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植物的生活861
イギリスの庭園と園芸に関する、一大叙事詩って感じ!!!
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『ガーデニングとイギリス人』 飯田操氏著 大修館書店 2016年10月10日発行
こういった本が日本語で執筆されて、出版されるのは大変ありがたい事です。(英語苦手なので・・・)


風景式庭園の ウィリアム・ケント と ランスロット・ブラウン、ハンフリー・レプトン の関係がやっと整理出来ました。(遅っ!勉強不足・恥)
レプトンが晩年、事故により車椅子生活になった後も精力的に活動を続け、バリアフリーな庭園などを手掛けているといった事など、初めて知りました。

病気に屈することの無い ジョン・ラウドン の激動の人生にもビックリ。




日本の 「ワビ・サビ文化」 なんかもそうですが、文化が政治的・経済的に利用されたり、捏造されたりする点などにも触れていて、とても面白い!








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by coca-z | 2017-10-19 17:00 | 861-870
植物的生活859
江戸時代の書物『本草通串証図(ほんぞうつうかんしょうず)』※に出て来る、今では絶滅してしまったと言われる黄色いキキョウ
(リンクの富山県立図書館・古絵図貴重書ギャラリー 【薬の富山】 本草通串証図 2巻 16ページで絵図が見れます)。


こんな遺伝子から発現するのかな?と思っていたら、
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(キキョウ ‘アストラ’ 2017年10月9日撮影)


検索してみると、黄色いキキョウの写真が見つかりました!

こちらのブログ※

ビックリです!!!


そのうち緑のキキョウや、兎弁のキキョウ(富山県立図書館・古絵図貴重書ギャラリー 【薬の富山】 本草通串証図 2巻 18ページ)も再現されるかも!?


こんなページ※も発見!



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by coca-z | 2017-10-17 17:00 | 851-860
植物的生活856
友人の個展へ。
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ウルシの大木を削って創られた、長さ60センチほどの大きな葉っぱの仮面。


白井千尋展 2017年10月3日(火)~10月15日(日) 
12:00~19:00(最終日17:00)月曜休廊

ギャラリー揺(ゆらぎ)
京都市左京区銀閣寺前町23




その後は、京都国立博物館の国宝展へ。

ほとんどの展示物は見た事あるものばかりですが(中学生のころから美術館・博物館には通っているので)、中には30年ぶりに再会する作品も。

土曜日の夜間開館がオススメです。20:00まで開館。
閉館間際ならあまり人がいなくて、ぐるりと雪舟に囲まれるといった体験も出来ます。



法隆寺の広目天立像が良かった。

あと、歌合せの草稿と言われる書跡は日常書きの草仮名だそうで、連綿がほとんど無くて興味深い。
やっぱり、あのカッコイイけど読みにくい連綿を多用した草仮名の作品は、だいぶ気張って書いてるんだなぁ。





今回は今まで本物を見た記憶が無い、「紅白芙蓉図」李迪筆 と 「官女図」(伝桓野王図) 目当てで行ったのですが、芙蓉図ってスイフヨウの色の変化を二枚組で描いているんだ。知らなかった。


先日、京都府立植物園で見たスイフヨウ。
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(2017年9月23日撮影)

築山の向こう側に植えると、足元のゴツゴツした雰囲気が隠れていい感じ。

スイフヨウのように、咲き終わった花ガラに観賞価値がある花って珍しいと思います。

萎んだ花は遠目に見るとオールドローズのようです。




中国美術、植物事務所COCA-Zはあまり詳しくないのですが、口絵に李迪作「紅白芙蓉図」 が載っているこの本は判り易くとても面白いです。
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『中国絵画入門』 宇佐美文理氏著 岩波新書 2014年6月20日発行





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by coca-z | 2017-10-09 17:00 | 851-860
植物的生活851
植物事務所COCA-Zがお手伝いした 島田陽建築事務所/タトアーキテクツ(Tato Architects)さん設計の「防府の住居と事務所」 
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が現在発売中の雑誌 『住宅特集10月号』 に、




島田陽建築事務所/タトアーキテクツ(Tato Architects)さん設計の The BLEND INN と、dot architects/ドットアーキテクツさん設計の The BLEND STUDIO
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が現在発売中の雑誌 『商店建築10月号』 に掲載されています。

ご興味のある方は是非、御高覧下さい。









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by coca-z | 2017-09-29 17:00 | 851-860
植物的生活850
磯崎さんと藤森さんの 「にわ」 談義を読んでいたら、伝世する仏舎利 (ブッダの遺骨) は、世界で唯一スリランカのものだけが本物と言われている、という事を知りました。

仏歯がおさめられている佛歯寺の独特の雰囲気はそこから来るものだったんだ。
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仏歯の前に供えられる花。


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供花はお寺の周辺で売られています。
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木製の柱を複雑な継手で継ぐのは、日本に限ったことではない様です。
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本堂脇にある王の集会場。屋根瓦が鱗模様になっていたりしますが華美にならず、素朴で品のある美しい木造建築でした。

日本の古寺に通じる美しさがあります。

(いずれも2015年5月20日 スリランカ・キャンディにて撮影)



















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by coca-z | 2017-09-28 17:00 | 841-850
植物的生活847

本屋で見つけた時、
「えっ!」
と声が出てしまいました。
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ツワブキのモノグラフとは。。。

『LEOPARD PLANT ツワブキ』 奥野哉氏著 誠文堂新光社 2017年9月15日発行


植物事務所COCA-Zもツワブキには興味があって、いくつかの品種を集めているのですが、この本は凄い!

