昼間の気温は暑くても、日差しはすっかり秋の気配。
サトイモの仲間、コロカシア・コールマイナー ( Colocasia esculenta 'Coal Miner' ) が夕暮れの光に、深みのある陰影を見せます。
このコロカシアは図らずも昨冬、勝手に屋外越冬した株。(京都府南部)
寒さに弱いと聞いていたので昨秋、親株を掘り上げたのですが、その時、低木の茂みにランナーを伸ばしていて掘り上げきれなかったものです。
冬の間に地上部は枯れ、春先には小指ほどの小さな芽が一つあるだけだったのですが、この品種はランナーを伸ばして急激に増えるよう。
初めて我が家にやってきたのは2010年の11月でしたが、2回の夏を越して10倍ほどに株が増えました。(増えるのを少し抑えているので、増やそうと思えばもっと増えると思います。)
コロカシアを使った植え込みは、ニューヨークでもいくつか見かけました。
芋名月(サトイモの月見)と呼ばれる中秋の名月は9月30日。本格的な秋はすぐそこです。