先日、用事があって京都府立植物園に行ってきました。
朝早く訪れたので、午前中に咲く花が綺麗。
ハスの花は何度見ても夢っぽいイメージ。
屋上のハスは忙しくて植替えが出来なかったので、今年は花が咲きませんでした。
夜間に咲いて昼ごろには落花するというアフリカバオバブ (Adansonia digitata) の花もユニーク。
バオバブ開花中の早朝は、温室を一部のみ無料で観覧できるようです。(植物園入園料は必要)
昨秋に見たグンネラも随分ノビノビと成長していました。
(この春、仕事で時間が取れず、エキウム・ウィルドプレッティの季節に訪園出来なかったのが無念。。。)
ここ数年、京都府立植物園ではあちらこちらがリニューアル工事されていて、昨秋来た時に大きな木を何本も伐採していた場所は何が出来るのだろう?と思っていたら、中国の植物を集めた新しいコーナーが出来ていました。
そこに植わっていたミケリア・フォヴェオラータ (Michelia foveolata)
ミケリアの仲間は好きなので、どんな花が咲くのかな、とググってみたら、
新芽が美しい金色の植物とのこと。
新芽のシーズンに見てみたい。
新芽の色が美しい植物と言えば、この春に徳島の
阿南・椿自然園で見たホンコンツバキ (Camellia hongkongensis) がとても印象的でした。
新芽が美しい紫色なのです。ツヤのある質感で、蝋細工のよう。
園主に聞くと、もっと水色っぽい色になることもあるとか。
思わず苗を購入してしまったので(苦笑)、来春が楽しみです。
何か特定の植物を好きになると、植物自体だけでなく、そのグッツも収集してしまう人が多いですが、こちらの園主もその一人。
建物のロビーにはツバキの花を想わせる照明器具が。
尋ねてみると、竣工当時のオリジナルのものだそう。
ミッドセンチュリーの雰囲気でとてもいい感じです。
レストランで昼食をとると、爪楊枝入れもツバキの形でした。
爪楊枝がオシベに見えるようデザインされたもの。
インタラクティブな感じで、心憎いデザインです。