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植物的生活919
7ヘクタールほどの中国・ハルビンの大規模物件の植栽計画のため、3月後半の一週間ほど食糧買い出し以外はほぼ家を出ず引きこもっているうちに、サクラが咲いて散って行きました。。。

昨年現地調査のため弾丸で出掛けたハルビンで、オペラハウスについてアップしてなかったのを思い出し、記録用にアップ。
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昨今の日本では避けられがちな有機的なフォルムを持った建築で、写真で見るとクセのある濃い空間に思えますが、実物はとても気持ち良かった!


中国人の马岩松さん、党群さんと日本人の早野洋介さんによるユニット建築事務所、中国のMAD Architectsさんの設計。




車で近付くと車窓風景はこんな感じ。
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シラカバの森の向こうに、山のような姿が見え始めます。
なかなかの高揚感!



ハルビンは一月の平均最低温度が-20度を下回るくらい寒いので生育出来る高木の種類が少なく、この辺りは湿地帯ということもあってシラカバが選ばれたのでしょう。
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物凄い数のシラカバが帯状に何重にもオペラハウスを取り囲んでいます。(中国では一般的に凄く密植をして、生育と共に間引いていく施工・管理方法を取ります)



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シラカバ並木に導かれて駐車場へ。
正面が駐車場入り口です。



車を降りてから中庭の階段を登るのですが、その景色がスカーンと抜けて美しい。
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話に聞くブラジル オスカー・ニーマイヤーのニテロイ現代美術館ってこんな感じなんだろうか?(行ったことないけど・苦笑)


中庭を上からみるとこんな感じ。
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階段を上がると(人工地盤上だと思われる場所は)広いプラザになっていて、人気スポットらしく週末ということもあって人がいっぱい!
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屋台が出ていたり、

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凧揚げしたり、

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池の水で遊んだり、思い思いに過ごす姿は楽しそう!



別館には池に架かった橋を通って行きます。
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残念ながら、池の縁が施工後に少しずれて下がったようで、植栽地が湿地帯のようになっていましたが、
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青い花が咲き乱れていて、世界的に流行しているメドウ(草原)的風景。
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亜麻(フラックス Linum usitatissimum)でしょうか?


解説版には全然違う植物(アキノタムラソウ Salvia japonica)の写真と名前が。。。
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解説内容を類推するに、亜麻のことを指しているような・・・

アキノタムラソウはこんな寒い地方で育つんだろうか?

以前も中国奥地の湖北省・神農架で間違った解説版を見たことがありますが、植物の宝庫の中国で間違いなく解説版を創るのは至難の業なのかもしれません。日本でも管理が悪く間違った場所に立てられた樹名板をよく見かけるし。


橋を渡った先の別館はこんな感じ。
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建物前はサンクンガーデン的な屋外劇場になっています。
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どうも山菜が採れるようで、草を摘んでいる人がいました。
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支柱は中国ではよく見かける皮つき丸太です。

これならば防腐処理した丸太みたいにいつまでも残ることなく自然に還りそう。

木造建築の多い日本ではシロアリの問題があるので難しいかもしれませんが・・・




しかし大陸的風景で、どっちを向いても空が広くて気持ちいいな。山や建物、電線や鉄塔などが立ち並ぶ日本では味わえない空間。
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羨ましい。


本館は屋根の上も散策路が設けられているようです。(残念ながら行った時は途中で封鎖されていました。)
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後日、同じプロジェクトチームの方たちが内部の見学ツアーに参加してインテリア空間を見たそうなのですが、木調の有機的な空間でとても面白かったとか。


是非いつか見てみたい!



(写真はすべて2017年5月30日撮影)


















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by coca-z | 2018-04-05 12:00 | 911-920
植物的生活890

The Museum of Oriental Ceramics, Osaka


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現代作家風。1400年くらい前の作品なのに。



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常設展示の並べ方も美しい。




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肌理を楽しむ。




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毎度ながら見とれてしまうな・・・





また写真撮影出来るようになって嬉しい。


大阪市立東洋陶磁美術館
特別展は2018年3月25日まで。お勧めです。











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by coca-z | 2018-02-01 17:00 | 881-890
植物的生活881
展覧会開催時に東京に行ったのに見逃すという!不覚!!!
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『典雅と奇想 明末清初の中国名画』 東京美術 2017年11月20日発行


漸江の絵が見てみたかった。。。無念。。。



黄色を全面に押し出した装丁で、こんな上品な雰囲気のデザイン初めて見たかも。


The Weight の彦坂進一さんという方のデザインのようです。








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by coca-z | 2018-01-11 17:00 | 881-890
植物的生活809
ハルビンで気になった植物。
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折り鶴のような花のアヤメ。

马蔺  (Iris lactea var. chinensis) なんでしょうか?

広い国土の中国にはこんなにアヤメの種類があって、興味深いです。









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by coca-z | 2017-06-08 17:00 | 801-810
植物的生活807
13時間かけて訪れたハルビンで、四時間半の睡眠時間も含めて16時間の滞在、そこからトンボ返りで帰国するという強行スケジュールでしたが、何とか無事戻って来ました。
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写真は視察した場所の一つで、大変印象的だったハルビンのオペラハウス by MAD architects。

写真で想像していたものとは違って、ランドスケープと建築の無理のない連続性、ヒューマンスケールの作り込みなど、大変素晴らしい空間でした。

詳細はまたいずれ。









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by coca-z | 2017-06-01 17:00 | 801-810
植物的生活806
お手伝いしているプロジェクトの調査で、5月29日から31日まで日本を離れています。目的地はハルピンです。
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(写真は前回訪れた時のお土産物屋。ロシアが近い事を感じさせる品ぞろえです)

