昨秋、ホームセンターの野菜コーナーでたまたま売られているのを発見し、葉っぱの色彩の美しさに惹かれて購入した紫キャベツ。
実験のために植えてみたのですが、寒さの深まりと共に深みのある美しさを見せています。
(薬を使わないので、あちこち虫に食べられていますが・苦笑)
(2010年12月23日撮影)
野菜畑の中でも、キャベツやネギの畑は独特のシルバーグリーンをしていて美しいものです。
写真は2004年の夏の終わり、関東を旅した時のもの。
関西と違って関東は土の色が黒いのでキャベツの色も引き立ちます。
こちらは大阪。手前からネギとキャベツ、白菜、ブロッコリーの取り合わせです。(2005年11月28日撮影)
西洋にはポタジェ(仏)とかキッチンガーデン(英)と呼ばれる、野菜畑を美しい色彩で仕立てる伝統的花壇がありますが、この美しさはどうでしょう。
写真はスウェーデンのウプサラという街の植物園。(2008年9月21日撮影)
ウプサラは植物学の父と呼ばれるリンネが暮した街。この植物園の野菜畑は圧巻でした。
既に空気が涼しい季節。日本では残暑厳しい時期に、大量の黒い葉を見ると暑苦しく感じたりしますが、こちらでの九月下旬は爽やかな空気で黒味がキリリと光ります。
シンプルでしゃれた樹名札にはこのように書かれてあります。
ケール(キャベツの原種)の品種のようです。
小さな温室の横には樹銘札を整理する台が。
白木でつくられていて、北欧らしい素朴なものでした。