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植物的生活737
2016年8月19日から9月6日まで、研修のため日本を離れています。
かなり僻地に行く予定なのでメール等も繋がらないかもしれません。御迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。


今回の目的地はずっと視察してみたいと思っていた南アフリカ※とケニアです。



南アフリカのナマクワランドでは、8月下旬から9月上旬にだけ砂漠地帯に出現する野生の花畑を視察する予定ですが、その年の降雨状況によって変化するらしいので、ちゃんと見ることが出来るのか不安・・・(治安も良いとは言えない)



南アフリカは、ガーベラやゼラニウム、アガパンサス、フリージア、ゴクラクチョウカ、ロードヒポキシス、ガザニア、リビングストンデージー、ネリネ、ディモルフォセカ、ラケナリア、オステオスペルマム等、数え切れない園芸植物の原産地。

植物は品種改良が進んでも本来の性質を大きく変えることは難しく、原産地の環境を見る事は大変勉強になるので楽しみです。

南アフリカは昨今若い人たちの間で流行っている多肉植物やケープバブルのメッカでもあり、今回の旅では世界最大級の多肉植物ナーセリーも視察する予定です。




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写真は視察先スリランカのルヌガンガ庭園で見た、コンテリクラマのように青く光るシダの植込み。

研修先ではこのように、見たことが無い植物の産み出す景色が勉強になります。(普段、日本を歩いていても、そんな景色ばかり探してますが・苦笑)



日本ではあまり考えられないような植物の扱いや管理も、固定概念を打ち破ってくれて良い刺激に。
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ジェフリー・バワの兄弟、べビス・バワの作ったブリーフガーデンにあるこの彫像とシダの管理方法は、日本ではちょっと考えられません・笑












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by coca-z | 2016-08-18 00:00 | 731-740
植物的生活669
年末、ここ数年連絡が無かった友人が青年海外協力隊でエジプトにいることを知り、エジプトに行きたい熱が。。。
家に泊めてくれるって言ってるし・・・。(旅先ではよく友人の家に泊めてもらってます。ありがたい。)

古代のエジプトはナイルの恵みよって巨大なパピルスが生えていたらしく、住居の柱も束ねたパピルスで造られていたとか。(昔に見たTV番組 「世界不思議発見」 でそう言ってたような記憶)
それを模して石でパピルスの柱を再現した神殿があり、その空間に行ってみたいのです。。。


植物を模した石柱はスリランカにもありました。
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ポロンナルワ (Polonnaruwa) にあるラター・マンダパヤ (Lata Mandapaya)。
ハスの茎(おそらく正確には花茎)が風にそよぐ姿を模したとのこと。(地球の歩き方スリランカ編より)

実物を見ると、ホントかな?という感じですが、もし本当なら植物の動きを石彫で表現するなんて独創的。Wikiによると12世紀の建築物だそうです。日本の平安時代末期、平清盛の時代。


この遺跡のあるポロンナルワという街には、これも12世紀に建造されたという巨大な貯水湖 (パラ―クラマ・サムドゥラ Parakrama Samudra) があるのですが、その大きさには圧倒されます。
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日本最大の貯水池・満濃池の15倍以上の面積があります!
(写真はバイクで乗りつけて、アイポッドで音楽を聴きながら、もの思いにふける少年。確かに広々とした景色なので、ボンヤリたたずむのにピッタリのロケーション。)


ここまで広いと人工的な環境であっても気象変化が起こり、海と同じように気温差で海風ならぬ 「貯水湖風」 が吹くようで、子どもたちが堤防で凧揚げを楽しんでいました。
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堤防に木が生えて構造が弱くならないよう、草刈りをして草原に保つのは万国共通。

風に乗って、沢山のシロハラウミワシ(White-bellied Sea Eagle - Haliaeetus leucogaster-) も飛んでいました。
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(内陸部のポロンナルワにウミワシがいるってことは、鳥にとっても海に近い環境なんだと思います。)

夕陽も見れるのでデートで訪れるカップルもチラホラ。



巨大貯水湖は12世紀に造られたインフラながら、現在でも灌漑施設としてバリバリの現役です。
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夕方にはこの池から流れ出るいくつもの用水路で、水浴びや洗濯をする人達が多く見られます。(女性もいるので、撮影はすべて許可済みです)
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みんなニコニコしていて、平和な風景だなぁ。
この街で知り合ったドイツ人女性旅行者が、現地の人たちの真似をして水浴びをしようとして、宿の人に止められたと言ってました・苦笑
でも真似したい気持ち判る~。





