京都で現場調査があったので、現場の近くで前から気になっていた
ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 (Goethe-Institut Villa Kamogawa) に立ち寄ってきました。
入口付近にはこんな洒落た自転車置き場が。
最近、大阪梅田界隈では、植栽帯が潰されて、どんどん格好の悪い自転車置き場が作られていて、見るたびに溜息が出るのですが、こんな洒落たものにしてほしいです。
京都は
こんな風に植栽と上手く組み合わさった雰囲気の良い自転車置き場がありますが、大阪の自転車置き場もデザインコンペなどして、もっと景観向上に努めたらいいのに、と思います。
それはそうと、建物のエントランス付近はこんな感じで
絡まるツタが良い感じ。
中に入ると
「軽さ」が流行りの最近の建築とは違って、骨のある雰囲気で外国のよう。
「何故こんな外国の雰囲気なんだろう?」と観察していると、どうも色々な調度品にドイツ企業が協賛しているようです。
図書室のスツールは、デザイン史に必ず登場する曲木椅子で有名なトーネット社製。(見た目より座り心地がいい。)
雑誌閲覧コーナーの照明もシンプルでいいかんじ。
今回は急いでいたのでお茶をすることが出来なかったのですが、次回は中庭の日本庭園を見ながら食事できるレストランで、ゆっくり空間と料理を味わいたいと思います。
あと気になるこの内側も見てみたい。
この日は閉まっていたホールの一部のようですが、ガラスかアクリルでできた円柱状の空間の中に照明が光ってるのが見えます。
気になる。。。
建物は1983年に造られたものを、二年前にリフォームしているそうですが、古い建物を大事に使うのはいいなぁ。