日曜日、神戸での打ち合わせの帰り、ジョルジョ・モランディ展に立ち寄りました。
展示のひとつ、ドキュメンタリー映像を見て、モランディはアトリエに置いてあるモチーフに降り積もる埃を、絶対に掃除せず大事にしていたと知りました。
確かにあの柔らかく、どこか霞んだような画風は、ホコリのテクスチャーに通じるものがあります。
以前、二葉流の教室の見学をさせていただいた時、ビワの盛物を見てモランディの静物画を思い出したのも納得。
ビワのテクスチャーのせいだったんだ。。。
(教室で指導をする家元。2007年5月17日撮影)
モランディの絵に囲まれながら仕事の事を考えていると、年末に御依頼のあったローコストフェンスの良いアイディアが浮かびました!
やっぱり良質の作品を見ると、脳に良い刺激があります。