現場や打ち合わせであっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
その合間に生産農家さんの畑を見学してきました。
植物事務所COCA-Zにとってはパラダイス!
今まで本やネットでしか見たことなかった植物や、存在も知らなかった植物たちが満載で、「この木はこんな庭づくりに使ったらいいだろうなぁ。」 とか 「ここの木は、こういった仕立て方をして、こんなテーマの庭に。。。」 と妄想は膨らむばかり。
「でもレア植物だけに、嫁入り先をちゃんと考えないと、珍しい物が好きなだけの人では、飽きられた時に木が不幸になるな」 と考え事も先走り気味。苦笑
いくつか撮影したものの、その植物の良さを伝えられる写真がないのが無念。
(と言うか、実物を前に興奮しすぎ + 質問しすぎ で写真撮るのを忘れてました・苦笑)
中には一般的に見る植物でも、こんな使い方をすれば新しい風景を創ることができるな、という事例も。
写真はフィリフェラオーレア。
一般的に低木として群植されるか、背を高く仕立てたものがシンボルツリーとして使われる樹種ですが、ここで見かけたのは背丈ほどのものを集め、マス(塊)とした植栽。
遠目にみると、まるでミモザの花か、メラレウカの黄金葉の品種 ‘レボリューションゴールド’ のように見えます。
隣の杉や、背景の暗いカシの木の色も、この色彩を引き立てる要因でしょう。
枝垂れ品種なので、風が吹くと柔らかな枝がそよいで、春らしい風景です。
次から次へと質問を浴びせ(苦笑)、大変勉強になった一日でした。