新芽・新緑の色彩を勉強しようと、仕事の合間にガーデン植花夢へ。
昔に植えられたカラーリーフの樹木群が、とても大きく育って見ごたえがあります。
こんな場所は日本全国を見渡してもほとんどありません。
見慣れたカラーリーフの木も、ノビノビと育てると違った雰囲気で新鮮です。
ナワシログミ ‘ライムライト’ (Eleaegnus x ebbingei 'Limelight' )
ベニバナトキワマンサク (Loropetalum chinense var. rubra)
最近、一年を通して庭をピンクや赤の花で彩りたい、という御施主様のお庭のリフォーム&手入れに頻繁に行っているのですが、その仕事を通して、ベニバナトキワマンサクの花期の長さと花付きの良さに改めて気付かされました。
荻巣樹徳さんが中国から日本に導入したと御本人から伺っていますが、本当に有難い話です。
カレックスの下草で覆われた、さりげ無い場所も良い雰囲気。
右側にサクラ ‘ギョイコウ(御衣黄)’ と思われる木も見えます。
緑の花と、渋い若葉の取り合わせが美しい。
最近はサクラもカラーリーフに注目した品種が出てきました。
別の場所で見たサクラ ‘カンザンレッド(関山レッド)’。
ワインレッドの新芽が美しい品種です。
ガーデン植花夢にはサクラではありませんが、こんな木がありました。
銅葉で箒立ち性のリンゴ。
昔、植えたものだそうで、美味しくはないけれども実もなるとのこと。
足元が隠れて判りにくいのですが、樹高は10mくらいはありそうです。
ガーデン植花夢を初めて訪れたのはもう15年以上前になりますが、現在ではシャクナゲなども大きく育ち見ごたえがあります。
こういった景色もガーデン植花夢ならでは。
黒いクリスマスローズが美しく見えるのは、組み合わされている低木が斑入りで、明るい緑だからでしょう。
樹種はノリウツギの ‘雪化粧’ かな?
背景に見える刈り残した(?)オランダミミナグサの様な雑草も、テクスチャーが柔らかく、色味も明るくてなんだかいい感じ。庭は雑草処理のやり方ひとつで全然違う雰囲気になるのです。
こちらはセイヨウハシバミの ‘プルプレア’ でしょうか?
クマザサを背景に、黒い葉が引き立ちます。