まだこの辺りはトラクターが普及していないようで、田んぼに車が通れる幅の農道は接続していないため、畦道の有機的な形が印象的。
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日本の農村も、ほんの数十年前まではこういった風景だったのでしょう。


灌漑された田んぼが創り出す湿地環境に、水鳥たちが住むのは日本の里山風景と同じようです。
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クロトキ (Black Headed Ibis -Threskiornis melanocephalus-) の群れ。
日本のトキ (Nipponia nippon) やツルも、江戸時代には身近な鳥だったと聞きますから、こういった感じで田んぼに群れていたのだと思います。


しかし、スリランカのカワセミ (アオショウビン White-throated Kingfisher -Halcyon smyrnensis) って、地面にも降りるんだな・・・
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日本のカワセミはいつも木や岩の上にいて、土の上にいるのを見たことがありません。
(スリランカでも地面にいるのを見たのは、この時だけですけれど・・・)

今回、このブログを書くためにカワセミの学名を調べていて、ハルシオンと言うことを初めて知りました。
ギボウシの青白い葉の品種に 「ハルシオン」 という品種があるのですが、翡翠(かわせみ)色ってことだったんだ!









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by coca-z | 2016-01-11 17:00 | 661-670
動物的生活667
また、写真を見つけました。スリランカ・昆虫編

水を飲みに来たアオスジアゲハ (Graphium) の仲間
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(スリランカ・ヌワラエリア・ハッガラ植物園にて2015年5月25日撮影)





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赤丸の所に小さな虫が。
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(スリランカ・ゴール・ライトハウスホテルの庭にて2015年5月18日撮影)

よく 「ヘンテコ昆虫」 として取り上げられる、人面カメムシ (Catacanthus)※の仲間ではないでしょうか?
トーテムポールの顔っぽい。





ヌワラエリアのバスターミナルで、目の前の人の背中にくっついていた、複雑な模様のカナブン (コガネムシ?ハナムグリ?)の仲間。
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すぐに飛んでいってしまいましたが、この虫なのではないか※思います。
(スリランカ・ヌワラエリア・バスターミナルにて2015年5月25日撮影)



最後はスリランカ・キャンディ・ペラデニア植物園の近くの道端で見つけた、動く羽根のついたイモムシ。


不思議な動きです。
(スリランカ・キャンディにて2015年5月20日撮影)










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by coca-z | 2016-01-06 21:00 | 661-670
植物的生活665
クライアントからスリランカについてお問合わせがあったので、思い出しアップ。
スリランカ・コロンボにあるバワの住居・ナンバー11 (33番レーン:33rd lane)。

増築に増築を重ねたパッチワークのような構成の家ですが、空間にメリハリが効いて素晴らしく魅力的。

各所に設けられた庭も、空間を引き立てる重要な要素です。
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池を主体にした庭ですが、壁面にピクチャーウィンドウのような植栽地が設けられています。
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かつては枝葉が枠内に収まっていたのだと思いますが、植物は成長してフレームアウト。
そこにポトスが絡まって、まるで抽象画のようです。
アンコールワットのタプローム※のような雰囲気も感じます。


すぐ横には壁画もあって、本当に絵が並べられたよう。
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植栽地の反対側には水の吐出口があって、チョロチョロと水音が響きます。(吐出口の壁の向こう側は、高床の座敷のような小さなライブラリーになっていました。内部の写真撮影不可だったので写真はありません。窓もあるので、水音と緑を楽しみながら本を読めるのでしょう。)



こちらの庭は更に抽象的。
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植木鉢に植えられていた植物の根が鉢穴から飛び出して鉢を割り、成長してしまったようです。

枝からは気根がぶら下がって、まるで線描。


引いて見るとこんな雰囲気です。
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渋い!壁や床が美しく塗り直しされているので、この渋さが引き立つのでしょう。
手前左に掛けられた染色作品と良く調和しています。
(手前に見えるソファはミースのバルセロナチェアのコピー。現在の感覚からすればアウト・苦笑。ミース以外にもサーリネンのチューリップチェアの模造品も沢山ありました。バワがオリジナルを職人に見せて作らせたものだそうです。)



