舌に尽くしがたい。。。




そして緑に覆われたBawa氏設計のホテル Heritance Kandalama (ヘリタンス・カンダラマ)
b0160123_13033897.jpg
b0160123_13033877.jpg
b0160123_13305321.jpg
端から端まで1キロもある巨大ホテルですが、部屋は緑に覆われてまるで小さなツリーハウスの隠れ家に滞在しているような雰囲気。
窓からは遠く世界遺産・シーギリヤを望むことが出来ます。



詳細については、いずれ書きたいと思います。





出張中、こんな格好で出歩いていたのですが、(写真はシンガポールなので、いくぶん綺麗め)
b0160123_13213251.jpg
(展覧会に一緒に参加した栗田咲子氏撮影)


スリランカで知りあった人には 「君は僕の友人似てる!」と、フェイスブックの写真を見せられました。
b0160123_13033867.gif
植物事務所COCA-Zの顔を御存知の方、どう思われますか?笑

(帽子のせいかベトナム人に間違われることも何度か。もともと極東アジア~南アジアまでオールマイティな顔立ちなので・・・。インドでインド人に間違われたこともありますし、ヨーロッパでも現地に馴染みすぎているからか移民に間違われたことが・・・。お陰で一人旅をしていても犯罪に遭いにくいのは有難いことです。夜中のNYで現地の人が植物事務所COCA-Zを振り返って、そのまま走って逃げて行ったこともあります・苦笑)



スリランカではどんな人も、目が合うと必ずと言っていいほど微笑み返してくれましたし、人懐っこく、親切な方が多い国でした。(日本に着いて携帯の電源を入れたら、いきなり現地で知り合った別のスリランカ人から、どうしてるかと国際電話がかかって来たり。驚)

植物事務所COCA-Zが今まで訪れた国の中で最も 「微笑みの国」 と言うのに相応しい所で、是非また訪れたい国のひとつです。











[PR]
by coca-z | 2015-06-09 12:00 | 601-610
植物的生活605
シンガポールでの展覧会参加と研修のため、5月15日から6月8日まで日本を離れています。



その期間はメールの返信など遅れる可能性があります。
御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。













[PR]
by coca-z | 2015-05-15 00:00 | 601-610
植物的生活577
仕事で使いたい写真が見つからない。。。
シンガポール植物園の、今は無きジンジャーガーデンのカフェの写真、撮らなかったのかな・・・?

色々写真が出てきたのでついでにアップ。
b0160123_18120888.jpg
おそらく、尖った鉄棒が危ないので被せてあった布に、勝手に生えてきたコケとシダ。
なんだか小人か人形みたいで可愛い。
b0160123_18134108.jpg
こういうインスタレーションの庭園を創れそう。
シンガポールは湿度が高いので、そのままにしておくとすべてがカビや緑で覆われていくイメージ。


こちらはヤシの幹に生えたシダ。
b0160123_18143982.jpg
日本でも西日本ではカナリーヤシの幹の一部にタマシダ等が生えているのを見かけますが、こんな柔らかい雰囲気にはなりません。屋久島など深い森に行けばシノブやコケに覆われた、柔らかく毛深い樹木もありますけれど。



こちらはタイの古都チェンマイで見かけた街路樹。
b0160123_18154339.jpg
街路樹はオオバナサルスベリでしょうか?幹についているのはフィロデンドロンの仲間と思われます。
おそらく下の小さな葉が幼葉で、上の大きな葉が成葉で同じ株。

緑のボリューム感があっていい感じ。葉っぱがライムカラーの斑入りというのも、鬱陶しく感じさせない理由でしょう。




道路脇に植える植物でも、こういった植物は植える向きを間違えると電線に引っ掛かって大変。
b0160123_18154799.jpg
扇のように平面的に葉を展開するタビビトノキ。武器のようにいかつい花も咲いてます。
b0160123_18155100.jpg


タイは園芸文化が盛んで、街を歩いていても変わった植物が植えられていて楽しい。
b0160123_18155702.jpg
タイ語が読めないのので何とかいてあるか全然判りません。。。不思議なテクスチャーの枝垂れ樹形。葉っぱはこんな感じ。
b0160123_18160269.jpg


黄金葉のハマユウでしょうか?ブルーグリーンの壁が葉色を引き立てます。
b0160123_18162561.jpg
トタンに書かれた番地がカッコイイ!


脇にはロンガンがたくさん実ってる。
b0160123_18320124.jpg
いいなぁ。。。













[PR]
by coca-z | 2015-02-11 00:00 | 571-580
植物的生活571
友人から展覧会のお知らせをいただきました。

「火焔樹の色」
木村恵 辻井潤子 二人展
日時:2015/1/9(金)~1/18(日)

11:00~18:00 会期中無休

場所: CASE gallery 渋谷区大山町18-23コートアネックス大山町1F
CASE gallery フェイスブックページ

東京周辺にお住まいの方は是非。



案内が入った金色の封筒には、こんな絵が。
b0160123_18185215.jpg

サイトに使用している写真の絵です。
昨日、出張先の広島でも、この写真を見た方から 「衝撃的な写真」 と言われました。苦笑

この時 (2007年9月) に撮影した写真は他にもあるのですが、
b0160123_1823149.jpg
b0160123_18233446.jpg
b0160123_18234373.jpg
b0160123_18235576.jpg
バナナの葉は色々加工できて、かなり楽しいです。

