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植物的生活869
宮崎学さんって本当にアーティストなんだな。
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『森の探偵』 無人カメラがとらえた日本の自然
宮崎学氏 小原真史氏・文 構成 亜紀書房 2017年7月6日発行 

植物事務所COCA-Zの定義では単に絵とか歌が上手いというのはアーティストではなくて、「社会の考え方や視線を変える力があるものを産み出す人」こそがアーティストだと思うのですが、宮崎学氏はまさにそんな一人に思えます。

子供の頃から宮崎さんの写真集は見ていますが、今回の本はキュレーター・映像作家の小原真史氏との対談形式になっているためか、今までになく宮崎氏自身のアーティストとしての活動が浮かび上がる仕上がりになっています。

「はじめに」で記されている小原氏の意図はとても良い形で達成されているように感じました。

対談の中で出てくるお話には色々と考えさせられるものが多いのですが、女人禁制の山の考察などは今まで聞いた事のない説で眼からウロコ。

お勧めです。







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by coca-z | 2017-11-26 17:00 | 861-870
植物的生活861
イギリスの庭園と園芸に関する、一大叙事詩って感じ!!!
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『ガーデニングとイギリス人』 飯田操氏著 大修館書店 2016年10月10日発行
こういった本が日本語で執筆されて、出版されるのは大変ありがたい事です。(英語苦手なので・・・)


風景式庭園の ウィリアム・ケント と ランスロット・ブラウン、ハンフリー・レプトン の関係がやっと整理出来ました。(遅っ!勉強不足・恥)
レプトンが晩年、事故により車椅子生活になった後も精力的に活動を続け、バリアフリーな庭園などを手掛けているといった事など、初めて知りました。

病気に屈することの無い ジョン・ラウドン の激動の人生にもビックリ。




日本の 「ワビ・サビ文化」 なんかもそうですが、文化が政治的・経済的に利用されたり、捏造されたりする点などにも触れていて、とても面白い!








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by coca-z | 2017-10-19 17:00 | 861-870
植物的生活859
江戸時代の書物『本草通串証図(ほんぞうつうかんしょうず)』※に出て来る、今では絶滅してしまったと言われる黄色いキキョウ
(リンクの富山県立図書館・古絵図貴重書ギャラリー 【薬の富山】 本草通串証図 2巻 16ページで絵図が見れます)。


こんな遺伝子から発現するのかな?と思っていたら、
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(キキョウ ‘アストラ’ 2017年10月9日撮影)


検索してみると、黄色いキキョウの写真が見つかりました!

こちらのブログ※

ビックリです!!!


そのうち緑のキキョウや、兎弁のキキョウ(富山県立図書館・古絵図貴重書ギャラリー 【薬の富山】 本草通串証図 2巻 18ページ)も再現されるかも!?


こんなページ※も発見!



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by coca-z | 2017-10-17 17:00 | 851-860
植物的生活856
友人の個展へ。
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ウルシの大木を削って創られた、長さ60センチほどの大きな葉っぱの仮面。


白井千尋展 2017年10月3日(火)~10月15日(日) 
12:00~19:00(最終日17:00)月曜休廊

ギャラリー揺(ゆらぎ)
京都市左京区銀閣寺前町23




その後は、京都国立博物館の国宝展へ。

ほとんどの展示物は見た事あるものばかりですが(中学生のころから美術館・博物館には通っているので)、中には30年ぶりに再会する作品も。

土曜日の夜間開館がオススメです。20:00まで開館。
閉館間際ならあまり人がいなくて、ぐるりと雪舟に囲まれるといった体験も出来ます。



法隆寺の広目天立像が良かった。

あと、歌合せの草稿と言われる書跡は日常書きの草仮名だそうで、連綿がほとんど無くて興味深い。
やっぱり、あのカッコイイけど読みにくい連綿を多用した草仮名の作品は、だいぶ気張って書いてるんだなぁ。





今回は今まで本物を見た記憶が無い、「紅白芙蓉図」李迪筆 と 「官女図」(伝桓野王図) 目当てで行ったのですが、芙蓉図ってスイフヨウの色の変化を二枚組で描いているんだ。知らなかった。


先日、京都府立植物園で見たスイフヨウ。
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(2017年9月23日撮影)

築山の向こう側に植えると、足元のゴツゴツした雰囲気が隠れていい感じ。

スイフヨウのように、咲き終わった花ガラに観賞価値がある花って珍しいと思います。

萎んだ花は遠目に見るとオールドローズのようです。




中国美術、植物事務所COCA-Zはあまり詳しくないのですが、口絵に李迪作「紅白芙蓉図」 が載っているこの本は判り易くとても面白いです。
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『中国絵画入門』 宇佐美文理氏著 岩波新書 2014年6月20日発行





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by coca-z | 2017-10-09 17:00 | 851-860
植物的生活851
植物事務所COCA-Zがお手伝いした 島田陽建築事務所/タトアーキテクツ(Tato Architects)さん設計の「防府の住居と事務所」 
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が現在発売中の雑誌 『住宅特集10月号』 に、




島田陽建築事務所/タトアーキテクツ(Tato Architects)さん設計の The BLEND INN と、dot architects/ドットアーキテクツさん設計の The BLEND STUDIO
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が現在発売中の雑誌 『商店建築10月号』 に掲載されています。

ご興味のある方は是非、御高覧下さい。









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by coca-z | 2017-09-29 17:00 | 851-860
植物的生活850
磯崎さんと藤森さんの 「にわ」 談義を読んでいたら、伝世する仏舎利 (ブッダの遺骨) は、世界で唯一スリランカのものだけが本物と言われている、という事を知りました。

仏歯がおさめられている佛歯寺の独特の雰囲気はそこから来るものだったんだ。
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仏歯の前に供えられる花。