星斑とウィルスの関係とか、芸を綺麗に観賞する方法、品種改良の進め方など、様々な角度から体験を基に書かれた文章が綴られていて、とても面白い!

どこかから引っ張ってきたネット上の情報などとは大違いです。



でも、この本にも以前京都で見かけた遅咲きのツワブキ※は出てこないな。。。

この時以来、このツワブキを観察していないので、また冬になったら同じ時期に咲いているか確認してこよう。


本によると、やはり地植えにして、ちゃんと芸を楽しめる品種は限られているようです。


植物事務所COCA-Zが最初にツワブキを庭園素材としていいな、と思うようになったのはこの本のお陰。
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『日陰の庭のシェードガーデニング』 奥峰子氏著 文化出版局 1997年7月7日発行

本で紹介されていた ‘金環’ と ‘浮雲錦’ いう品種がとても魅力的だったのです。

この本からはツワブキだけでなく、クマザサ、エビネ、ヒマラヤユキノシタ、アオキ、キノミセンリョウ、ボタン、ジンチョウゲといった古臭いイメージだった植物が、使い方次第で新鮮に見えることを教えてもらいました。
サクラのグランドカバーにヒースを使った写真なども眼から鱗。

冬でも青い西洋芝を背景に咲くマンサクが美しすぎて、写真が撮影されたベルギーのカルムタウト樹木園まで視察に出掛けたこともあります。

購入してからもう20年も経ちますが、今でもよく読み直す大事な本です。








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by coca-z | 2017-09-19 17:00 | 841-850
植物的生活815
花も色々咲いてきました。
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(2017年6月16日撮影 The Blend Inn 大阪市大正区にて撮影)

手前のオレンジの花は
ヘレニウム ‘サヒンズアーリーフラワラー’ (Helenium 'Sahin's Early Flowerer' )


現在発売中の 『新建築 2017年6月号』 に、タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所さんのThe Blend Inn と、ドットアーキテクツさんのThe Blend Studio が掲載れています。
ご興味のある方は是非ご高覧下さい。
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by coca-z | 2017-06-20 17:00 | 811-820
植物的生活805
追加植栽の納品でTHE BLEND INNへ。
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あまり日照が見込めないエントランスに、二階から植物を垂らしたいとの御希望で、テイカカズラの長尺物を御提案。

それだけでは当初のボリューム感に欠けるので、アジサイと合わせてみました。
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古いタイプのアジサイは地植えで納品済みなので、新しい品種を。

白いアジサイは ‘天使のほっぺ’ という(ちょっと恥ずかしい名の・苦笑)品種で、色がピンクに変化するものです。

昨今はアジサイも色々品種があって、目移りしますが、きっとすぐに消えていく品種も多いでしょう。気に入ったものがあれば購入して、自分で品種維持するのがオススメです。



園芸植物は新しい品種が次々出てくるので、ついついその性質を知りたくて購入してしまう。
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(2017年5月26日 京田辺市にて撮影)

黒いダイアンサス(ナデシコ)の品種で、右が以前から育てている ‘ ソーティー ’、左は新しい品種 ‘ モンクシルバーブラック ’。

新しいモンクシルバーブラックのほうが、開花期も葉が黒くカッコイイ。


こんな実験ばかりしているから、庭は植物で埋めつくされています。。。汗




こちらは暫く育てて使えるな、と思った銅葉のヤグルマソウ。
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(2017年4月30日 京都市にて撮影)
大きな葉がアクセントになっていい感じ。


この植物を入れた、株式会社アルファヴィル一級建築士事務所さん設計の Gable Roof House が、『住宅特集 2017年6月号』 に掲載されています。前回の 『GA』誌より庭が写っているので、ご興味のある方は御高覧ください。








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by coca-z | 2017-05-28 17:00 | 801-810
植物的生活791
先ごろ出版された

『<自然>と響き合う美しい庭 NATURALISTIC GARDEN ナチュラリスティックガーデン 十勝千年の森 』 
文・新谷みどり氏 写真・野呂希氏 青青社 2017年4月5日発行