こちらの光庭にはこんなものが。
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小鳥の巣です。

最初見た時は全然動かないので飾り物かと思いました。飼っている訳でない、野生の鳥。静かに卵を温めていました。

そばには古巣もあって、ここで繁殖するのは2回目だそう。害敵もいなくて居心地が良いのでしょう。




バワの建物はどこも生物の気配があるのが印象的でした。




こちらのベンチは玄関を見渡せるので、バワの愛犬がいつも座っていたそうです。
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壁に飾られたフクロウの彫刻の上には天窓が切られていて、美しい光を落としています。
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メキシコのバラガンの自邸でも同じような演出がありましたが、光の操作が素晴らしい。




バワと言えば、スリランカのクラシカルな要素を上手く取り入れて空間を創るイメージですが、こんなモダンな造り付け家具もありました。
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(事務所にあったデスク)


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(屋上に設けられたキッチン。宿泊者がいなかったので特別に見せて頂いたものです。)


やっぱり基本的にバランス感覚がいいんだなぁ。

だからこそ、増築に増築を重ねたこの住宅も、破綻せずに魅力的な空間になっているのだと感じ入りました。







住宅の道路のサウンドスケープ。大きな木戸はガレージの引き戸で、中にはロールスロイスのクラッシクカーが停められています。
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by coca-z | 2015-12-31 15:00 | 661-670
植物的生活662
色々案を考えなくてはならない案件があるのですが、いいアイディアが出ないので現実逃避のブログ更新。。。

資料を探してたら出てきた写真。


先日、幹肌が綺麗なトウカエデの写真をアップしましたが、熱帯にも幹肌が美しい植物は沢山あります。

紙のような皮が美しい syzygium gratum。(シンガポール植物園2011年4月2日撮影)
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深い縦皺で、樹皮が立体的な fagraea fragrans (シンガポール植物園2011年4月2日撮影)
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スリランカで見た fagraea fragrans は更に美しい樹皮を見せる個体でした。
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(スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)



トウモロコシのような幹肌が印象的な phoenix hanceana (スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)
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黒い色が特徴的な Bambusa Nigra (Black Bamboo)
(スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)
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本来は全面が黒くなる樹種ですが、この竿だけ突然変異でキンメイモウソウのような模様が出ていました。
adidasのジャージっぽい。笑





恐竜の骨のように巨大な幹肌のヤシ (corypha umbraclifera)や、
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葉柄が幹の成長と共に裂けて、カゴを編んだような姿になるヤシもあります。(スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)
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こちらはおそらくEucalyptus deglupta。
rainbow bark gum (虹色の樹皮のユーカリ)と呼ばれる木。(スリランカ・キャンディ ペラデニア植物園 2015年5月20日撮影)
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幹肌だけでも美しく多彩です。









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by coca-z | 2015-12-16 00:00 | 661-670
植物的生活630
今年1月に植栽をさせていただいた中庭の様子を見に行ってビックリ。
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ユッカ・ロストラータがメチャクチャ元気に伸びています。

植えた時はこんな感じでしたから、
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この8カ月で30センチほど背が高くなって、円形から卵型になっています。
もともと乾燥地帯の植物ですが、日本のような降雨量の多い国では原産地より成長が早いのかもしれません。

週末住宅で世話がほとんど出来ないとのことで、雨水だけで問題なく育つように土の配合や植え方を工夫したのが良かったようです。
寒い時期の植栽になってしまったので、かなり緊張しながらの作業でした。(方法は企業秘密・笑)


原産地では凄く時間がかかると思われるこんな樹形になるのも、日本では案外早いのかもしれません。

こんな風に花が咲いてくれたら更に面白い景色になるのになぁ。(この写真が撮影されたバルセロナの植物園もいつか行ってみたい場所のひとつ。20年前に訪れた時にはまだリニューアル前でした。)


建築の設計はL.D.HOMES®(株式会社 ラブデザインホームズ)さんです。



大阪湾を一望できるソファに座ってコーヒーをいただき、お施主様に色々と面白いお話しを伺った後、近所の別の物件を訪ねました。


4月に植栽させていただいたのですが、ここでも植物の成長具合にビックリ。
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植栽当初はこんな感じでした。
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(カメラの機種が変わったので、写っている範囲がちょっと違いますが・・・)
左下のウェストリンギアの成長具合や、階段右手摺に絡めてあるツルハナナスの伸び具合が凄い。




階段左側の奥に植えたハゴロモジャスミンも、当初はこんな小さな苗でしたが、
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たった五ヶ月で3m近くのびて、
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壁面に設置したワイヤーに沿って塀の上まで伸びています。

今年は雨が多かったからなんでしょうか?


