先日、教えに行っている大学の学園祭に学生が模擬店を出すと言うので、ついでに松尾園芸さんに立ち寄りました。
惹きつけられたのはこのクレマティス。
スタッフの方に品種を尋ねると品種は ‘紫子丸’(Shishi-maru)とのこと。
普段は江戸紫~京紫色に咲くらしいのですが、今年の京都は秋が長く気温が低いのでこんな色になったとのこと。
後ろで黄緑色に咲くのは ‘白万重’(Shiro-man-e)。一番下の花のように、紫子丸も白万重と同じく花型が様々に変化するそう。
今回松尾園芸さんで見た花色は、物憂い感じで秋にぴったり。
毎年この色で咲くなら庭で使いたい・・・。
調べてみると、紫子丸も花炎も日本の作出品種だそう。さもありなん。江戸菊といった 「花型の変化を楽しむの伝統」 を持つ日本の園芸文化を感じます。