の 「あとがき」 を読んでいると、著者である十勝千年の森ヘッドガーデナー・新谷さんが、研修中のスタッフに対して語りかけている文章がありました。
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後進の指導に当たる立場からの暖かい言葉でした。こうやってガーデナーの知識と技術は国境と時間を越えて伝えられていくのでしょう。

写真の本のようなダッチウェーヴや、イギリスのGardener/Landscape designerに影響を受けた カタカナの 「ガーデナー」 の知識や技術が、漢字で 「庭師」 と呼ばれたり自称したりする人達の 日本庭園系知識・技術と融合したら、日本にどんな庭園が生まれるのでしょうか。

今はまだ分離している様に見えるこの二つの流れが、いつか一緒になった時のことを考えると、とてもワクワクさせられます。











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by coca-z | 2017-04-17 18:00 | 791-800
植物的生活776
横浜出張時に見学したもう一つの場所、今年行われる 「全国緑化フェア・ガーデンネックレス横浜」 の会場のひとつ、ジャクリーンガーデン。
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全国緑化フェアで恒久的なガーデンを創るのは、2013年に鳥取で行われた時に創られた、ポール・スミザーさんの 「湖山池ナチュラルガーデン」 が嚆矢だと思いますが、一過性のイベントでなく、将来的に遺産となるようなガーデンが創られるのは大変嬉しいことです。


準備期間を長く取ったということもあってか、鳥取ではフェア開催準備期間だけでなく、開催後もガーデンに関する活動が盛んになったようです。

植物事務所COCA-Zも開催後、2014年11月に鳥取の八頭町で行われたポール・スミザーさんと荻巣樹徳(おぎすみきのり)さんの対談を聞きに行ったことがあります。(お二人はポール・スミザーさん来日初期からのお知り合いだそう。)
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その時参加者に配られた本。
「ナチュラルガーデンをつくろう! 地元の素材で美しい風景を」 
ポール・スミザー氏著 第30回全国緑化とっとりフェア実行委員会 2013年9月21日発行

全国緑化フェアで、このようなコンセプトブック・ノウハウ本が創られるのは珍しい事だと思います。


鳥取の担当者は
「パンジーやサルビアみたいな一年草を一面に植えただけの、税金の無駄遣いみたいな一過性のイベント」
がとても嫌だったそうで、なんとか未来に繋がるものにしたいと、飛行機が嫌いな(=電車で移動する)長野在住のポール・スミザーさんを説得して、鳥取のガーデンの監修を依頼したとの事。

その流れが今回のジャクリーンガーデンにも繋がっているのでしょう。

ジャクリーンガーデンの存在は昨年フェイスブックから流れてきた この写真※ を見て興味を持ったのですが、今はまだ部分的に施工中の上に、フェイスブックの写真よりも刈り取られた部分が多くて、春にもう一度訪れたい雰囲気でした。
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このブログ※ によると、このエリアには、凄い数の球根が埋まっているそうですから、春にはきっと美しい景色が産み出されるでしょう。(人止め柵がもう少し景色になるようなものだったら、より良いのにな)

この季節、見どころが少ないとは言っても、この季節ならではの参考になる部分も沢山ありました。
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落葉低木(ユキヤナギ Euryops pectinatus)の足元に、常緑地被(ヤブラン Liriope platyphylla)が組み合わされています。

両方ともありふれた植物ですが、繊細なユキヤナギの冬姿が緑で引き立ちますし、ヤブランなら夏場ユキヤナギが茂って日照が少なくなっても育つので良い組み合わせ。
斑入りと緑葉をナチュラルに組み合わせているのもセンスがいい!
早春のユキヤナギだけでなく、初秋にはヤブランの紫色の花も楽しめます。
初冬のユキヤナギの黄葉も、グリーンの葉が背景にあるので美しく引き立つでしょう。


早春ならではこの組み合わせもいいな。
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ウェストリンギア (Westringia fruticosa) もジャノメエリカ (Erica canaliculata) も、ある程度の温暖地でないと育たないので、クリスマスローズとの組み合わせは横浜の気候を活かした植栽だと思います。
関西の温暖地でも出来るので真似しよう。笑


でも現地に行って、一番感じられたのはアンジュレーション(敷地の高低差)の重要性でした。
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植栽地だけでなく、歩道にもアンジュレーションがあって、植栽のレイヤー(重なり)の見え方が場所によって違うのです。

グーグルを見たり、調べてみると、ジャクリーンガーデンは既存の植栽を活用しながら創られたそうですが、このアンジュレーションは誰が設計したのかな?

急いでいたので短い滞在(30分以下!)でしたが、行った甲斐がありました。

でも、時間不足で行きたかった熱帯植物の聖地・熱川バナナワニ園に行けなったのが残念。。。(現場で踏み固められた黒ボクの土を細かく砕くのは、関西の真砂土より凄く時間がかかる!)












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by coca-z | 2017-03-12 18:00 | 771-780



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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