建築の設計は吉野工務店さんです。


気温が低く雨が多いせいか、京都の庭では今まで初夏にしか咲いたことが無かった オガタマ ‘バブルス’ が、秋にも花を咲かせました。
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気持ち良い気温の秋が長いのは嬉しい。


センニンソウも咲き始めてひと月半になるのに、わんさか咲いています。
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センニンソウの後ろにあるミツバハマゴウ ‘プルプレア’ (Vitex trifolia 'Purprea' )も、今年はずいぶん伸びました。
(来年は変わり咲きのムクゲの花と合わせる予定で苗木を仕込んであります。)




ミツバハマゴウは亜熱帯や熱帯が原産と聞きますが、スリランカのジェットウィングラグーンホテル(バワ氏設計)の庭にも植えられているのを見ました。
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冬の無い熱帯の国だけあって、高さは3mほどの大きさに育っています。
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風にそよいで、涼しげな姿でした。











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by coca-z | 2015-09-12 00:00 | 621-630
植物的生活622
友人に誘われて、弾丸で高松へ。

翌日の打ち合わせに間に合うよう、大阪を昼11時に出て、翌朝4時半に現地出発して帰阪という強硬スケジュール(苦笑)

目的地は栗林公園と高松城跡玉藻公園・披雲閣。
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(栗林公園:箱松)
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(船より掬月亭)




玉藻公園は前回訪れた時、その雰囲気が大味で全然良いと思わなかったので気が進まなかったのですが、前回庭しか入れなかった披雲閣(ひうんかく)の内部を見学出来ると言うので再訪しました。

着いてみてビックリ。外から見るのと建物内部から見るのでは庭のイメージがまるで違う。

こんなに外からの視線と内からの視線のイメージが違う庭は珍しい。。。

前回大味に思えた巨大化な写しの手水鉢なども、凄く空間に似合ってました。
やはり庭は立体空間なので、あらゆる角度から見て判断しなくてはいけないと反省。
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同行したモルドヴァ人が、新しい畳の匂いを嗅いで
「カボチャのような良い匂い。」
と言っていたのが印象的でした。笑




夕食の場所を探してアーケード街に。
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アーケードの内部に並木が植えられているのは、高松でしか見たことがありません。いい雰囲気。生育も良好。
ちゃんと土壌改良や排水・潅水等を考えて設計されているのでしょう。


お盆という季節がら、途中こんなものも見つけました。
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「讃岐盆とうろう」 と言うもののようです。美しい紙細工。
盆花と一緒に供えるものなのでしょうか、花屋さんで販売されていました。

紙で出来た灯籠と言えば、スリランカを想い出します。
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こちらはスリランカ・コロンボにあるジェフリー・バワ氏設計のレストラン、ギャラリーカフェ。
紙の灯籠が中庭に吊るされて、動きのある景色を創り出していました。

(調べてみると、スリランカの紙灯籠はクードゥアと呼ばれるそう。このブログの『スリランカ-人びとの暮らしを訪ねて』の引用によると、日本の盆灯籠がスリランカに持ちこまれて広まった、とあります。意外な日本とスリランカの縁!共通の匂いを感じるのもしかりです。)



中庭には巨大なホウオウボク(鳳凰木:Delonix regia)があって、ちょうど花盛り。
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レンガのストライプの床に散り敷いて、美しい景色を創り出していました。

そしてホウオウボクはネムノキのような葉をしているので、強烈な熱帯の光を和らげて、美しい木漏れ日を落とします。



こちらは夜の様子。
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動きのある光というのはなかなか良いものです。

このレストランを写真集で見ていた時には、
「なんだか寂しそうな照明計画だなぁ。」
と思っていたのですが、現地で見ると、落ち着きの中にも華やかさがあって、何度も来たくなるような場所でした。
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天井のシャンデリアは本物のロウソクを使用しています。
食事も前衛的に攻めているメニューで、とても美味しいのでコロンボでは是非。




高松からの帰路、淡路島の高速風景。
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早朝の光に花盛りのキョウチクトウが浮かび上がります。

毎年、夏に通る度に写真を撮りたいと思っていたのですが、いつもは運転しているので、今回初めて撮影することが出来ました。





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by coca-z | 2015-08-15 12:00 | 621-630
植物的生活617
仕事で鈴鹿市に通っているのですが、その道中、近鉄大阪線・桜井駅~伊勢中川駅間 の車窓風景が素晴らしい。
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瓦屋根を中心とした日本的な景色が、一時間以上に渡って続きます。