その間、電話・メール等連絡が取りづらくなるかもしれません。

御迷惑おかけしますが宜しくお願い致します。







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by coca-z | 2017-05-29 17:00 | 801-810
植物的生活751
現場でのハプニングも何とか解決方法が見つかってホッ。。。






以前、打ち合わせの帰りに立ち寄った無印のMUJI BOOKSでみつけたノート。
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中国の女流水僕画家・周思聰 (周思聪)氏の絵が沢山掲載されたもの。

北京の讀庫(DUKU) という出版社の製品です。



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ハスの絵が、たゆとう様なタッチで描かれていて心地良い。

装丁が布張りなのも、手触り良くて嬉しいです。










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by coca-z | 2016-10-26 18:00 | 751-760
植物的生活750
吊り橋を渡るように仕事をこなしているので、ちょっと気分転換にブログ更新。

街は九月下旬に引き続き、二回目の開花を迎えたキンモクセイの香りが満ちています。

日本では刈り込まれて卵型になった樹形のキンモクセイがほとんどですが、中国で見かけた自然樹形に近い樹形のモクセイ (おそらくウスギモクセイかギンモクセイ) は、とても爽やかで美しいものでした。
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(2015年3月11日 中国・寧波・天一閣にて撮影)

地面が清掃された大判の切石舗装で、足元や周囲がスッキリしているというのも関係しているのでしょう。


中国はキンモクセイを含めたモクセイの本場。
キンモクセイの親であるギンモクセイだけでなく、様々な品種があります。

因みに中国でキンモクセイの名前は丹桂。赤いモクセイの意味です。桂の漢字は中国ではモクセイを指します。(というか、昔の日本人が桂の字を間違えて解釈して、そのままになっている。)


こちらはおそらく四季咲きモクセイ。
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(2015年3月11日・中国・寧波にて撮影)

最近は日本でも販売されていますが、まだまだ小さな苗がほとんど。



こちらは天一閣のミケリア (オガタマノキ) の仲間の、自然樹形に近い植栽と凝った舗装。
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モクセイと同じく、香りのよい木です。

日本よりも花の香りを重視する中国らしい選択。
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周囲に巡らされた高い壁には、レリーフが点景として設置されています。
凝った造りの瓦屋根が額縁となって、とても美しい空間でした。

江南の庭では高い塀で囲まれた、雰囲気の違う複数の庭が、いくつも連なるような構成になっていたりしますが、20世紀初頭に生まれたイギリスの 「ガーデンルーム」 (いわゆるイングリッシュガーデン) というスタイルも、中国庭園の影響を受けたのではないかと想像させます。

もしそうだとしたらイギリスの庭園史は18世紀の 「風景(ランドスケープ)式庭園」 と合わせて、二回の大きな影響を中国庭園から受けているんですね。



因みに天一閣の近くには、こんな美しいクスノキ並木があります。
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並木に関しては、日本より中国のほうが、だいぶ先進国といった感じです。
右端にはエコ的観点から、世界的に設置が進む公共レンタサイクルも見えます。

木を大きく育てるには時間もかかるし、日本が中国に追いつくのはずっと先になるでしょう。残念。(永遠に追いつかなかったりして・・・)


日本も木がノビノビと茂って、木陰が繋がるような並木にしてほしいなぁ。。。












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by coca-z | 2016-10-22 18:00 | 741-750
植物的生活589
寧波市にある、天一閣という庭のサウンドスケープ。


中国は街中の公園などに住む、身近な野鳥の声が綺麗。

高い塀に囲まれた庭に一歩入ると車の騒音も遮られ、緑の天蓋に覆われた別世界に鳥の声が響き渡ります。

日本三鳴鳥(ウグイス・コマドリ・オオルリ)も、もっと街中に住む鳥だったらいいのに。


最近はハッカチョウ / ハハチョウ(八哥鳥 / 叭叭鳥 Acridotheres cristatellus)の鳴き声を聴くことが出来る地域もありますけれど。
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写真は打ち合わせで訪れた姫路市で見かけたハッカチョウ。(2014年5月撮影)

声が聞こえてきた時、一瞬シンガポールに引き戻された気分になりました。
(ハッカチョウの声はシンガポール長期滞在時にいつも聴いていたのです。蕪村などの水墨画に登場しますけれど、本来は日本に生息していない鳥です。)

よく響く大きな声で、とても特徴的なサウンドスケープ。





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by coca-z | 2015-03-16 00:00 | 581-590
植物的生活587

打ち合わせと現場調査のため、中国の寧波と杭州に出掛けてきました。
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写真は2012年にプリッカー賞を受賞した(王澍 Wang Shu, ワン・シュウ)氏設計の寧波博物館。壁の素材は古いレンガや瓦を集めて造られています。


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こちらは同じく王澍 (ワンシュウ)氏の杭州・中国美術学院。
手摺は割竹と思われる素材。

何故だか、今は無き心斎橋のプランタン(村野藤吾氏設計)の籐(とう)の手摺を想い出します。


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寧波は大阪よりも少し暖かいようで、早春の花が見ごろ。 (街路樹のハクモクレンと、公園の池端に咲くスミレ)
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寧波市の花である山茶 (大振りな葉と大きな花から察するにトウツバキでしょう) が、かなりの数植えられているのが印象的でした。
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by coca-z | 2015-03-14 00:00 | 581-590



植物事務所COCA-Z(コカジ) 植物的生活               註)本ブログに記載されている広告は自動的に挿入されているもので、植物事務所コカジに一切関係はありません。
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