今年の6月にはマレーシアとシンガポールでちょっとイベントを企画しているのですが、バナナの葉っぱ遊びもしようかなぁ。



[PR]
by coca-z | 2015-01-10 00:00 | 571-580
植物的生活427
盆栽展の会場に入場してみると、思ったより広い会場で、出展数もかなりたくさんありました。

色々なジャンルがあるのですが、松柏盆栽 (しょうはくぼんさい) と呼ばれる松などの針葉樹の盆栽は 「ザ・ボンサイ!」 といった感じで凄いとは思うのですが、あまりに完璧すぎて心に入ってこない感じ。。。
(きっと身近にあんな立派な大木が無いので、TVか写真を見ているような気分になるからだと思います。)

会場を見て回った結果、今、植物事務所COCA-Zが好きなのは、ひょうきんな雰囲気のある 実物盆栽 (みものぼんさい) だと気付きました。
(子どものころは実物盆栽のアンバランスさが許せなかったのですが・苦笑)
b0160123_21363986.jpg
ツクバネガキ


b0160123_2137163.jpg
イイギリ


b0160123_21425619.jpg
ムラサキシキブ



この展覧会は盆栽とならんで水石の展示もあると聞いていたので楽しみにしていたのですが、水石もやっぱり立派すぎて、ちょっととっつきにくい感じでした。残念。

b0160123_21512989.jpg
これは以前、デンマークのルイジアナ美術館 の近くの海岸で拾ったものですが、こんなカジュアルな水石があってもいいのになーと思ったりします。


会場には植木鉢などの展示も。
b0160123_21574490.jpg
きらびやかな植木鉢。
b0160123_21581745.jpg
あまり目立たない足元の装飾まで手を抜いていません。


こちらは紀州徳川家の御庭焼き。
b0160123_2203062.jpg
b0160123_2202013.jpg
御庭焼きとは、江戸時代、藩の大名庭園に造られた窯で焼かれた陶磁器のこと。流石に品があります。


盆栽はいけばなと同じく、植物と容器(植木鉢)とが一体となった美しさが観賞のポイントですが、床の間などに飾られた場合、更に色々なアイテムとの組み合わせで、様々な演出が可能だというのがよくわかる展覧会でした。

例えば、
b0160123_22105276.jpg
こんな風に合わせれば、床に磯の雰囲気をもたらしますし、


b0160123_22114582.jpg
ピラカンサの盆栽を、こんな組み合わせにすれば秋の風景が。
b0160123_22121519.jpg
スズメが実をついばみに来たよう。
(実際にはスズメがピラカンサの実を食べることはないと思いますけれど・・・)

b0160123_22232960.jpg
メインの盆栽に添えるように飾られる 「草もの盆栽」 は、重要な季節の表現要素です。
(これはユキヤナギの紅葉に様々な植物が寄せ植えになったもの)



盆栽は現在、世界中に愛好家がいるので、観覧者に外国人も多かったですし、物販のコーナーには店番をしている流暢な日本語をしゃべる外国人も複数いました。(日本に盆栽修行に来ているそうです)


植物事務所COCA-Zが海外で見た盆栽では、シンガポール植物園にあるバナナの盆栽が一番印象的。
b0160123_22153816.jpg
この盆栽は鉢が小さすぎて実がならないと思うのですが、葉っぱだけでも、とてもいい感じ。

盆栽は自然環境を御手本にするものですから、近代に日本で創られた型(樹形)だけでなく、世界各地でもっと様々なカタチが生まれてもいいと思います。

現在は現地の樹種を使って、日本の盆栽の形をまねたものが多く見られますが、
b0160123_22384335.jpg
サンタンカの盆栽(双幹樹形)
b0160123_22385974.jpg
アデニウムの盆栽(半懸崖樹形?)


それはそれとして、ガジュマルなら気根を何本も垂らした 「ガジュマルらしい形」 とか、「磯に生える松」 ならぬ 「砂浜に生えるヤシの木」 といった、その国ならではの盆栽が生まれた時、盆栽はさらなる進化を遂げたと言えるような気がします。





[PR]
by coca-z | 2013-11-26 00:00 | 421-430



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
カテゴリ

全体
1-10
11-20
21-30
31-40
41-50
51-60
61-70
71-80
81-90
91-100
101-110
111-120
121-130
131-140
141-150
151-160
161-170
171-180
181-190
191-200
201-210
211-220
221-230
231-240
241-250
251-260
261-270
271-280
281-290
291-300
301-310
311-320
321-330
331-340
341-350
351-360
361-370
371-380
381-390
391-400
401-410
411-420
421-430
431-440
441-450
451-460
461-470
471-480
481-490
491-500
501-510
511-520
521-530
531-540
541-550
551-560
561-570
571-580
581-590
591-600
601-610
611-620
621-630
631-640
641-650
651-660
661-670
671-680
681-690
691-700
701-710
711-720
721-730
731-740
741-750
751-760
761-770
771-780
781-790
未分類
以前の記事

2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 01月
タグ

(469)
(285)
(129)
(120)
(119)
(77)
(56)
(42)
(32)
(32)
(32)
(31)
(22)
(19)
(12)
(12)
(11)
(9)
(8)
(4)

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン

画像一覧