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植物的生活879
先日発表があった、植物事務所COCA-Zがお手伝いしていた建築コンペ、残念ながら次点で実現ならず。無念。。。

特殊な立地環境で、マニア知識を活かせそうだったのに残念・・・




事後報告になりますが、先月号の 『新建築 住宅特集2017年12月号』 に植栽をお手伝いさせてもらった島田陽建築事務所/タトアーキテクツ(Tato Architects)さん設計 「園部の住居」 が掲載されていました。
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表紙になっているこの建築です。

大型書店にはバックナンバーも置いてあると思うので、ご興味のある方は是非。

またこちらのサイト※には、その動画もアップされています。

マウスを動かすことで360度見渡すことが出来るので、是非ご高覧ください。




こちらの庭、当初は金額を抑える事が大前提だったので、悩んだあげく堀口捨己氏の「草庭」をイメージしながら低木を点在させたのですが、植栽直後 『GA house』誌が撮影のために訪れた際、カメラマンの方が

「前栽のような庭ですね。」

と仰ってくださったそう。やはり判る人には判るものですね。。。
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(2017年6月15日 南丹市にて撮影)

植栽時はお引っ越し前で御施主様にお会い出来なかったのですが、追加植栽の際などでメールのやり取りをさせてもらっていると、お施主様も庭を初めて見た時、

「光琳の秋草図屏風」

を想い出されたと伺い、とても嬉しくなりました。




秋、追加植栽のために訪れると、庭は既に御施主様の手でチューニングがなされていて、とてもいい感じ。
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(2017年11月5日 南丹市にて撮影)

奥のススキは第一回植栽時、もとから現地に生えていたススキが芽を出しているのを見て、

「これを活かして庭を作ったらいいのにな・・・」

と思い、抜かずにおいていたもの。




その件を御施主様にはお伝えしていなかったのですが、何も言わずともそのススキを活用して、なお且つ横にオミナエシ等の秋草を植えているのを見て感心しました。

何も言っていないのに、庭のコンセプトや方向性を読みとるって凄い。。。




昔、同じく広い場所に低木を植えた物件があったのですが先ごろ住人が変わり、様子を見に行くと低木は抜き去られていて、代わりに高木が植えられていました。

その場所はお風呂場からの眺望を隠さないように低木を選択したのですが、
やはり一般の方は  「庭木=高木」 というイメージなのかもしれません。

先述のカメラマンはおそらく世界中の多くの建築を撮影されている方ですし、 「園部の住居」 の御施主様はデザイン関係のお仕事をされているので、お二人とも 「美しいと感じるものに対する幅」 があるのだと思います。



今年もこのように御客様に恵まれて、本当に感謝の一年でした。


こちらの御施主様は以前、本ブログでご紹介した ジル・クレマン氏著・山内 朋樹氏訳 『動いている庭』 を呼んで心を動かされたそうで、そのような庭にして行きたいとの事。

今後、どのように進化していくのか楽しみです!笑














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by coca-z | 2017-12-27 17:00 | 871-880
植物的生活878
土曜日は朝から電車に揺られ、明石へ打ち合わせ。
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朝の海って綺麗だな。



電車を降りてから打ち合わせ場所へは、徒歩で植物観察をしながら。
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暖かい瀬戸内気候だけあって、イトランもしっかり締まって育ってます。
白壁の前に植えられたユリオプスデージーとの取り合わせも良い感じ。
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水が好きなアジサイと、過湿が苦手なアロエ(不夜城かな?)を露地で一緒に植えているのは初めて見たな、とか



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寒波に当たって変色した葉の色が綺麗なランタナだな、とか





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あちこちで見かける柑橘類と、年末にチラホラ花を咲かせるユキヤナギの黄葉の組み合わせは瀬戸内気候ならではだな、等と思いながら。





現場では気持ち良いバルコニーを堪能して打ち合わせを済ませ、帰りに以前植栽した物件の様子を見に行ってビックリ。
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7年前に将来的なシンボルツリーとして植えたオリーブの苗が立派に育っている!


植えた当時はこんな感じだったのです。
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(2011年1月29日撮影)


7年間でここまで育つとは!


別アングルから植栽当初と現状。
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オリーブは何度か植えていますが、ここまで成長が早い事例は初めて。

やはり温暖な気候が効いているのでしょう。

天敵のオリーブアナアキゾウムシの被害も免れているようです。立派に育ってくれて嬉しい!





こう見ると、何となく南仏などの地中海沿岸を想わせる景色。w
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街並みにも寄与していると思います。

やっぱりノビノビと育った木がある街って素敵だなぁ。

(建築の設計はL.D.HOMES®株式会社 ラブデザインホームズさんです。)









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by coca-z | 2017-12-25 17:00 | 871-880
植物的生活877
こちらは冬景色ながら、淡い黄色が陽だまりを感じさせます。
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(2017年12月15日 吹田市にて撮影)

シロヤマブキ (Rhodotypos scandens) の黄葉。


シラカシやツバキ、シロバナヒガンバナ等、冬でも瑞々しい緑に囲まれていると、月光のように浮かび上がって美しい。







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by coca-z | 2017-12-24 17:00 | 871-880
植物的生活876
鈍色(にびいろ)って、こういう感じの色だと思っていたら、濃いグレーの事なんですね。
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(2017年12月16日 京田辺市にて撮影)

グレイッシュな冬景色も渋くて結構好き。(生垣はウバメガシ Quercus phillyraeoides 、下の刈り込みはクルメツツジ Rhododendron obtusum