山間の谷間もあれば、平野部に広がる水田風景もあって、変化に富んで見飽きません。
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山には鉄塔やアンテナがほとんど無くて、気持ち良い景色です。


こんな山の上にも集落が。
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車の無い時代、奈良や紀伊山地は尾根筋が街道となっていたと聞きますから、こういった集落もその時代の名残なのかもしれません。


瓦屋根が中心となった車窓風景が、こんなに長時間続く路線はあまり他で見たことが無いので、外国からの旅行者にも喜んでもらえそう。

しかも奈良と伊勢という歴史観光資源を結ぶルートなのですから尚更です。

途中には室生や赤目といった自然・歴史に恵まれた観光地の他、外国人にも有名な「ニンジャ」の郷・伊賀上野への乗り換え駅もあるので、観光資源として列車をもっと活用すれば良いのに、と思いました。



観光列車と言えば、スイスなどが有名ですが、景色が美しいと評判の列車はスリランカにもあります。
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ヌワラエリヤからキャンディへ向けて、果てしなく広がるセイロンティーの茶畑を抜けて走る列車。
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お茶摘みの女性。
日本のタケノコ掘りと同じように、背中側のサックに摘んだ葉を入れていくようです。日本の場合は竹で編んだ背負い籠ですけれど。
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車窓からは雄大な自然を楽しむことが出来ます。
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車窓からは野生のランが咲き乱れる景色も。
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ナリヤランの仲間でしょうか?
植物好きには嬉しい要素です。



近鉄線も、降りる駅を間違えて乗り過ごしてしまったら、こんな植物の風景に出合いました。
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調べると樹齢1000年のクスノキだそう。「長太の大楠 (なごのおおくす)」。高さは23mもあるのだとか。

まるで 『星の王子様』 に出てくるバオバブのよう。
(電線が無かったら、もっといいのになぁ・・・)




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by coca-z | 2015-07-23 00:00 | 611-620
植物的生活612
週明けに、お庭の手入れに伺うクライアントの方と、スリランカのバワ建築の写真をお見せする約束をしているので、アップを急ぎます。


宿泊したのはエントランス付近からも見えるこのブリッジ状の部屋。
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The Glass Room と呼ばれるガラス張りの部屋です。
(メールで宿泊を問い合わせしたところ、他の部屋はすべて埋まっているとのことでしたが、実際にはこの日、宿泊したのは植物事務所COCA-Z一人きりでした。現地でも「他の部屋は埋まってます。」と言うスタッフも、「他の宿泊者はいません。」という人もいて、謎は深まるばかり。結局他の部屋を見せてもらったら誰もいませんでした。ミステリアス。)


エントランスとは反対から見たThe Glass Room。
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ネットで写真を見ていた時には
「こんなスケスケの部屋、大丈夫かなぁ?」
と思っていたのですが、実際に入ってみると解放感があって、意外に気持ちいい。


妻側の、こんな入口から、古風な鍵を使って入ります。
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ガラスの住宅として有名なグラスハウスやファンズワース邸は、広大な敷地の中に建っているからこそ出来た設えだ、と学生時代に習った記憶はありますが、この部屋もまさにそう。
外を通るのはスタッフだけですし、もし覗かれるのが嫌ならカーテンを閉めればよいだけのことでした。
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ドアを入ると階段があって、階段の手前で靴を脱ぎます。
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「夜になると虫が寄ってくるので、窓をしめてクーラーを使ってくださいね。」
と言われたので、確かに網戸がないなぁ、と試しにスイッチを入れてみたらクーラーがつかない。。。

朝まではちゃんと動いていたのに、というスタッフも結局直すことが出来ず、自然換気だけで過ごすことに。雨季の季節で良かった。。。

そもそもクーラーは嫌いだし、窓を開けると風も通るので部屋は快適。
ただ、モスキートラバーの植物事務所COCA-Zは蚊だけが問題。

しかたなく日本から持参した、「シュッとひと吹き」で蚊を撃退するという薬を使用したのですが(薬が壁に付着して、その壁にとまった虫が死ぬらしい)、翌朝、壁沿いに大量の虫が死んでいて、薬のあまりの効き目に恐ろしい気分になりました・・・
ベッドには蚊帳もついていたし、薬は必要なかったかも。。。

