今日は日帰りで長野県まで出張。
朝の10時に長野の塩尻駅で待ち合わせだったので、
昨年の一泊シンガポール出張よりは楽(苦笑)ですが、なかなかハードなスケジュール。
それでもこの季節に長野県を訪ねるのは初めてだったので楽しみです。
あちらは紅葉真っ盛り。車窓風景からも美しい景色が広がります。
西日本で育った植物事務所COCA-Zにとって、真っ黄色の山は見慣れぬ不思議な風景でした。
(スギの植林地は緑色、カラマツの植林地は黄色く色づきます)
約束していた方たちと落ち合って、まずはヒアリングのために信州大学へ向かいます。
このキャンパス入口にあるユリノキ並木は素晴らしいものでした。
(写真下のほうの人と車で、どれだけ大きな並木かお判りいただけるでしょうか?のびのび育った大木が持つ気持ちよさ満載です・笑)
ユリノキは関西でも育ちますが、このような鮮やかな色に染まることはありません。茶色っぽい黄色になって散っていくだけなのです。
関西ではこんな感じ。(これはこれで渋みのある、いい味をだしていますが。)
ユリノキがレモンイエローに色づくとは今回初めて知りました。
幹に絡みつくナツヅタもレモンイエロー。
イチョウの 「小さき鳥のかたち」 とは違って 「ハンテン」 のかたちをした大きな葉のユリノキ。
木が大きいだけに落葉も滞空時間が長く、ゆったりと風に乗って沢山の葉が散る様は、舞台か映画を見るように美しいものでした。