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供花はお寺の周辺で売られています。
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木製の柱を複雑な継手で継ぐのは、日本に限ったことではない様です。
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本堂脇にある王の集会場。屋根瓦が鱗模様になっていたりしますが華美にならず、素朴で品のある美しい木造建築でした。

日本の古寺に通じる美しさがあります。

(いずれも2015年5月20日 スリランカ・キャンディにて撮影)



















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by coca-z | 2017-09-28 17:00 | 841-850
植物的生活847

本屋で見つけた時、
「えっ!」
と声が出てしまいました。
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ツワブキのモノグラフとは。。。

『LEOPARD PLANT ツワブキ』 奥野哉氏著 誠文堂新光社 2017年9月15日発行


植物事務所COCA-Zもツワブキには興味があって、いくつかの品種を集めているのですが、この本は凄い!

星斑とウィルスの関係とか、芸を綺麗に観賞する方法、品種改良の進め方など、様々な角度から体験を基に書かれた文章が綴られていて、とても面白い!

どこかから引っ張ってきたネット上の情報などとは大違いです。



でも、この本にも以前京都で見かけた遅咲きのツワブキ※は出てこないな。。。

この時以来、このツワブキを観察していないので、また冬になったら同じ時期に咲いているか確認してこよう。


本によると、やはり地植えにして、ちゃんと芸を楽しめる品種は限られているようです。


植物事務所COCA-Zが最初にツワブキを庭園素材としていいな、と思うようになったのはこの本のお陰。
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『日陰の庭のシェードガーデニング』 奥峰子氏著 文化出版局 1997年7月7日発行

本で紹介されていた ‘金環’ と ‘浮雲錦’ いう品種がとても魅力的だったのです。

この本からはツワブキだけでなく、クマザサ、エビネ、ヒマラヤユキノシタ、アオキ、キノミセンリョウ、ボタン、ジンチョウゲといった古臭いイメージだった植物が、使い方次第で新鮮に見えることを教えてもらいました。
サクラのグランドカバーにヒースを使った写真なども眼から鱗。

冬でも青い西洋芝を背景に咲くマンサクが美しすぎて、写真が撮影されたベルギーのカルムタウト樹木園まで視察に出掛けたこともあります。

購入してからもう20年も経ちますが、今でもよく読み直す大事な本です。








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by coca-z | 2017-09-19 17:00 | 841-850
植物的生活815
花も色々咲いてきました。
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(2017年6月16日撮影 The Blend Inn 大阪市大正区にて撮影)

手前のオレンジの花は
ヘレニウム ‘サヒンズアーリーフラワラー’ (Helenium 'Sahin's Early Flowerer' )


現在発売中の 『新建築 2017年6月号』 に、タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所さんのThe Blend Inn と、ドットアーキテクツさんのThe Blend Studio が掲載れています。
ご興味のある方は是非ご高覧下さい。
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by coca-z | 2017-06-20 17:00 | 811-820
植物的生活805
追加植栽の納品でTHE BLEND INNへ。
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あまり日照が見込めないエントランスに、二階から植物を垂らしたいとの御希望で、テイカカズラの長尺物を御提案。

それだけでは当初のボリューム感に欠けるので、アジサイと合わせてみました。
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古いタイプのアジサイは地植えで納品済みなので、新しい品種を。

白いアジサイは ‘天使のほっぺ’ という(ちょっと恥ずかしい名の・苦笑)品種で、色がピンクに変化するものです。

昨今はアジサイも色々品種があって、目移りしますが、きっとすぐに消えていく品種も多いでしょう。気に入ったものがあれば購入して、自分で品種維持するのがオススメです。



園芸植物は新しい品種が次々出てくるので、ついついその性質を知りたくて購入してしまう。
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(2017年5月26日 京田辺市にて撮影)

黒いダイアンサス(ナデシコ)の品種で、右が以前から育てている ‘ ソーティー ’、左は新しい品種 ‘ モンクシルバーブラック ’。

新しいモンクシルバーブラックのほうが、開花期も葉が黒くカッコイイ。


こんな実験ばかりしているから、庭は植物で埋めつくされています。。。汗




こちらは暫く育てて使えるな、と思った銅葉のヤグルマソウ。
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(2017年4月30日 京都市にて撮影)
大きな葉がアクセントになっていい感じ。


この植物を入れた、株式会社アルファヴィル一級建築士事務所さん設計の Gable Roof House が、『住宅特集 2017年6月号』 に掲載されています。前回の 『GA』誌より庭が写っているので、ご興味のある方は御高覧ください。








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by coca-z | 2017-05-28 17:00 | 801-810
植物的生活791
先ごろ出版された

『<自然>と響き合う美しい庭 NATURALISTIC GARDEN ナチュラリスティックガーデン 十勝千年の森 』 
文・新谷みどり氏 写真・野呂希氏 青青社 2017年4月5日発行

の 「あとがき」 を読んでいると、著者である十勝千年の森ヘッドガーデナー・新谷さんが、研修中のスタッフに対して語りかけている文章がありました。
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後進の指導に当たる立場からの暖かい言葉でした。こうやってガーデナーの知識と技術は国境と時間を越えて伝えられていくのでしょう。

写真の本のようなダッチウェーヴや、イギリスのGardener/Landscape designerに影響を受けた カタカナの 「ガーデナー」 の知識や技術が、漢字で 「庭師」 と呼ばれたり自称したりする人達の 日本庭園系知識・技術と融合したら、日本にどんな庭園が生まれるのでしょうか。

今はまだ分離している様に見えるこの二つの流れが、いつか一緒になった時のことを考えると、とてもワクワクさせられます。











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by coca-z | 2017-04-17 18:00 | 791-800



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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