小さな苗から数年かけて育てた四季咲き雲南ハギが今年、やっと生垣の背丈を超えました。

来春はシダレザクラのように桃色の花が生垣越しに咲くはず。楽しみ。








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by coca-z | 2017-12-23 17:00 | 871-880
植物的生活875
日本画の展覧会ですが、ポップでグラフィカルでカラフル!
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吉岡 佐知 展 すべてに降る  YOSHIOKA Sachi exhibition
2017年12月12日(火)-12月24日(日)  ※12/18(月)休廊

ギャラリー恵風
12:00 – 19:00
(展覧会最終日は18:00まで)
月曜日休廊

〒606-8392
京都府京都市左京区聖護院山王町21ー3
(京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側)
TEL:075-771-1011
FAX:075-771-0358




箔押しの光沢などは実物を見ないと味わえないので是非!




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by coca-z | 2017-12-17 01:00 | 871-880
植物的生活874
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先月のお手入れの直後、隣のマンション工事の搬入トラックが植栽地に乗り入れるという、ありえない事故が発生。

植栽が滅茶苦茶に・・・
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モクビャッコウが折角大きく育っていたのに。。。
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(2016年8月13日撮影)


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(2017年11月10日撮影)




これほど大きく育ったモクビャッコウは流通していないので、斑入りのトベラ等で復旧作業して、こんな感じになりました。
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(2017年12月14日撮影)
人間万事塞翁が馬、案外前より良くなったかも!苦笑

黒葉のニューサイランの横に仕込んだレダマの花が咲くのも楽しみ。


植栽当初はこんな感じだったのですから、
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(2014年6月9日撮影)
随分と植物も成長しました。


やっぱり育てあげていく庭が好きだな。最初から出来上がっているよりも。イニシャルコストも抑えられるし、何より見ていて過程が楽しい。

昔、石川初さんが工事終了後には完成している(=固定される)建築と対比して
「建築は○○、ランドスケープは調整です。」 (○○の所を失念・・・)
と呟いているのを見て共感したことがありますが、変化する状況にどう対応するかが庭やランドスケープの在り方なんだと思います。




しかし、ブーゲンビレア、グレヴィレア、ストレリチアは寒波の後なのに、相変わらず花盛りでした。
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やるな。。。

(2017年12月14日 大阪市東住吉区にて撮影)









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by coca-z | 2017-12-15 17:00 | 871-880
植物的生活873
The Roadside Gardens.
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(THE BLEND INN / THE BLEND STUDIO in Osaka 10.Dec.2017)



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(Down town in Osaka city 05.Dec.2017.)






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by coca-z | 2017-12-11 17:00 | 871-880
植物的生活872

資料を探していて見つけたので唐突にアップ。
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小石に擬態した(?)多肉植物の芽生え。(2016年8月24日撮影)



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青い花のクローバー。(2016年8月25日撮影)


いずれの写真も南アフリカにて。




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by coca-z | 2017-12-05 17:00 | 871-880
植物的生活871
庭が成熟していくのを見るのは嬉しい。
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(2013年1月25日撮影)
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(2013年1月30日撮影)
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(2014年8月25日撮影)
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(2017年12月2日撮影)








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by coca-z | 2017-12-04 17:00 | 871-880
植物的生活870
普段はあまり手入れの仕事で追われることはないのですが、この年末は仕事が重なっててんやわんや。。。

自分が植栽した物件しか手入れを引き受けないことにしているのですが、今回はお世話になっている方からの依頼で特例も。

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10年前にお施主様が少しだけ植えた植物が庭全体に広がったり、鳥や風が運んだ自然実生の植物が繁茂した自然味あふれる庭。
手の入りすぎた庭には無い、詩的な魅力があります。

そのウィルダネス感を失くしてしまわないようにお手入れするのですが、さじ加減が難しい。

色々試行錯誤でしたが、予定されているテレビ撮影にもなんとか間に合いました。

こういった手入れは普段の植栽工事とは別の 「引き算の美学」 と言えるかもしれません。






この季節、モミジを植栽したいくつかのお宅から紅葉の美しさの便りが届くのですが、手入れで伺ったこちらの庭も植栽から数年経ち、モミジが美しい色彩。
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先日はモミジに囲まれたデッキテラスでバーベキューを楽しまれたそう。

手入れ終了時の夕暮れには、ライトアップで紅葉が照らされていました。

気温が下がる中、お施主様が
「ここがとても気持ち良いんです。」
とデッキテラスに佇んでらっしゃるのを見るのは、植栽冥利につきます。




仕入れと後片付けの合間をぬって逸翁美術館の蕪村を見に。(以前も書きましたが、植物事務所COCA-Zは蕪村がとても好きなのです)
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中庭のモミジがきれいな色彩。

風が当たらず、日差しも弱い場所なので枝が繊細。

開けた所なら先日の台風で枝が折れてボロボロ折れてしまったでしょうが、壁に守られた場所を活かした美しい仕立てです。




昼休みに千里ニュータウンの松林内で見つけた大きなサザンカ。
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白いフリルの花が濃い緑に凛と引き立ちます。



こちらは仕入れの合間に見つけたツルアジサイの黄葉。
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忙しい時も美しい物を見つける心は無くしたくない、と意地になってます。(苦笑)








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by coca-z | 2017-12-02 17:00 | 861-870



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
by coca-z
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