夕暮れ。
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夜の風景。
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ベッドの枕元にはラキ氏の有名な少年像の絵が掛かっているのですが、蚊帳で見えない(苦笑)
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外から見ると、寝椅子のシルエットが印象的です。
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夕食を取るために母屋へ移動すると、昼間とはまた違った雰囲気。
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照明の色温度もちゃんと考えられていて、効果的に彫刻が浮かび上がります。




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オリジナルと思われる照明器具も昼間(左)と夜(右)ではネガとポジが反転して、面白い効果。


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このルイスポールセン的照明器具の中には、鳥の巣がありました。(ルヌガンガに限らず、バワの建築では鳥に始まり、ミツバチやサルなど様々な動物が住み着いている長閑な景色を散見しました。)


食卓にキャンドルが灯されるのは一般的だと思うのですが、
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宿泊者たった一人のために、彫刻を照らす炎を用意してくれるのには驚きました。
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何人ものスタッフが、植物事務所COCA-Zのためだけに動いている。。。これが富裕層的生活なんだなぁ。。。慣れないので、なんだか申し訳ない気分(苦笑)

時々対岸の道路を通る車のヘッドライトと、対岸の数軒の家以外に人工的な光はありません。

静かな空間にチラチラと飛ぶホタルが時折見られます。


大変贅沢な空間ですが、これだけ広大で静かな空間では、誰か友人や召使が常時いないと寂しい場所になってしまうのかもしれません。
それでホテルが経営できるほどゲストハウスが建てられたのかもしれないな、と空想を巡らせていました。(現在宿泊できるのは4部屋)




次の日の朝の彫刻。
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湖の見晴らしが利くこの場所は、小鳥たちのさえずりの場所として人気のようです。
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こちらはカワセミ。輝くような美しい色彩でした。





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by coca-z | 2015-06-28 00:00 | 611-620
植物的生活611
植物的生活608の続き。
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ウェルカムドリンクはジンジャービア(ジンジャーエール)。
美しい幾何学模様のテーブルクロスの上で頂きます。




糊の効いたソファーのカバーもそうですが、清潔なテーブルクロスなどのファブリックの存在は、空間を活き活きと見せる効果があることを実感しました。




以前訪れたバラガンの自邸などは、世界遺産に指定されていることもあってオリジナルの家具やファブリック、蔵書等が色褪せたまま保存されているため、古い博物館のような雰囲気。
住宅だったにも関わらず、人が生活していたころの空気感は、かなり想像力を駆使しないと体験できなかったのですが、ルヌガンガではそんな努力は不要。

見たままを、そのまま感じれば当時の空気感を体験出来るのですから、本当に贅沢な場所です。
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グラフィカルなデザインが、空間の良いアクセントになっています。1960年代のスーパーグラフィックスの影響でしょうか。


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このテーブルクロスも、ディナーの時には違うものに取り変えられていて、風景を一変させていました。
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こちらはルヌガンガに先駆けて訪れたコロンボのナンバー11(33番レーン:33rd lane)。
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ナンバー11では宿泊せずに、見学ツアー(と言っても、参加者は植物事務所COCA-Zひとりだけ)だったのですが、丁度その日は宿泊者がいなくて、特別に宿泊用の部屋を見せてもらえました。

ガイドの説明がちゃんと聞き取れなかったのですが、バワの建築に沢山の作品を提供したエナ・デ・シルヴァ氏の作品と言っていたように思います。


これらはいずれもバティック(ろうけつ染め)で創られているので、遠くから見た時の大胆なグラフィカルな印象と、近づいた時に見える繊細な蝋のひび割れテクスチャーと、両方を楽しむことが出来る素晴らしいものでした。

バティックと言えばシノワズリ(中国趣味)を感じさせるインドネシアのチレボンのものが一番好きでしたが、スリランカンバティックのモダンなテイストも大変魅力的です。





点在するのはファブリックだけではありません。

周囲には溢れるほど緑があるにも関わらず、半屋外空間(土間的空間)には、鉢や花壇に植物が植えられています。
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外部空間の緑が室内に引き込まれ、連続性を演出する上で大変効果的に思えました。


夜には照明に照らされて、美しいシルエットが浮かび上がります。
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照明効果の観点からも、大変魅力的な緑の設えです。













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by coca-z | 2015-06-27 12:00 | 611-620



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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